薬剤詳細データ

一般名

スピロノラクトン

製品名

アルダクトンA細粒10%

薬効名

利尿剤

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薬剤名

アルダクトンA細粒10%

yj-code

2133001C1097

添付文書No

2133001C1097_3_04

改定年月

2023-03

第3版

一般名

スピロノラクトン

薬効分類名

抗アルドステロン性利尿・降圧剤


用法・用量

スピロノラクトンとして、通常成人1日50~100mgを分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、「原発性アルドステロン症の診断および症状の改善」のほかは他剤と併用することが多い。

効能・効果

高血圧症(本態性、腎性等) 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫 原発性アルドステロン症の診断および症状の改善

相互作用:併用禁忌

タクロリムス


(プログラフ)


エプレレノン


(セララ)


エサキセレノン


(ミネブロ)


高カリウム血症が発現することがある。


相加・相乗作用により血清カリウム値が上昇する。


ミトタン


(オペプリム)


ミトタンの作用を阻害する。


ミトタンの薬効を本剤が阻害するとの報告がある。


相互作用:併用注意

降圧剤


ACE阻害剤カルシウム拮抗剤β-遮断剤利尿降圧剤等


降圧作用を増強することがあるので、用量を調節するなど注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


カリウム製剤


塩化カリウムグルコン酸カリウムアスパラギン酸カリウム等


ACE阻害剤


カプトプリルエナラプリルリシノプリル等


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


ロサルタンカリウムカンデサルタンシレキセチルバルサルタン等


アリスキレンカリウム保持性利尿剤


トリアムテレンカンレノ酸カリウム


シクロスポリンドロスピレノン


高カリウム血症を誘発することがあるので、血清カリウム値を観察するなど十分注意する。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


フィネレノン


血清カリウム値上昇及び高カリウム血症が発現する危険性が増大するおそれがあるので、治療上必要と判断される場合にのみ併用すること。併用する場合には、血清カリウム値をより頻回に測定するなど患者の状態を慎重に観察すること。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用による血清カリウム値の上昇。危険因子:腎障害患者、高齢者


ノルエピネフリン


ノルエピネフリンの血管反応性を低下させるとの報告がある。


本剤が心血管反応性を低下させる機序は完全には解明されていない。危険因子:麻酔施行患者


乳酸ナトリウム


乳酸ナトリウムのアルカリ化作用を減弱することがある。


本剤により高カリウム性アシドーシスが惹起され、乳酸ナトリウムのアルカリ化作用と拮抗する可能性がある。


塩化アンモニウムコレスチラミン


代謝性アシドーシスを来すとの報告がある。


これらの薬剤と本剤の相加・相乗作用


ジゴキシンメチルジゴキシン


血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度が上昇することがある。


本剤がジゴキシン及びメチルジゴキシンの腎からの排泄を低下させるため、血中ジゴキシン及びメチルジゴキシン濃度を上昇させることがある。


ジギトキシン


ジギトキシンの作用を増強又は減弱するおそれがあるので、併用する場合にはジギトキシンの血中濃度の測定を行うなど、観察を十分に行い慎重に投与すること。,


本剤の肝酵素誘導によりジギトキシンの血中濃度半減期が短縮すると考えられる報告がある。また、機序は不明であるが、ジギトキシンの血中濃度半減期が延長したとの報告がある。


リチウム製剤


炭酸リチウム


利尿剤又はACE阻害剤との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されているので、血中リチウム濃度に注意すること。


ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、ナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


カリウム保持性利尿剤との併用により、その降圧作用の減弱、腎機能障害患者における重度の高カリウム血症の発現が報告されている。


プロスタグランジン産生が抑制されることによって、ナトリウム貯留作用による降圧作用の減弱、カリウム貯留作用による血清カリウム値の上昇が起こると考えられる。危険因子:腎機能障害


副作用:重大な副作用

1: 電解質異常(高カリウム血症、低ナトリウム血症、代謝性アシドーシス等)(頻度不明)

-電解質異常に伴い、不整脈、全身倦怠感、脱力等があらわれることがある。,,,2: 急性腎不全(頻度不明)

-急性腎不全(電解質異常を伴うことがある)があらわれることがある。,3: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


内分泌 -女性型乳房b)、乳房腫脹、性欲減退、陰萎、多毛、月経不順、無月経、閉経後の出血、音声低音化-乳房腫瘤、乳房痛
過敏症 -発疹、蕁麻疹-そう痒
精神神経系 -眩暈、頭痛、四肢しびれ感、神経過敏、うつ状態、不安感、精神錯乱、運動失調、傾眠
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、ビリルビン上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐、口渇、下痢、便秘
血液 -白血球減少、血小板減少
その他 -倦怠感、心悸亢進、発熱、肝斑-筋痙攣、脱毛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 303,796 134,770 53,724 18,533 8,335 6,518 8,173 16,230 37,278 52,713 27,135 1,449
女性 567,515 122,297 43,406 15,792 9,456 7,483 7,510 15,357 47,335 148,548 188,640 17,313
合計 987,996 257,067 97,130 34,325 17,791 14,001 15,683 31,587 84,613 201,261 215,775 18,762
男性 303,796 134,770 53,724 18,533 8,335 6,518 8,173 16,230 37,278 52,713 27,135 1,449
女性 567,515 122,297 43,406 15,792 9,456 7,483 7,510 15,357 47,335 148,548 188,640 17,313
合計 987,996 257,067 97,130 34,325 17,791 14,001 15,683 31,587 84,613 201,261 215,775 18,762
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道39,978
東北112,827
関東340,830
中部175,112
近畿151,465
中国・四国77,731
九州90,051
合計987,996
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道39,978
北東北43,628
南東北54,856
北関東54,454
南関東286,376
甲信越58,717
北陸18,025
東海111,637
関西138,198
中国49,627
四国28,104
北九州62,012
南九州13,950
沖縄28,178
合計987,996
都道府県別
都道府県名 合計
北海道39,978
青森県26,623
岩手県14,343
宮城県21,478
秋田県17,005
山形県16,173
福島県17,205
茨城県22,178
栃木県17,276
群馬県15,000
埼玉県53,579
千葉県46,382
東京都113,683
神奈川県72,732
新潟県27,399
富山県8,204
石川県7,870
福井県1,951
山梨県5,770
長野県25,548
岐阜県18,990
静岡県26,943
愛知県52,437
三重県13,267
滋賀県10,140
京都府16,629
大阪府61,536
兵庫県33,339
奈良県5,940
和歌山県10,614
鳥取県5,359
島根県7,038
岡山県14,352
広島県14,794
山口県8,084
徳島県5,661
香川県3,514
愛媛県15,193
高知県3,736
福岡県24,092
佐賀県5,665
長崎県13,556
熊本県13,512
大分県5,187
宮崎県5,461
鹿児島県8,489
沖縄県14,089
合計987,996
更新予告まとめ