薬剤詳細データ 一般名 ベンラファキシン塩酸塩 製品名 イフェクサーSRカプセル37.5mg 薬効名 精神神経用剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 イフェクサーSRカプセル37.5mg yj-code 1179055N1021 添付文書No 1179055N1021_3_05 改定年月 2024-07 版 第7版 一般名 ベンラファキシン塩酸塩 薬効分類名 セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 用法・用量 通常、成人にはベンラファキシンとして1日37.5mgを初期用量とし、1週後より1日75mgを1日1回食後に経口投与する。なお、年齢、症状に応じ1日225mgを超えない範囲で適宜増減するが、増量は1週間以上の間隔をあけて1日用量として75mgずつ行うこと。 効能・効果 うつ病・うつ状態 相互作用:併用禁忌 モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤セレギリン塩酸塩(エフピー)ラサギリンメシル酸塩(アジレクト)サフィナミドメシル酸塩(エクフィナ)本剤又は他の抗うつ剤で、併用により発汗、不穏、全身痙攣、異常高熱、昏睡等の症状があらわれることがある。なお、MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合は14日間以上、本剤投与後にMAO阻害剤を投与する場合は7日間以上の間隔をおくこと。主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる。 相互作用:併用注意 アルコール(飲酒)本剤投与中は、飲酒を避けることが望ましい。相互に中枢神経抑制作用を増強させる可能性がある。メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)セロトニン症候群があらわれるおそれがある。左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強されると考えられる。セロトニン作用薬炭酸リチウム、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)及び選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、トラマドール塩酸塩含有製剤、メサドン塩酸塩、ペンタゾシン含有製剤、ペチジン塩酸塩含有製剤、タペンタドール塩酸塩、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物含有製剤、フェンタニル含有製剤、トリプタン系薬剤、L-トリプトファン含有製剤、リネゾリド等相互にセロトニン作用を増強することにより、セロトニン症候群等があらわれるおそれがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、相互にセロトニン作用が増強することがある。セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等相互にセロトニン作用を増強することにより、セロトニン症候群等があらわれるおそれがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、相互にセロトニン作用が増強することがある。セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等本剤及びO-脱メチル体の血中濃度が低下するおそれがあるので注意して投与すること。セイヨウオトギリソウが本剤の代謝酵素(CYP3A4)を誘導すると考えられる。アドレナリン、ノルアドレナリンこれらの薬剤(特に注射剤)との併用により、心血管作用(血圧上昇等)が増強することがあるので、本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため、併用により、アドレナリン作用が増強することがある。出血傾向が増強する薬剤アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤、ワルファリン等の抗凝固剤出血傾向が増強するおそれがあるので、注意して投与すること。SNRIの投与により血小板凝集能が阻害され、これらの薬剤との併用により出血傾向が増強することがある。ハロペリドールハロペリドールの血中濃度が上昇するおそれがあるので、注意して投与すること。機序不明イミプラミン塩酸塩イミプラミンの活性代謝物の血中濃度が上昇するおそれがあるので、注意して投与すること。機序不明シメチジン本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、注意して投与すること。シメチジンの薬物代謝酵素(CYP3A4、CYP2D6)阻害作用により、本剤の代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。CYP3A4阻害剤ケトコナゾール、エリスロマイシン、リトナビル等本剤及びO-脱メチル体の血中濃度が上昇するおそれがあるので注意して投与すること。CYP3A4阻害剤であるケトコナゾール(経口剤)の併用による本剤の副代謝経路の阻害が報告されている。メトプロロール酒石酸塩メトプロロールの血中濃度が上昇するおそれがあるので注意して投与すること。機序不明メトプロロール酒石酸塩メトプロロールの降圧作用が減弱するおそれがあるので注意して投与すること。本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。インジナビル硫酸塩エタノール付加物インジナビルの血中濃度が低下するおそれがあるので注意して投与すること。機序不明リスペリドンリスペリドンの血中濃度が上昇するおそれがあるので注意して投与すること。本剤の薬物代謝酵素(CYP2D6)の阻害作用により、リスペリドンの代謝が阻害され、血中濃度が上昇すると考えられる。QT延長を起こすことが知られている薬剤QT延長を起こすおそれがある。併用によりQT延長作用が相加的に増加するおそれがある。 副作用:重大な副作用 1: セロトニン症候群(0.2%)-不安、焦燥、興奮、錯乱、発汗、下痢、発熱、高血圧、固縮、頻脈、ミオクローヌス、自律神経失調等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。2: 悪性症候群(頻度不明)-無動緘黙、強度の筋強剛、嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗等が発現し、それに引き続き発熱がみられる場合がある。抗精神病剤との併用時にあらわれることが多いため、特に注意すること。異常が認められた場合には、抗精神病剤及び本剤の投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと。本症発現時には、白血球の増加や血清CKの上昇がみられることが多く、また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある。3: 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明)-低ナトリウム血症、低浸透圧血症、尿中ナトリウム排泄量の増加、高張尿、痙攣、意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので、これらの症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。4: QT延長(0.5%)、心室頻拍(torsade de pointesを含む)(頻度不明)、心室細動(頻度不明)5: 痙攣(0.2%)6: アナフィラキシー(頻度不明)-アナフィラキシー(呼吸困難、喘鳴、血管浮腫等)があらわれることがある。7: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)、多形紅斑(頻度不明)-異常が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。9: 無顆粒球症(頻度不明)、再生不良性貧血(頻度不明)、汎血球減少症(頻度不明)、好中球数減少(0.2%)、血小板数減少(0.2%)-必要に応じて血液検査を行うこと。10: 間質性肺疾患(頻度不明)11: 高血圧クリーゼ(頻度不明)-血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。12: 尿閉(0.2%)-導尿を実施するなど適切な処置を行うこと。 副作用:その他副作用 過敏症 -発疹、そう痒症-じん麻疹-血管浮腫、光線過敏性反応精神神経系 -傾眠(26.9%)、浮動性めまい(24.4%)、頭痛(19.3%)、不眠症(16.0%)-易刺激性、異常感覚(錯感覚、感覚鈍麻等)、筋緊張亢進(筋骨格硬直、筋痙縮等)、振戦-躁病、激越、落ち着きのなさ、幻覚、せん妄、異常な夢(悪夢等)、無感情、失神、味覚異常、リビドー減退、アカシジア、ジスキネジー、ミオクローヌス-錯乱状態、神経過敏、鎮静、離人症、錐体外路障害(ジストニーを含む)、協調運動障害、平衡障害消化器 -悪心(33.5%)、腹部不快感(腹痛、膨満、便秘等)(27.2%)、口内乾燥(24.3%)、嘔吐、下痢-食欲減退-膵炎、歯ぎしり感覚器 -調節障害-耳鳴、視覚障害-散瞳、閉塞隅角緑内障循環器 -動悸(13.2%)-血圧上昇、頻脈-血圧低下、起立性低血圧血液 -異常出血(斑状出血、粘膜出血、胃腸出血等)-出血時間延長肝臓 -肝機能検査値異常(ALT・AST・γ-GTP・LDH・Al-P・血中ビリルビンの上昇等)(10.0%)-肝炎泌尿器・生殖器 -排尿困難-頻尿-月経障害、射精障害、勃起不全-尿失禁、オルガズム障害、無オルガズム症代謝・内分泌 -血中コレステロール増加-低ナトリウム血症-血中プロラクチン増加その他 -体重減少、発汗(寝汗等)、無力症(疲労、倦怠感等)-ほてり、体重増加-あくび、悪寒、呼吸困難、脱毛症、骨折 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 6,786,535 0 100,761 776,185 1,376,036 1,758,823 1,641,946 615,630 354,326 145,894 16,934 0 女性 10,011,087 0 194,481 1,377,434 1,778,073 2,094,818 1,750,926 971,370 1,088,374 658,717 96,894 0 合計 16,798,555 0 295,242 2,153,619 3,154,109 3,853,641 3,392,872 1,587,000 1,442,700 804,611 113,828 0 男性 6,786,535 0 100,761 776,185 1,376,036 1,758,823 1,641,946 615,630 354,326 145,894 16,934 0 女性 10,011,087 0 194,481 1,377,434 1,778,073 2,094,818 1,750,926 971,370 1,088,374 658,717 96,894 0 合計 16,798,555 0 295,242 2,153,619 3,154,109 3,853,641 3,392,872 1,587,000 1,442,700 804,611 113,828 0 単位:カプセル 性別・年代別グラフ 単位:カプセル 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道795,056東北1,007,386関東6,446,062中部2,768,216近畿2,977,920中国・四国1,207,970九州1,595,946合計16,798,555 単位:カプセル 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道795,056北東北241,281南東北637,670北関東771,818南関東5,674,244甲信越777,209北陸371,294東海1,868,315関西2,729,318中国801,508四国406,462北九州1,075,375南九州393,381沖縄254,380合計16,798,555 単位:カプセル 都道府県別 都道府県名 合計 北海道795,056青森県116,540岩手県128,435宮城県260,714秋田県124,741山形県152,078福島県224,878茨城県386,826栃木県160,039群馬県224,953埼玉県792,380千葉県874,512東京都2,768,126神奈川県1,239,226新潟県359,263富山県145,235石川県141,382福井県84,677山梨県131,582長野県286,364岐阜県209,330静岡県488,987愛知県921,396三重県248,602滋賀県159,829京都府372,097大阪府1,262,256兵庫県671,856奈良県145,055和歌山県118,225鳥取県41,232島根県95,388岡山県207,290広島県271,310山口県186,288徳島県82,702香川県92,794愛媛県116,631高知県114,335福岡県457,216佐賀県83,534長崎県168,407熊本県197,282大分県168,936宮崎県192,037鹿児島県201,344沖縄県127,190合計16,798,555 単位:カプセル