薬剤詳細データ

一般名

A型ボツリヌス毒素

製品名

ボトックスビスタ注用50単位

薬効名

A型ボツリヌス毒素製剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ボトックスビスタ注用50単位

yj-code

122940AD1026

添付文書No

122940AD1026_3_01

改定年月

2023-08

第2版

一般名

A型ボツリヌス毒素

薬効分類名

A型ボツリヌス毒素製剤


用法・用量

〈眉間の表情皺〉 通常、65歳未満の成人にはA型ボツリヌス毒素として合計10~20単位を左右の皺眉筋に各2部位(合計4部位)及び鼻根筋1部位に均等に分割して筋肉内注射する。なお、症状再発の場合には再投与することができるが、3ヵ月以内の再投与は避けること。〈注射部位〉(図1) 〈目尻の表情皺〉 通常、65歳未満の成人にはA型ボツリヌス毒素として合計12~24単位を左右の眼輪筋の外側に各3部位(合計6部位)に均等に分割して筋肉内注射する。目尻の表情皺が外眼角の上下にある場合は図2のように投与する。目尻の表情皺が外眼角の下方にある場合は図3のように投与する。なお、症状再発の場合には再投与することができるが、3ヵ月以内の再投与は避けること。〈注射部位〉(図2) (図3)

効能・効果

65歳未満の成人における眉間又は目尻の表情皺

相互作用:併用禁忌

他のボツリヌス毒素製剤,


過剰な筋弛緩があらわれることがあり、呼吸困難、嚥下障害等を発現するリスクが高まるおそれがあるため、本剤と他のボツリヌス毒素製剤の同時投与は避けること。


本剤及びこれらの薬剤は、ともに筋弛緩作用を有するため作用が増強されるおそれがある。


相互作用:併用注意

筋弛緩剤


ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物ダントロレンナトリウム水和物等


閉瞼不全、頸部筋脱力等の過剰な筋弛緩があらわれるおそれがある。嚥下障害の発現が高まるおそれがある。


筋弛緩作用が増強されることがある。併用薬の抗コリン作用による口渇、嚥下困難等が出現するため、嚥下障害が増強されることがある。


筋弛緩作用を有する薬剤


スペクチノマイシン塩酸塩水和物アミノグリコシド系抗生物質


ゲンタマイシン硫酸塩、フラジオマイシン硫酸塩等


ポリペプチド系抗生物質


ポリミキシンB硫酸塩等


テトラサイクリン系抗生物質リンコマイシン系抗生物質抗痙縮剤


バクロフェン等


抗コリン剤


ブチルスコポラミン臭化物、トリヘキシフェニジル塩酸塩等


ベンゾジアゼピン系薬剤及び類薬


ジアゼパム、エチゾラム等


ベンザミド系薬剤


チアプリド塩酸塩、スルピリド等


閉瞼不全、頸部筋脱力等の過剰な筋弛緩があらわれるおそれがある。嚥下障害の発現が高まるおそれがある。


筋弛緩作用が増強されることがある。併用薬の抗コリン作用による口渇、嚥下困難等が出現するため、嚥下障害が増強されることがある。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー、血清病(頻度不明)

-本剤の投与に際しては、これらの症状の発現に備えること。また、本剤投与後、悪心等の体調の変化がないか、患者の状態を十分観察し、異常がないことを確認すること。呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、発疹等の症状が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。2: 眼障害(頻度不明)

-重篤な角膜露出、持続性上皮欠損、角膜潰瘍、角膜穿孔の報告があるので、兎眼、閉瞼不全等があらわれた場合には、眼球の乾燥を避けるため人工涙液等の点眼剤を投与するなど適切な処置を行うこと。3: 嚥下障害(頻度不明)、呼吸障害(0.02%)

-嚥下障害から嚥下性肺炎を来し、重篤な呼吸困難に至ったとする報告がある。また、ボトックス注用の投与部近位への拡散により呼吸機能低下があらわれることがある。初回及び2回目の投与後1、2週間は嚥下障害、声質の変化、呼吸困難等の発現に特に留意するとともに、嚥下障害や呼吸障害の発現が認められた場合には、適切な処置を行うこと。4: 痙攣発作(頻度不明)

-痙攣発作あるいはその再発が報告されている。痙攣発作の素因のある患者に投与する場合には特に注意すること。

副作用:その他副作用


過剰な筋弛緩作用 -眼瞼下垂-兎眼、顔面麻痺、局所性筋力低下(頸部筋脱力、口角下垂等)-眼瞼外反、眼瞼内反、閉瞼不全
眼 -複視、霧視(感)、羞明、眼脂、流涙、眼痛-眼の刺激、斜視、結膜炎、眼の乾燥感、角膜炎、角膜糜爛、視力低下、眼瞼浮腫
皮膚 -発疹、そう痒感、紅斑、脱毛(睫毛眉毛脱落を含む)-乾癬様皮疹、多形紅斑
注射部位 -注射部腫脹、注射部出血斑、注射部熱感、注射部位疼痛-注射部ひきつり感、注射部感染、近隣筋の疼痛及び緊張亢進
血液 -白血球減少-血小板減少
消化器 -嘔気、下痢、口内乾燥-嚥下障害、食欲不振、嘔吐、腹痛
精神神経系 -頭痛-めまい、失神、感覚異常-神経根障害、しびれ感
その他 -顔面痛、発熱、CK上昇、感冒様症状-脱力(感)、倦怠(感)、耳鳴、聴力低下、発汗、脱神経性萎縮/筋萎縮、筋肉痛、肝機能検査異常

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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東京都0
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広島県0
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香川県0
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福岡県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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