薬剤詳細データ

一般名

ベンチルヒドロクロロチアジド錠

製品名

ベハイド錠4mg

薬効名

利尿剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ベハイド錠4mg

yj-code

2132006F1048

添付文書No

2132006F1048_2_02

改定年月

2020-05

一般名

ベンチルヒドロクロロチアジド錠

薬効分類名

利尿・降圧剤


用法・用量

通常、成人にはベンチルヒドロクロロチアジドとして、1回4~8mgを1日2回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。維持量として、1週2~3回間歇投与する。ただし、高血圧症に用いる場合には少量から投与を開始して徐々に増量すること。また、悪性高血圧に用いる場合には、通常、他の降圧剤と併用すること。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等)、悪性高血圧、心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


相互作用:併用注意

バルビツール酸誘導体


起立性低血圧を増強することがある。


これらの薬剤の中枢抑制作用と利尿剤の降圧作用による。


あへんアルカロイド系麻薬


起立性低血圧を増強することがある。


あへんアルカロイドの大量投与で血圧下降があらわれることが報告されている。


アルコール


起立性低血圧を増強することがある。


血管拡張作用を有するアルコールとの併用により降圧作用が増強されることがある。


カテコールアミン


ノルアドレナリン


アドレナリン


カテコールアミンの作用を減弱することがある。


手術前の患者に使用する場合、本剤の一時休薬等を行うこと。


血管壁の反応性を低下させ、また交感神経終末からの生理的ノルアドレナリンの放出を減少させることが報告されている。


ツボクラリン及びその類似作用物質


ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物


パンクロニウム臭化物


ベクロニウム臭化物


これらの薬剤の麻痺作用を増強することがある。


手術前の患者に使用する場合、本剤の一時休薬等を行うこと。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用を増強すると考えられている。


降圧作用を有する他の薬剤


ACE阻害剤


β遮断剤


ニトログリセリン等


降圧作用を増強するおそれがある。


降圧剤の用量調節等に注意すること。


作用機序の異なる降圧作用により互いに協力的に作用する。


ジギタリス製剤


ジゴキシン等


ジギタリスの心臓に対する作用を増強し、不整脈等を起こすことがある。血清カリウム値に十分注意すること。


利尿剤による血清カリウム値の低下により多量のジギタリスが心筋Na-K ATPaseに結合し、心収縮力増強と不整脈が起こる。マグネシウム低下も同様の作用を示す。


キニジン


徐脈を起こすおそれがある。


尿をアルカリ性にし、非解離型キニジンの割合が増し、キニジンの血中濃度が上昇することがある。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


グリチルリチン製剤


低カリウム血症が発現することがある。


両薬剤ともカリウム排泄作用をもつ。


糖尿病用剤


SU剤


インスリン等


糖尿病を悪化(糖尿病用剤の作用を減弱)させることがある。


機序は明確ではないが、利尿剤によるカリウム減少により膵臓のβ細胞のインスリン放出が低下すると考えられている。


炭酸リチウム


振戦、消化器愁訴等、リチウム中毒を増強することがある。血清リチウム濃度に注意すること。


利尿剤は腎におけるリチウムの再吸収を促進し、リチウムの血中濃度を上昇させる。


コレスチラミン


利尿降圧作用の減弱。


コレスチラミンの吸着作用により、本剤の吸収が阻害される。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


利尿降圧作用の減弱。


非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成酵素阻害作用により、腎内プロスタグランジンが減少し、水・ナトリウムの体内貯留が生じて本剤の作用と拮抗する。


副作用:重大な副作用

1: 再生不良性貧血(頻度不明)

2: 低ナトリウム血症(頻度不明)

-倦怠感、食欲不振、嘔気、嘔吐、痙攣、意識障害等を伴う低ナトリウム血症があらわれることがある。,3: 低カリウム血症(0.1~5%未満)

-倦怠感、脱力感、不整脈等を伴う低カリウム血症があらわれることがある。

副作用:その他副作用


精神神経系 -めまい、知覚異常 等
血液 -白血球減少、血小板減少、紫斑 等
肝臓 -肝炎
代謝異常 -低マグネシウム血症、低クロール性アルカローシス、血中カルシウムの上昇等の電解質失調、血清脂質増加、高尿酸血症、高血糖症
過敏症 -発疹-顔面潮紅、光線過敏症 等
消化器 -食欲不振、悪心、胃部不快感-嘔吐、下痢、便秘、膵炎、唾液腺炎 等
眼 -視力異常(霧視等)、黄視症 等
その他 -倦怠感、インポテンス、全身性紅斑性狼瘡の悪化、筋痙攣

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 729,621 0 0 0 4,771 30,953 85,641 164,185 252,684 160,950 30,437 0
女性 890,253 0 0 0 1,370 19,714 53,963 113,875 287,540 300,735 109,892 3,164
合計 1,622,226 0 0 0 6,141 50,667 139,604 278,060 540,224 461,685 140,329 3,164
男性 729,621 0 0 0 4,771 30,953 85,641 164,185 252,684 160,950 30,437 0
女性 890,253 0 0 0 1,370 19,714 53,963 113,875 287,540 300,735 109,892 3,164
合計 1,622,226 0 0 0 6,141 50,667 139,604 278,060 540,224 461,685 140,329 3,164
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道60,626
東北232,642
関東716,435
中部195,881
近畿64,117
中国・四国32,569
九州318,545
合計1,622,226
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道60,626
北東北48,692
南東北115,660
北関東303,058
南関東413,377
甲信越31,869
北陸6,317
東海169,675
関西52,137
中国23,717
四国8,852
北九州138,345
南九州39,425
沖縄281,550
合計1,622,226
都道府県別
都道府県名 合計
北海道60,626
青森県26,122
岩手県68,290
宮城県10,316
秋田県22,570
山形県36,826
福島県68,518
茨城県237,887
栃木県33,399
群馬県31,772
埼玉県44,186
千葉県61,832
東京都228,033
神奈川県79,326
新潟県4,022
富山県1,112
石川県5,205
福井県0
山梨県0
長野県27,847
岐阜県4,332
静岡県68,140
愛知県85,223
三重県11,980
滋賀県14,490
京都府6,724
大阪府25,093
兵庫県3,700
奈良県1,115
和歌山県1,015
鳥取県3,393
島根県1,781
岡山県1,276
広島県11,993
山口県5,274
徳島県0
香川県2,404
愛媛県3,570
高知県2,878
福岡県15,394
佐賀県21,272
長崎県53,713
熊本県46,420
大分県1,546
宮崎県8,500
鹿児島県30,925
沖縄県140,775
合計1,622,226
更新予告まとめ