薬剤詳細データ

一般名

アゾセミド

製品名

アゾセミド錠30mg「DSEP」

薬効名

持続型ループ利尿剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

アゾセミド錠30mg「DSEP」

yj-code

2139008F2052

添付文書No

2139008F1072_1_03

改定年月

2022-12

第1版

一般名

アゾセミド

薬効分類名

持続型ループ利尿剤


用法・用量

〈〉 通常成人1日1回2錠(アゾセミドとして60mg)を経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。 〈〉 通常成人1日1回1錠(アゾセミドとして60mg)を経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

効能・効果

心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


いずれも低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


相互作用:併用注意

昇圧アミン


ノルアドレナリン


アドレナリン


昇圧アミンの作用を減弱するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等の処置を行うこと。


併用により血管壁の反応性が低下するためと考えられる。


ツボクラリン及びその類似作用物質


ツボクラリン及びその類似作用物質の麻痺作用を増強するおそれがあるので、手術前の患者に使用する場合には、本剤の一時休薬等の処置を行うこと。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、これらの薬剤の神経・筋遮断作用が増強されると考えられる。


降圧剤


ACE阻害剤


β-遮断剤等


降圧作用を増強するおそれがあるので、用量調節等に注意すること。


本剤はナトリウムの再吸収を抑制するため降圧作用を増強すると考えられる。


アミノグリコシド系抗生物質


ゲンタマイシン硫酸塩


アミカシン硫酸塩等


アミノグリコシド系抗生物質の第8脳神経障害(聴覚障害)を増強するおそれがある。


アミノグリコシド系抗生物質の内耳外有毛細胞内濃度が上昇し、最終的には外有毛細胞の壊死を引き起こし、永続的な難聴が起こる場合もあると考えられる。


シスプラチン


シスプラチンの聴覚障害を増強するおそれがある。


シスプラチンの内耳外有毛細胞内濃度が上昇し、最終的には外有毛細胞の壊死を引き起こし、永続的な難聴が起こる場合もあると考えられる。


セファロスポリン系抗生物質


セファロチンナトリウム等


アミノグリコシド系抗生物質


ゲンタマイシン硫酸塩


アミカシン硫酸塩等


抗生物質の腎毒性を増強するおそれがある。


近位尿細管でのナトリウム再吸収の増加に伴い、抗生物質の再吸収も増加することにより、組織内濃度が上昇し腎毒性が増強する。


ジギタリス剤


ジゴキシン


ジギタリスの心臓に対する作用を増強するおそれがあるので、血清カリウム値及び血中ジギタリス濃度に注意すること。


利尿剤による血清カリウム値の低下により、多量のジギタリスが心筋Na+-K+ATPaseに結合し、心収縮力の増強と不整脈が起こると考えられる。


糖質副腎皮質ホルモン剤


ヒドロコルチゾン等


ACTH


グリチルリチン製剤


甘草含有製剤


過剰のカリウム放出により、低カリウム血症が発現するおそれがある。


共にカリウム排泄作用を持つ。


糖尿病用剤


スルホニルウレア剤


インスリン


糖尿病用剤の作用を著しく減弱するおそれがある。


細胞内外のカリウム喪失がインスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下をもたらすと考えられる。


ビグアナイド系薬剤


メトホルミン塩酸塩等


ビグアナイド系薬剤による乳酸アシドーシスを起こすおそれがあるので、脱水症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。


体液量が減少し脱水状態になるおそれがある。


SGLT2阻害剤


利尿作用が増強されるおそれがあるので、血圧、脈拍数、尿量、血清ナトリウム濃度等を確認し、脱水症状の発現に注意すること。必要に応じ本剤の用量を調整するなど注意すること。


利尿作用が増強されるおそれがある。


リチウム


炭酸リチウム


リチウムの毒性を増強するおそれがあるので、血中リチウム濃度に注意すること。


リチウムの腎での再吸収を促進し、リチウムの血中濃度が上昇すると考えられる。


サリチル酸誘導体


アスピリン


サリチル酸ナトリウム


サリチル酸誘導体毒性が発現するおそれがある。


腎の排泄部位において両剤の競合が起こり、サリチル酸誘導体の排泄が遅れサリチル酸中毒が起こると考えられる。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン等


本剤の利尿作用を減弱するおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤が腎でのプロスタグランジン合成を阻害し、水、ナトリウムの体内貯留を引き起こし、利尿剤の作用と拮抗する。


尿酸排泄促進剤


プロベネシド


尿酸排泄促進剤の尿酸排泄作用を減弱するおそれがある。


尿酸再吸収の間接的増大により、尿酸排泄促進剤の作用が抑制されると考えられる。


カルバマゼピン


症候性低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


ナトリウム排泄作用が増強され、低ナトリウム血症が起こると考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 電解質異常(頻度不明)

-低カリウム血症、低ナトリウム血症等の電解質異常があらわれることがある。,,,,2: 無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


代謝異常 -低クロール性アルカローシス、高尿酸血症-高血糖症、高コレステロール血症、高トリグリセライド血症
過敏症 -発疹
消化器 -嘔気、嘔吐、食欲不振、胃部不快感、下痢、腹痛、口渇-膵炎注2)(血清アミラーゼ値上昇)
血液 -血小板減少
肝臓 -AST上昇、ALT上昇-Al-P上昇、ビリルビン値上昇
腎臓 -BUN上昇、クレアチニン上昇
泌尿器 -頻尿
精神神経系 -めまい、耳鳴、頭痛
その他 -脱力感、倦怠感、筋痙攣、関節痛

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
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静岡県0
愛知県0
三重県0
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京都府0
大阪府0
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奈良県0
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鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ