薬剤詳細データ

一般名

【般】トリクロルメチアジド錠2mg

製品名

トリクロルメチアジド錠2mg「日医工」

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

トリクロルメチアジド錠2mg「日医工」

yj-code

2132003F1427

添付文書No

2132003F1427_1_03

改定年月

2023-10

第1版

一般名

トリクロルメチアジド錠

薬効分類名

利尿降圧剤


用法・用量

通常、成人にはトリクロルメチアジドとして1日2~8mgを1~2回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、月経前緊張症

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


相互作用:併用注意

バルビツール酸誘導体


アヘンアルカロイド系麻薬


アルコール


臨床症状:起立性低血圧を増強することがある。


これらの薬剤は血管拡張作用を有するので、チアジド系利尿剤の降圧作用が増強されると考えられる。


昇圧アミン


ノルアドレナリン、アドレナリン


昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等を行うこと。


血管壁の反応性の低下及び交感神経終末からの生理的ノルアドレナリンの放出抑制が起こることが、動物試験で報告されている。


ツボクラリン及びその類似作用物質


ツボクラリン塩化物


麻痺作用を増強することがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等の処置を行うこと。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されると考えられている。


他の降圧剤


ACE阻害剤、β遮断剤


降圧作用を増強するおそれがあるので、降圧剤の用量調節等に注意すること。


作用機序が異なる降圧剤との併用により、降圧作用が増強されるとの報告がある。


ジギタリス剤


ジゴキシン、ジギトキシン


臨床症状:ジギタリスの心臓に対する作用を増強し、ジギタリス中毒を起こすおそれがある。


措置方法:血清カリウム値、ジギタリス血中濃度等に注意すること。


チアジド系利尿剤による血清カリウム値の低下により、多量のジギタリスが心筋Na+-K+ATPaseに結合し、心収縮力増強と不整脈が起こる。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


臨床症状:低カリウム血症が発現するおそれがある。


共にカリウム排泄作用を有する。


グリチルリチン製剤


甘草含有製剤


血清カリウム値の低下があらわれやすくなる。


これらの薬剤は低カリウム血症を主徴とした偽アルドステロン症を引き起こすことがあり、本剤との併用により低カリウム血症を増強する可能性がある。


糖尿病用剤


SU剤、インスリン


糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。


機序は明確ではないが、チアジド系利尿剤によるカリウム喪失により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。


リチウム


炭酸リチウム


臨床症状:リチウム中毒(振戦、消化器愁訴等)が増強される。


措置方法:血清リチウム濃度の測定を行うなど注意すること。


チアジド系利尿剤は遠位尿細管でナトリウムの再吸収を抑制するが、長期投与では近位尿細管で代償的にナトリウム、リチウムの再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇する。


コレスチラミン


利尿降圧作用が減弱される。


コレスチラミンの吸着作用により、利尿剤の吸収が阻害される。


非ステロイド系消炎鎮痛剤


インドメタシン等


利尿降圧作用が減弱されることがある。


非ステロイド系消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用による腎内プロスタグランジンの減少が、水・ナトリウムの体内貯留を引き起こし、利尿剤の作用と拮抗する。


副作用:重大な副作用

1: 再生不良性貧血(0.1%未満)

2: 低ナトリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがある。,3: 低カリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、脱力感、不整脈等を伴う低カリウム血症があらわれることがある。4: 間質性肺炎(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、顔面潮紅、光線過敏症
血液 -白血球減少、血小板減少、紫斑
代謝異常 -電解質失調(低クロール性アルカローシス、血中カルシウムの上昇等)、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症
肝臓 -肝炎
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、腹部不快感、便秘-胃痛、膵炎、下痢、唾液腺炎
精神神経系 -眩暈、頭痛-知覚異常
眼 -視力異常(霧視等)、黄視症
その他 -倦怠感、動悸-鼻閉、全身性紅斑性狼瘡の悪化、筋痙攣

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 6,152,170 0 5,134 7,662 68,655 391,200 920,760 1,361,605 1,915,995 1,229,421 248,792 2,946
女性 5,390,331 0 0 2,882 27,121 139,886 411,996 687,575 1,506,709 1,797,894 786,181 30,087
合計 11,545,928 0 5,134 10,544 95,776 531,086 1,332,756 2,049,180 3,422,704 3,027,315 1,034,973 33,033
男性 6,152,170 0 5,134 7,662 68,655 391,200 920,760 1,361,605 1,915,995 1,229,421 248,792 2,946
女性 5,390,331 0 0 2,882 27,121 139,886 411,996 687,575 1,506,709 1,797,894 786,181 30,087
合計 11,545,928 0 5,134 10,544 95,776 531,086 1,332,756 2,049,180 3,422,704 3,027,315 1,034,973 33,033
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道580,393
東北1,741,328
関東3,322,950
中部2,401,655
近畿2,032,904
中国・四国694,609
九州772,088
合計11,545,928
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道580,393
北東北519,966
南東北901,364
北関東746,079
南関東2,576,871
甲信越734,815
北陸382,111
東海1,510,826
関西1,806,807
中国493,487
四国201,122
北九州570,332
南九州152,082
沖縄99,348
合計11,545,928
都道府県別
都道府県名 合計
北海道580,393
青森県377,324
岩手県319,998
宮城県291,814
秋田県142,642
山形県282,438
福島県327,112
茨城県286,490
栃木県311,827
群馬県147,762
埼玉県804,837
千葉県506,266
東京都695,075
神奈川県570,693
新潟県426,537
富山県148,433
石川県162,969
福井県70,709
山梨県74,870
長野県233,408
岐阜県311,798
静岡県326,656
愛知県646,275
三重県226,097
滋賀県233,126
京都府300,829
大阪府590,786
兵庫県537,163
奈良県71,827
和歌山県73,076
鳥取県72,898
島根県72,930
岡山県136,962
広島県98,610
山口県112,087
徳島県23,504
香川県45,227
愛媛県81,699
高知県50,692
福岡県362,758
佐賀県11,876
長崎県76,437
熊本県79,655
大分県39,606
宮崎県71,744
鹿児島県80,338
沖縄県49,674
合計11,545,928
更新予告まとめ