薬剤詳細データ

一般名

l-イソプレナリン塩酸塩

製品名

プロタノールL注1mg

薬効名

心機能・組織循環促進剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

プロタノールL注1mg

yj-code

2119400A2032

添付文書No

2119400A1036_1_08

改定年月

2020-05

第1版

一般名

l-イソプレナリン塩酸塩

薬効分類名

心機能・組織循環促進剤


用法・用量

〈点滴静注〉 l-イソプレナリン塩酸塩として0.2~1.0mgを等張溶液200~500mLに溶解し、心拍数又は心電図をモニターしながら注入する。徐脈型アダムス・ストークス症候群においては、心拍数を原則として毎分50~60に保つ。ショックないし低拍出量症候群においては、心拍数を原則として毎分110前後に保つようにする。 〈緊急時〉 急速な効果発現を必要とする時には、l-イソプレナリン塩酸塩として0.2mgを等張溶液20mLに溶解し、その2~20mLを静脈内(徐々に)、筋肉内又は皮下に注射する。心臓がまさに停止せんとする時には、l-イソプレナリン塩酸塩として0.02~0.2mgを心内に与えてもよい。なお、症状により適宜増量する。

効能・効果

アダムス・ストークス症候群(徐脈型)の発作時(高度の徐脈、心停止を含む)、あるいは発作反復時 心筋梗塞や細菌内毒素等による急性心不全 手術後の低心拍出量症候群 気管支喘息の重症発作時

相互作用:併用禁忌

カテコールアミン


アドレナリン(ボスミン)等


エフェドリンメチルエフェドリン(メチエフ)メチルエフェドリンサッカリネートフェノテロール(ベロテック)ドロキシドパ(ドプス)


重篤ないし致死的不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。


左記薬剤のβ刺激作用により、相加的に交感神経興奮作用が増強されると考えられている。


相互作用:併用注意

β刺激剤


サルブタモールプロカテロール等


不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがある。異常が認められた際には減量するなど適切な処置を行うこと。


左記薬剤のβ刺激作用により、相加的に交感神経興奮作用が増強されると考えられている。


キサンチン誘導体


テオフィリンアミノフィリン水和物等


低カリウム血症、循環器症状(頻脈等)等の本剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、本剤の作用が増強されるためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ステロイド剤利尿剤


血清カリウム値が低下するおそれがある。併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。


左記薬剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が増強されることが考えられる。


強心配糖体


ジゴキシンジギトキシンラナトシドC等


左記薬剤の作用を増強することがある。


併用により心臓に対する作用が増強され、不整脈が起こる可能性が高くなると考えられる。また、本剤の副作用の低カリウム血症によりジギタリス中毒が起こりやすくなると考えられる。


アセチルコリン


本剤及び左記薬剤の作用が減弱されることがある。


本剤は、自律神経系の支配臓器において左記薬剤と拮抗的に作用すると考えられている。


マオウ


不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなる。


左記薬剤の主成分であるエフェドリンは交感神経興奮作用を有するため、本剤との併用により、作用が増強される。


副作用:重大な副作用

1: 心筋虚血(異型狭心症、非Q波梗塞等)(頻度不明)

-本剤の投与中及び投与後に心電図でST上昇又は低下を伴う心筋虚血(異型狭心症、非Q波梗塞等)があらわれることがあるので、心電図及び血圧測定を行うこと。胸痛があらわれた場合には、直ちにニトログリセリンを投与するなど適切な処置を行うこと。2: 心室性期外収縮、心室性頻拍、致死的不整脈(いずれも頻度不明)

-異常が認められた場合には投与を中止するか、減量又は点滴注入速度を遅くするなど適切な処置を行うこと。,3: 重篤な血清カリウム値の低下(頻度不明)

-β2-刺激剤による血清カリウム値の低下作用は、キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。さらに、低酸素血症は血清カリウム値の低下が心リズムに及ぼす作用を増強することがある。このような場合には血清カリウム値をモニターすることが望ましい。

副作用:その他副作用


精神神経系 -頭痛、振戦、発汗、神経過敏
消化器 -悪心・嘔吐、胃痛、下痢、鼓腸
循環器 -心悸亢進、頻脈-顔面潮紅・蒼白、血圧変動
過敏症 -発疹

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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広島県0
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更新予告まとめ