薬剤詳細データ

一般名

テモカプリル塩酸塩

製品名

テモカプリル塩酸塩錠2mg「タカタ」

薬効名

胆汁・腎排泄型ACE阻害剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

テモカプリル塩酸塩錠2mg「タカタ」

yj-code

2144009F2138

添付文書No

2144009F1131_1_11

改定年月

2024-02

第1版

一般名

テモカプリル塩酸塩

薬効分類名

胆汁・腎排泄型ACE阻害剤


用法・用量

通常、成人にはテモカプリル塩酸塩として1日1回2~4mg経口投与する。ただし、1日1回1mgから投与を開始し、必要に応じ4mgまで漸次増量する。

効能・効果

高血圧症、腎実質性高血圧症、腎血管性高血圧症

相互作用:併用禁忌

デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行


リポソーバーⓇ、イムソーバTRⓇ、セルソーバⓇ


ショックを起こすおそれがある。


陰性に荷電したデキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコール又はポリエチレンテレフタレートによりブラジキニンの産生が刺激される。さらに本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇する。


アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69Ⓡ)を用いた透析


アナフィラキシーを発現することがある。


陰性に荷電したAN69Ⓡ膜によりブラジキニンの産生が刺激される。さらに本剤が、ブラジキニンの代謝を抑制するため、ブラジキニンの血中濃度が上昇する。


アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI)


サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物


(エンレスト)


血管浮腫があらわれるおそれがある。本剤投与終了後にARNIを投与する場合は、本剤の最終投与から36時間後までは投与しないこと。また、ARNIが投与されている場合は、少なくとも本剤投与開始36時間前に中止すること。


併用により相加的にブラジキニンの分解が抑制され、ブラジキニンの血中濃度が上昇する可能性がある。


相互作用:併用注意

カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン、トリアムテレン等


カリウム補給剤


塩化カリウム等


血清カリウム値が上昇するおそれがある。


機序:本剤はアンジオテンシンⅡ産生を抑制し、アルドステロンの分泌を低下させるため、カリウム排泄を減少させる。危険因子:腎機能障害のある患者


利尿降圧剤


トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等


本剤初回投与後、一過性の急激な血圧低下を起こすおそれがあるので、低用量から投与を開始すること。増量する場合は患者の状態を十分に観察しながら徐々に行うこと。


利尿降圧剤によるナトリウム排泄によって、レニン-アンジオテンシン系が亢進されているため、本剤によりアンジオテンシンⅡの産生が抑制されると、降圧作用が増強されると考えられている。なお、最近利尿降圧剤投与を開始した患者では特に注意すること。


リチウム製剤


炭酸リチウム


他のアンジオテンシン変換酵素阻害剤(カプトプリル、エナラプリルマレイン酸塩、リシノプリル水和物)との併用により、リチウム中毒を起こすことが報告されている。


明確な機序は不明であるが、ナトリウムイオン不足はリチウムイオンの貯留を促進するといわれているため、本剤がナトリウム排泄を促進することにより起こると考えられる。


ニトログリセリン


降圧作用が増強されるおそれがある。


両剤の降圧作用による。


アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


降圧作用が減弱するおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成阻害作用により、本剤の降圧作用を減弱させる可能性がある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


腎機能を悪化させるおそれがある。


プロスタグランジンの合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。


カリジノゲナーゼ製剤


過度の血圧低下が引き起こされる可能性がある。


血管平滑筋の弛緩が増強される可能性がある。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-呼吸困難を伴う顔面、舌、声門、喉頭の腫脹を症状とする血管浮腫があらわれることがある。このような場合には、気管の閉塞を起こしやすくなるので、直ちに投与を中止し、アドレナリンの皮下注射、気道確保など適切な処置を行うこと。また、腹痛を伴う腸管の血管浮腫があらわれることがある。2: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、LDH、γ-GTP、ALPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。3: 血小板減少(頻度不明)

4: 高カリウム血症(頻度不明)

5: 天疱瘡様症状(頻度不明)

-紅斑、水疱、そう痒、発熱、粘膜疹等があらわれることがある。6: 汎血球減少、無顆粒球症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-蕁麻疹
血液 -白血球減少、好酸球増多-貧血、血小板減少
精神神経系 -めまい、頭痛・頭重-眠気
消化器 -胃部不快感-嘔気、食欲不振、下痢-嘔吐、腹痛
肝臓 -AST上昇、ALT上昇-ALP上昇、LDH上昇-γ-GTP上昇、肝機能異常
循環器 -動悸、低血圧
腎臓 -BUN上昇、血清クレアチニン上昇
その他 -咳嗽(4.5%)、CK上昇-血清カリウム上昇、口渇、抗核抗体の陽性例-低血糖、嗄声、胸部不快感、咽頭不快感、顔面潮紅、倦怠感、味覚異常、浮腫

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
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更新予告まとめ