薬剤詳細データ

一般名

チミペロン製剤

製品名

トロペロン細粒1%

薬効名

抗精神病剤

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薬剤名

トロペロン細粒1%

yj-code

1179026C1040

添付文書No

1179026C1040_6_08

改定年月

2024-10

第3版

一般名

チミペロン製剤

薬効分類名

抗精神病剤


用法・用量

チミペロンとして、1日0.5~3mgよりはじめ徐々に増量し、通常成人1日3~12mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)


ボスミン


アドレナリンの作用を反転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


中枢神経抑制薬


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがある。用量を調節する。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


アルコール


中枢神経抑制作用が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


リチウム


類似化合物で心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告がある。


観察を十分に行う。


機序は明らかでないが、ブチロフェノン系薬剤は脳内ドパミン受容体とアデニルシクラーゼ活性を遮断し、リチウムもアデニルシクラーゼ活性を抑制して、相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。


相互に抗ドパミン作用を増強すると考えられている。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩が弱い抗ドパミン作用(D2)を有すると考えられている。


ドパミン作動薬


レボドパ等


ドパミン作動薬の作用を減弱することがある。


抗ドパミン作用を有するため、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗すると考えられている。


カルバマゼピン


類似化合物(ハロペリドール)で作用が減弱し、運動性興奮や譫妄状態を起こすとの報告がある。観察を十分に行う。


カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、類似化合物(ハロペリドール)の代謝が促進され、血中濃度が減少(平均60%)するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩、腸内容物のうっ滞等)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が認められた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。4: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

5: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、血圧上昇、胸内苦悶感、心電図変化(洞性徐脈、洞性頻脈、洞性不整脈、不完全脚ブロック、T波の変化、QT間隔の延長等)-動悸、徐脈
肝臓 -AST上昇、ALT上昇等
錐体外路症状 -アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、固縮、流涎等)-ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作、構音障害、舌のもつれ等)、嚥下困難、歩行異常
眼 -視調節障害、かすみ目
過敏症 -発疹等
血液 -貧血、白血球増加、血小板減少、血小板増加、血糖値低下、血糖値上昇等
消化器 -口渇、食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、食欲亢進
内分泌 -月経異常-乳汁分泌、乳房痛-血中プロラクチン値上昇
精神神経系 -睡眠障害-痙攣、意識障害、錯乱、眠気、不安・焦燥、興奮・易刺激性、めまい・ふらつき、頭痛、知覚異常、衝動行為、性的高揚、抑うつ、しびれ感等
その他 -倦怠感、脱力感、立ちくらみ、鼻閉、発汗、排尿障害、発熱、総コレステロール上昇、BUN上昇、クレアチニン値上昇、尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿糖等の判定が偽陽性ないし陽性化-浮腫、耳鳴、鼻血

薬剤名

トロペロン細粒1%

yj-code

1179026C1040

添付文書No

1179026C1040_6_08

改定年月

2024-10

第3版

一般名

チミペロン製剤

薬効分類名

抗精神病剤


用法・用量

チミペロンとして、1日0.5~3mgよりはじめ徐々に増量し、通常成人1日3~12mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)


ボスミン


アドレナリンの作用を反転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


中枢神経抑制薬


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがある。用量を調節する。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


アルコール


中枢神経抑制作用が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


リチウム


類似化合物で心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告がある。


観察を十分に行う。


機序は明らかでないが、ブチロフェノン系薬剤は脳内ドパミン受容体とアデニルシクラーゼ活性を遮断し、リチウムもアデニルシクラーゼ活性を抑制して、相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。


相互に抗ドパミン作用を増強すると考えられている。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩が弱い抗ドパミン作用(D2)を有すると考えられている。


ドパミン作動薬


レボドパ等


ドパミン作動薬の作用を減弱することがある。


抗ドパミン作用を有するため、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗すると考えられている。


カルバマゼピン


類似化合物(ハロペリドール)で作用が減弱し、運動性興奮や譫妄状態を起こすとの報告がある。観察を十分に行う。


カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、類似化合物(ハロペリドール)の代謝が促進され、血中濃度が減少(平均60%)するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩、腸内容物のうっ滞等)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が認められた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。4: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

5: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、血圧上昇、胸内苦悶感、心電図変化(洞性徐脈、洞性頻脈、洞性不整脈、不完全脚ブロック、T波の変化、QT間隔の延長等)-動悸、徐脈
肝臓 -AST上昇、ALT上昇等
錐体外路症状 -アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、固縮、流涎等)-ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作、構音障害、舌のもつれ等)、嚥下困難、歩行異常
眼 -視調節障害、かすみ目
過敏症 -発疹等
血液 -貧血、白血球増加、血小板減少、血小板増加、血糖値低下、血糖値上昇等
消化器 -口渇、食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、食欲亢進
内分泌 -月経異常-乳汁分泌、乳房痛-血中プロラクチン値上昇
精神神経系 -睡眠障害-痙攣、意識障害、錯乱、眠気、不安・焦燥、興奮・易刺激性、めまい・ふらつき、頭痛、知覚異常、衝動行為、性的高揚、抑うつ、しびれ感等
その他 -倦怠感、脱力感、立ちくらみ、鼻閉、発汗、排尿障害、発熱、総コレステロール上昇、BUN上昇、クレアチニン値上昇、尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿糖等の判定が偽陽性ないし陽性化-浮腫、耳鳴、鼻血

薬剤名

トロペロン細粒1%

yj-code

1179026C1040

添付文書No

1179026C1040_6_08

改定年月

2024-10

第3版

一般名

チミペロン製剤

薬効分類名

抗精神病剤


用法・用量

チミペロンとして、1日0.5~3mgよりはじめ徐々に増量し、通常成人1日3~12mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)


ボスミン


アドレナリンの作用を反転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


中枢神経抑制薬


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがある。用量を調節する。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


アルコール


中枢神経抑制作用が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


リチウム


類似化合物で心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告がある。


観察を十分に行う。


機序は明らかでないが、ブチロフェノン系薬剤は脳内ドパミン受容体とアデニルシクラーゼ活性を遮断し、リチウムもアデニルシクラーゼ活性を抑制して、相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。


相互に抗ドパミン作用を増強すると考えられている。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩が弱い抗ドパミン作用(D2)を有すると考えられている。


ドパミン作動薬


レボドパ等


ドパミン作動薬の作用を減弱することがある。


抗ドパミン作用を有するため、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗すると考えられている。


カルバマゼピン


類似化合物(ハロペリドール)で作用が減弱し、運動性興奮や譫妄状態を起こすとの報告がある。観察を十分に行う。


カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、類似化合物(ハロペリドール)の代謝が促進され、血中濃度が減少(平均60%)するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩、腸内容物のうっ滞等)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が認められた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。4: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

5: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、血圧上昇、胸内苦悶感、心電図変化(洞性徐脈、洞性頻脈、洞性不整脈、不完全脚ブロック、T波の変化、QT間隔の延長等)-動悸、徐脈
肝臓 -AST上昇、ALT上昇等
錐体外路症状 -アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、固縮、流涎等)-ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作、構音障害、舌のもつれ等)、嚥下困難、歩行異常
眼 -視調節障害、かすみ目
過敏症 -発疹等
血液 -貧血、白血球増加、血小板減少、血小板増加、血糖値低下、血糖値上昇等
消化器 -口渇、食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、食欲亢進
内分泌 -月経異常-乳汁分泌、乳房痛-血中プロラクチン値上昇
精神神経系 -睡眠障害-痙攣、意識障害、錯乱、眠気、不安・焦燥、興奮・易刺激性、めまい・ふらつき、頭痛、知覚異常、衝動行為、性的高揚、抑うつ、しびれ感等
その他 -倦怠感、脱力感、立ちくらみ、鼻閉、発汗、排尿障害、発熱、総コレステロール上昇、BUN上昇、クレアチニン値上昇、尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿糖等の判定が偽陽性ないし陽性化-浮腫、耳鳴、鼻血

薬剤名

トロペロン細粒1%

yj-code

1179026C1040

添付文書No

1179026C1040_6_08

改定年月

2024-10

第3版

一般名

チミペロン製剤

薬効分類名

抗精神病剤


用法・用量

チミペロンとして、1日0.5~3mgよりはじめ徐々に増量し、通常成人1日3~12mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

統合失調症

相互作用:併用禁忌

アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療、又は歯科領域における浸潤麻酔もしくは伝達麻酔に使用する場合を除く)


ボスミン


アドレナリンの作用を反転させ、重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

アドレナリン含有歯科麻酔剤


リドカイン・アドレナリン


重篤な血圧低下を起こすことがある。


アドレナリンはアドレナリン作動性α及びβ刺激薬であるが、本剤のα遮断作用により、β刺激作用が優位となり、血圧降下作用が増強されると考えられている。


中枢神経抑制薬


バルビツール酸誘導体等


中枢神経抑制作用が増強することがある。用量を調節する。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


アルコール


中枢神経抑制作用が増強することがある。


相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


リチウム


類似化合物で心電図変化、重症の錐体外路症状、持続性のジスキネジア、突発性のSyndrome malin(悪性症候群)、非可逆性の脳障害を起こすとの報告がある。


観察を十分に行う。


機序は明らかでないが、ブチロフェノン系薬剤は脳内ドパミン受容体とアデニルシクラーゼ活性を遮断し、リチウムもアデニルシクラーゼ活性を抑制して、相互に中枢神経抑制作用を増強すると考えられている。


メトクロプラミド、ドンペリドン


内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。


相互に抗ドパミン作用を増強すると考えられている。


タンドスピロンクエン酸塩


錐体外路症状を増強するおそれがある。


タンドスピロンクエン酸塩が弱い抗ドパミン作用(D2)を有すると考えられている。


ドパミン作動薬


レボドパ等


ドパミン作動薬の作用を減弱することがある。


抗ドパミン作用を有するため、ドパミン作動性神経において、作用が拮抗すると考えられている。


カルバマゼピン


類似化合物(ハロペリドール)で作用が減弱し、運動性興奮や譫妄状態を起こすとの報告がある。観察を十分に行う。


カルバマゼピンの肝薬物代謝酵素誘導作用により、類似化合物(ハロペリドール)の代謝が促進され、血中濃度が減少(平均60%)するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: Syndrome malin(悪性症候群)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。2: 麻痺性イレウス(頻度不明)

-腸管麻痺(初期症状:食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩、腸内容物のうっ滞等)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺が認められた場合には投与を中止すること。なお、この悪心・嘔吐は本剤の制吐作用により不顕性化することもあるので注意すること。3: 遅発性ジスキネジア(頻度不明)

-長期投与により、口周部等の不随意運動があらわれ、投与中止後も持続することがある。4: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

5: 肺塞栓症、深部静脈血栓症(いずれも頻度不明)

-肺塞栓症、静脈血栓症等の血栓塞栓症が報告されているので、観察を十分に行い、息切れ、胸痛、四肢の疼痛、浮腫等が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -血圧低下、頻脈、血圧上昇、胸内苦悶感、心電図変化(洞性徐脈、洞性頻脈、洞性不整脈、不完全脚ブロック、T波の変化、QT間隔の延長等)-動悸、徐脈
肝臓 -AST上昇、ALT上昇等
錐体外路症状 -アカシジア(静坐不能)、パーキンソン症候群(手指振戦、固縮、流涎等)-ジスキネジア(痙攣性斜頸、顔面及び頸部の攣縮、後弓反張、眼球回転発作、構音障害、舌のもつれ等)、嚥下困難、歩行異常
眼 -視調節障害、かすみ目
過敏症 -発疹等
血液 -貧血、白血球増加、血小板減少、血小板増加、血糖値低下、血糖値上昇等
消化器 -口渇、食欲不振、便秘、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、食欲亢進
内分泌 -月経異常-乳汁分泌、乳房痛-血中プロラクチン値上昇
精神神経系 -睡眠障害-痙攣、意識障害、錯乱、眠気、不安・焦燥、興奮・易刺激性、めまい・ふらつき、頭痛、知覚異常、衝動行為、性的高揚、抑うつ、しびれ感等
その他 -倦怠感、脱力感、立ちくらみ、鼻閉、発汗、排尿障害、発熱、総コレステロール上昇、BUN上昇、クレアチニン値上昇、尿蛋白・ウロビリノーゲン・尿糖等の判定が偽陽性ないし陽性化-浮腫、耳鳴、鼻血

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
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性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ