薬剤詳細データ

一般名

アセタゾラミドナトリウム注射剤

製品名

ダイアモックス注射用500mg

薬効名

炭酸脱水酵素抑制剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ダイアモックス注射用500mg

yj-code

2134400D1039

添付文書No

2134400D1039_1_11

改定年月

2021-11

一般名

アセタゾラミドナトリウム注射剤

薬効分類名

炭酸脱水酵素抑制剤


用法・用量

〈緑内障〉 アセタゾラミドとして、通常成人1日250mg~1gを分割して静脈内又は筋肉内注射する。 〈てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)〉 アセタゾラミドとして、通常成人1日250~750mgを分割して静脈内又は筋肉内注射する。 〈肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善〉 アセタゾラミドとして、通常成人1日1回250~500mgを静脈内又は筋肉内注射する。 〈メニエル病及びメニエル症候群〉 アセタゾラミドとして、通常成人1日1回250~750mgを静脈内又は筋肉内注射する。 なお、いずれの場合も、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

緑内障、てんかん(他の抗てんかん薬で効果不十分な場合に付加)、肺気腫における呼吸性アシドーシスの改善、メニエル病及びメニエル症候群

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

降圧剤


降圧剤の作用を増強するおそれがある。


機序は不明である。


ジギタリス製剤


ジゴキシン


ジギタリスの心臓への作用を増強するおそれがあるので、血中カリウム値をモニターし、カリウム補給を考慮すること。


本剤による血清カリウムの低下により、ジギタリスの作用が増強すると考えられる。


カルバマゼピン


カルバマゼピンの中毒症状が発現することがあるので、カルバマゼピンの中毒症状の発現に注意し、その血清中濃度を測定して、その減量を考慮すること。


機序は不明であるが、併用によりカルバマゼピンの血清中濃度が上昇するとの報告がある。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ACTH


過剰のカリウム放出を起こすおそれがある。


両剤ともにカリウム排泄を促進するので、カリウム排泄が増大すると考えられる。


塩化アンモニウム


本剤の効果が阻害される。


機序は不明である。


ビタミンCの大量投与


腎・尿路結石が起こりやすい。


大量のビタミンC服用後は、その代謝物である蓚酸の尿中排泄が増加し、カルシウム析出を助長して腎・尿路結石が発生しやすくなると考えられる。


フェノバルビタール


フェニトイン等


クル病、骨軟化症があらわれたとの報告がある。このような症状があらわれた場合には減量あるいは投与を中止すること。


本剤による代謝性アシドーシスのため、カルシウムやリン酸塩の排泄が促進され、抗てんかん剤による骨代謝障害が増悪すると考えられる。


アスピリンの大量投与


本剤の副作用が増強されるとの報告がある。異常が認められた場合には減量あるいは投与を中止すること。


血漿蛋白における競合結合や腎排泄の競合により、本剤の排泄遅延が起こることが考えられる。


ビグアナイド系薬剤


メトホルミン塩酸塩等


ビグアナイド系薬剤による乳酸アシドーシスを起こすおそれがあるので、脱水症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。


体液量が減少し脱水状態になるおそれがある。


SGLT2阻害剤


利尿作用が増強されるおそれがあるので、血圧、脈拍数、尿量、血清ナトリウム濃度等を確認し、脱水症状の発現に注意すること。必要に応じ本剤の用量を調整するなど注意すること。


利尿作用が増強されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: 代謝性アシドーシス、電解質異常(いずれも頻度不明)

-代謝性アシドーシス、低カリウム血症、低ナトリウム血症等の電解質異常があらわれることがある。,,,,2: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、発汗、血圧低下、呼吸困難、蕁麻疹等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。3: 急性呼吸窮迫症候群、肺水腫(いずれも頻度不明)

-急速に進行する呼吸困難、低酸素血症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。4: 再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症、骨髄機能低下、白血球減少、血小板減少、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明)

-再生不良性貧血、溶血性貧血、無顆粒球症(前駆症状として発熱、咽頭痛、インフルエンザ様症状等があらわれる場合がある)の重篤な血液障害、また、骨髄機能低下、白血球減少、血小板減少、血小板減少性紫斑病等があらわれることがある。5: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(いずれも頻度不明)

-発熱、紅斑、そう痒感、眼充血、口内炎等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。6: 急性腎障害、腎・尿路結石(いずれも頻度不明)

-血尿、結晶尿、乏尿等があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。7: 精神錯乱、痙攣(いずれも頻度不明)

-精神錯乱、痙攣等の中枢神経症状があらわれることがある。8: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-P等の上昇を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。

副作用:その他副作用


代謝異常 -高尿酸血症、血糖値上昇、血糖値低下
皮膚 -光線過敏症
過敏症 -発熱、発疹
消化器 -食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、便秘、味覚異常
精神神経系 -知覚異常(しびれ等)、麻痺、めまい、頭痛、興奮、いらいら感、うつ状態、傾眠、見当識障害、振戦
感覚器 -一過性近視、聴覚障害
腎・尿路系 -多尿、尿糖
その他 -倦怠感、潮紅

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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