薬剤詳細データ

一般名

セルトラリン塩酸塩錠/口腔内崩壊錠

製品名

セルトラリンOD錠50mg「トーワ」

薬効名

選択的セロトニン再取り込み阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セルトラリンOD錠50mg「トーワ」

yj-code

1179046F5040

添付文書No

1179046F1176_1_15

改定年月

2024-01

第2版

一般名

セルトラリン塩酸塩錠/口腔内崩壊錠

薬効分類名

選択的セロトニン再取り込み阻害剤


用法・用量

通常、成人にはセルトラリンとして1日25mgを初期用量とし、1日100mgまで漸増し、1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により1日100mgを超えない範囲で適宜増減する。

効能・効果

うつ病・うつ状態 パニック障害 外傷後ストレス障害

相互作用:併用禁忌

MAO阻害剤


セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)


サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ),


発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることがある。なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合、また本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合には、14日間以上の間隔をおくこと。


セロトニンの分解が阻害され、脳内セロトニン濃度が高まると考えられる。


ピモジド(オーラップ),


ピモジドとの併用により、ピモジドのAUC及びCmaxがそれぞれ1.4倍増加したとの報告がある。ピモジドはQT延長を引き起こすことがあるので本剤と併用しないこと。


機序不明


相互作用:併用注意

メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)


セロトニン症候群があらわれるおそれがある。


左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強されると考えられる。


リネゾリド


セロトニン症候群の症状(錯乱、協調運動障害、血圧上昇等)があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、本剤と併用薬の両方あるいはいずれか一方の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


リネゾリドは非選択的、可逆的MAO阻害作用を有する。


5-HT1B/1D受容体作動薬


スマトリプタンコハク酸塩ゾルミトリプタンエレトリプタン臭化水素酸塩


脱力、反射亢進、協調運動障害、錯乱、不安、焦燥、興奮があらわれることがある。


相互に作用を増強させるおそれがある。


トラマドール塩酸塩含有製剤メサドン塩酸塩ペンタゾシン含有製剤ペチジン塩酸塩含有製剤タペンタドール塩酸塩デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤フェンタニル含有製剤


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤はセロトニン作用を有する。


L-トリプトファンを含有する製剤


アミノ酸製剤経腸成分栄養剤


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


L-トリプトファンはセロトニンの前駆物質であるため、脳内セロトニン濃度が高まるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


セロトニン作用が増強されるおそれがある。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)はセロトニン作用を有する。


炭酸リチウム


セロトニンに関連した副作用(振戦等)が増大するおそれがある。


相互に作用を増強させるおそれがある。


三環系抗うつ剤


クロミプラミン塩酸塩イミプラミン塩酸塩アミトリプチリン塩酸塩


薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。


本剤がこれらの薬剤の代謝を阻害することがある。


ワルファリン,


ワルファリンのプロトロンビン反応時間曲線下面積が軽度増加(8%)したとの報告がある。本剤の投与を開始もしくは中止する場合は、プロトロンビン時間を慎重にモニターすること。


機序不明


出血傾向が増強する薬剤


非定型抗精神病剤フェノチアジン系薬剤三環系抗うつ剤アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤ワルファリン等,


異常出血(鼻出血、胃腸出血、血尿等)が報告されているので、注意して投与すること。


SSRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増大することがある。


血糖降下薬


トルブタミド


トルブタミドのクリアランスが減少(16%)したとの報告がある。


本剤がこの薬剤の代謝を阻害するためと考えられる。


シメチジン


本剤のAUC及びCmaxの増大(50%、24%)及びt1/2の延長(26%)がみられたとの報告がある。


本剤の代謝が阻害されたためと考えられる。


アルコール(飲酒)


本剤投与中は、飲酒を避けることが望ましい。


本剤との相互作用は認められていないが、他の抗うつ剤で作用の増強が報告されている。


QT延長を起こすことが知られている薬剤,


QT延長を起こすおそれがある。


併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。


スルピリン水和物


本剤の血漿中濃度が低下し、有効性が減弱するおそれがある。


併用によりCYP2B6及びCYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進されるためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: セロトニン症候群(頻度不明)

-不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクロヌス、自律神経不安定等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。,,2: 悪性症候群(頻度不明)

-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。抗精神病剤との併用時にあらわれることが多いため、特に注意すること。異常が認められた場合には、抗精神病剤及び本剤の投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発現時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。3: 痙攣(頻度不明)、昏睡(頻度不明)

4: 肝機能障害(頻度不明)

-肝不全、肝炎、黄疸があらわれることがあるので、必要に応じて肝機能検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。5: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)

-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、 高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。6: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

-異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。7: アナフィラキシー(頻度不明)

-アナフィラキシー(呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等)があらわれることがある。8: QT延長(頻度不明)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)(頻度不明)

-,,,9: 血小板減少(頻度不明)

副作用:その他副作用


精神系 -睡眠障害(不眠等)、錯乱状態-悪夢、易刺激性、易興奮性、うつ病、躁病、精神症、多幸症、リビドー減退、記憶障害、注意力障害-攻撃的反応、不安、焦燥、興奮、幻覚
神経系 -傾眠(15.2%)、頭痛、浮動性めまい、振戦、感覚減退-起立性めまい、味覚異常、頭部不快感、運動障害(アカシジア、錐体外路症状、運動過多、歯ぎしり、歩行異常等)、錯感覚-不随意性筋収縮、ジスキネジー、ジストニー、片頭痛、失神
感覚器 -調節障害、視覚異常(霧視、羞明、視力低下等)、耳鳴、耳閉感、回転性眩暈-散瞳
循環器 -動悸-起立性低血圧、血圧低下、血圧上昇、頻脈
肝臓 -ALT増加、AST増加、γ-GTP増加-LDH増加、Al-P増加、総ビリルビン増加、直接ビリルビン増加
血液 -白血球数増加又は減少、単球増加、出血傾向(鼻出血、胃腸出血、血尿等)-血小板機能異常、紫斑、斑状出血、皮下出血
消化器系 -悪心・嘔吐(20.3%)、口内乾燥、下痢・軟便、便秘、腹部不快感、腹痛、腹部膨満、消化不良、食欲不振-胃腸障害、食欲亢進-膵炎
過敏症 -発疹-蕁麻疹、そう痒症、顔面浮腫、眼窩周囲浮腫-光線過敏性反応
泌尿器・生殖器 -排尿困難、尿閉、頻尿、性機能障害(射精遅延、持続勃起症等)、月経障害-尿失禁・夜尿、乳汁漏出症、女性化乳房
筋・骨格系 -背部痛、関節痛、筋緊張異常(筋硬直、筋緊張亢進、筋痙攣等)-開口障害
代謝・内分泌 -総蛋白減少、総コレステロール増加、尿糖、尿蛋白-甲状腺機能低下症、低ナトリウム血症、高プロラクチン血症、血糖異常
その他 -倦怠感、多汗(発汗、寝汗等)-無力症、熱感、異常感、胸痛、胸部圧迫感、疲労、発熱、ほてり、悪寒、体重減少、体重増加、末梢性浮腫、あくび、脱毛症-気管支痙攣、好酸球性肺炎

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
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群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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福井県0
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三重県0
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広島県0
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香川県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ