薬剤詳細データ

一般名

【般】トラゾドン塩酸塩錠50mg

製品名

レスリン錠50 50mg

薬効名

精神神経用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

レスリン錠50

yj-code

1179037F2025

添付文書No

1179037F1029_3_04

改定年月

2022-12

第2版

一般名

トラゾドン塩酸塩

薬効分類名

うつ病・うつ状態治療剤


用法・用量

トラゾドン塩酸塩として、通常、成人には1日75~100mgを初期用量とし、1日200mgまで増量し、1~数回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

うつ病・うつ状態

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

降圧剤


起立性低血圧及び失神を含む低血圧が起こるおそれがあるので、降圧剤の用量調節に注意すること。


本剤によってもまた、血圧低下があらわれることがある。


アルコール


中枢神経抑制剤


バルビツール酸誘導体等


本剤の作用が増大するおそれがある。なお、できるだけ飲酒は避けさせること。


中枢神経抑制作用が増強される。


モノアミン酸化酵素阻害剤


これらの薬剤の中止直後あるいは併用する場合に、本剤の作用が増大するおそれがあるので、本剤の投与量を徐々に増量するなど慎重に投与を開始すること。


セロトニン再取り込み阻害作用により、脳内のセロトニン濃度が高まるおそれがある。


強心配糖体


ジゴキシン等


フェニトイン


血清中のジゴキシン濃度又はフェニトイン濃度が上昇するおそれがある。


機序不明


フェノチアジン誘導体


クロルプロマジン塩酸塩等


血圧低下を起こすおそれがある。


ともにα受容体遮断作用を有する。


ワルファリンカリウム


プロトロンビン時間の短縮がみられたとの報告がある。


機序不明


カルバマゼピン


本剤の血中濃度が低下し、作用が減弱するおそれがある。


CYP3A4の誘導作用により本剤の代謝が促進される。


CYP3A4阻害剤


リトナビル


ニルマトレルビル・リトナビル


インジナビル


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがあるので、本剤を減量するなど用量に注意すること。


これらの薬剤のCYP3A4阻害作用により本剤の代謝が阻害される。


セロトニン作動薬


選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)


パロキセチン


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


アミトリプチリン


イミプラミン塩酸塩


クロミプラミン塩酸塩


タンドスピロン


炭酸リチウム


トリプタン系薬剤


L-トリプトファン含有製剤


タペンタドール塩酸塩含有製剤


デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤


トラマドール塩酸塩含有製剤


フェンタニル含有製剤


ペチジン塩酸塩含有製剤


ペンタゾシン含有製剤


メサドン塩酸塩





セロトニン症候群を起こすおそれがある。


機序不明


セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


セロトニン症候群を起こすおそれがある。


機序不明


副作用:重大な副作用

1: QT延長、心室頻拍(torsade de pointesを含む)、心室細動、心室性期外収縮(いずれも頻度不明)

2: 悪性症候群(Syndrome malin)(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合は、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発症時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。なお、高熱が持続し、意識障害、呼吸困難、循環虚脱、脱水症状、急性腎障害へと移行し、死亡した例が報告されている。3: セロトニン症候群(頻度不明)

-錯乱、発汗、反射亢進、ミオクロヌス、戦慄、頻脈、振戦、発熱、協調異常等が認められた場合には、投与を中止し、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。4: 錯乱(頻度不明)、せん妄(0.07%)

-減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。5: 麻痺性イレウス(0.03%)

-腸管麻痺(食欲不振、悪心・嘔吐、著しい便秘、腹部の膨満あるいは弛緩及び腸内容物のうっ滞等の症状)をきたし、麻痺性イレウスに移行することがあるので、腸管麻痺があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 持続性勃起(頻度不明)

-陰茎及び陰核の持続性勃起の治療として、アドレナリン、ノルアドレナリンなどのα-アドレナリン作動薬の海綿体内注射及び外科的処置が行われた症例が報告されている。7: 無顆粒球症(頻度不明)

副作用:その他副作用


循環器 -低血圧、動悸・頻脈-失神、徐脈、不整脈-高血圧、起立性低血圧
精神神経系 -眠気、めまい・ふらつき、頭痛・頭重、構音障害、振戦等のパーキンソン症状、頭がボーッとする、視調節障害(霧視、複視等)、不眠、運動失調、躁転-痙攣、焦燥感、流涎、健忘、知覚障害、幻覚、運動過多、不安、見当識障害、口周囲不随意運動、集中力低下-興奮、妄想、性欲亢進、性欲減退、悪夢、怒り・敵意(攻撃的反応)、異常感覚、インポテンス、協調運動障害、激越
過敏症 -浮腫、発疹-そう痒感-眼瞼そう痒感
血液 -白血球減少、貧血-白血球増多-溶血性貧血、血小板減少
消化器 -口渇、便秘、悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛-下痢、胃重感、嚥下障害、腹部膨満感、味覚異常-食欲亢進、胸やけ
肝臓 -肝機能障害(AST、ALT、Al-P、γ-GTP上昇等)
その他 -倦怠感、ほてり、脱力感、排尿障害-鼻閉、関節痛、筋肉痛、発汗、眼精疲労、耳鳴、尿失禁、頻尿、射精障害、月経異常、乳房痛、胸痛、体重減少、体重増加、疲労、悪寒、血清脂質増加-息切れ、血尿、乳汁分泌、眼球充血、低ナトリウム血症、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,293,253 0 4,221 37,466 116,949 283,713 365,273 198,067 162,598 108,860 16,106 0
女性 2,019,370 0 7,286 69,115 213,794 442,319 467,334 280,838 282,416 203,599 50,903 1,766
合計 3,314,006 0 11,507 106,581 330,743 726,032 832,607 478,905 445,014 312,459 67,009 1,766
男性 1,293,253 0 4,221 37,466 116,949 283,713 365,273 198,067 162,598 108,860 16,106 0
女性 2,019,370 0 7,286 69,115 213,794 442,319 467,334 280,838 282,416 203,599 50,903 1,766
合計 3,314,006 0 11,507 106,581 330,743 726,032 832,607 478,905 445,014 312,459 67,009 1,766
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道141,060
東北229,764
関東1,406,050
中部426,010
近畿635,740
中国・四国241,330
九州234,052
合計3,314,006
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道141,060
北東北71,113
南東北117,088
北関東136,767
南関東1,269,283
甲信越78,443
北陸55,517
東海349,710
関西578,080
中国216,960
四国24,370
北九州191,221
南九州30,083
沖縄25,496
合計3,314,006
都道府県別
都道府県名 合計
北海道141,060
青森県37,762
岩手県41,563
宮城県20,477
秋田県33,351
山形県36,230
福島県60,381
茨城県68,360
栃木県32,564
群馬県35,843
埼玉県166,609
千葉県79,704
東京都614,644
神奈川県408,326
新潟県26,021
富山県8,558
石川県27,216
福井県19,743
山梨県17,214
長野県35,208
岐阜県23,954
静岡県59,060
愛知県209,036
三重県57,660
滋賀県20,869
京都府117,931
大阪府218,742
兵庫県134,990
奈良県42,208
和歌山県43,340
鳥取県7,147
島根県4,779
岡山県73,509
広島県102,244
山口県29,281
徳島県1,543
香川県6,650
愛媛県8,187
高知県7,990
福岡県112,296
佐賀県20,132
長崎県19,200
熊本県26,626
大分県12,967
宮崎県9,161
鹿児島県20,922
沖縄県12,748
合計3,314,006
更新予告まとめ