薬剤詳細データ

一般名

カルベジロール

製品名

カルベジロール錠10mg「Me」

薬効名

カルベジロール錠1.25mg「Me」 慢性心不全治療剤 カルベジロール錠2.5mg「Me」 慢性心不全治療剤、頻脈性心房細動治療剤 カルベジロール錠10mg「Me」 持続性 高血圧・狭心症治療剤、慢性心不全治療剤、頻脈性心房細動治療剤 カルベジロール錠20mg「Me」 持続性 高血圧・狭心症治療剤、頻脈性心房細動治療剤

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薬剤名

カルベジロール錠10mg「Me」

yj-code

2149032F1161

添付文書No

2149032F1161_1_05

改定年月

2024-02

一般名

カルベジロール

薬効分類名

カルベジロール錠1.25mg「Me」 慢性心不全治療剤


カルベジロール錠2.5mg「Me」 慢性心不全治療剤、頻脈性心房細動治療剤


カルベジロール錠10mg「Me」 持続性 高血圧・狭心症治療剤、慢性心不全治療剤、頻脈性心房細動治療剤


カルベジロール錠20mg「Me」 持続性 高血圧・狭心症治療剤、頻脈性心房細動治療剤


用法・用量

〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症〉 カルベジロールとして、通常、成人1回10~20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈狭心症〉 カルベジロールとして、通常、成人1回20mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 〈虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〉 カルベジロールとして、通常、成人1回1.25mg、1日2回食後経口投与から開始する。1回1.25mg、1日2回の用量に忍容性がある場合には、1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量し、忍容性がない場合は減量する。用量の増減は必ず段階的に行い、1回投与量は1.25mg、2.5mg、5mg又は10mgのいずれかとし、いずれの用量においても、1日2回食後経口投与とする。通常、維持量として1回2.5~10mgを1日2回食後経口投与する。なお、年齢、症状により、開始用量はさらに低用量としてもよい。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減する。 〈頻脈性心房細動〉 カルベジロールとして、通常、成人1回5mgを1日1回経口投与から開始し、効果が不十分な場合には10mgを1日1回、20mgを1日1回へ段階的に増量する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は20mgを1日1回までとする。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症) 腎実質性高血圧症 狭心症 次の状態で、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、利尿薬、ジギタリス製剤等の基礎治療を受けている患者虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全 頻脈性心房細動

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

交感神経系に対し抑制的に作用する他の薬剤


レセルピン等


交感神経系に対し、過剰の抑制をきたすことがある。用量を調節する。


相互に交感神経抑制作用を増強すると考えられている。


血糖降下薬


インスリン等


血糖降下作用が増強されることがある。


非選択性β遮断薬はカテコールアミンと競合的に拮抗することにより、肝臓での糖新生を抑制すると考えられている。


カルシウム拮抗薬


ベラパミル塩酸塩等


心不全や低血圧を引き起こすことがある。


相互に心収縮力・刺激伝導系の抑制作用、血圧低下作用を増強すると考えられている。


ヒドララジン塩酸塩


本剤の作用が増強されるおそれがある。


ヒドララジン塩酸塩により、本剤の肝初回通過効果が減少し、血中濃度が上昇する可能性がある。


クロニジン塩酸塩


クロニジン塩酸塩中止後のリバウンド現象を増強する可能性がある。クロニジン塩酸塩から本剤へ変更する場合、クロニジン塩酸塩を中止した数日後から本剤を投与する。また、本剤中止後数日間はクロニジン塩酸塩を中止しない。


クロニジン塩酸塩中止により末梢でのノルアドレナリン遊離が増加するが、β遮断薬併用の場合、ノルアドレナリンの作用のうち、α刺激作用が優位になり、急激な血圧上昇を起こすと考えられている。


クラスⅠ抗不整脈薬


ジソピラミド、プロカインアミド塩酸塩等


過度の心機能抑制作用があらわれることがある。用量を調節する。


相互に心機能抑制作用を増強すると考えられている。


アミオダロン塩酸塩


心刺激伝導抑制障害(徐脈、心停止等)があらわれるおそれがある。定期的な心電図モニターを実施する。


アミオダロン塩酸塩により、本剤の肝初回通過効果が減少し、血中濃度が上昇する可能性がある。


シクロスポリン


シクロスポリンの血中濃度が上昇するおそれがある。用量を調節する。


機序不明


リファンピシン


本剤の作用が減弱されるおそれがある。


リファンピシンにより、薬物代謝酵素P450(主にCYP3A4)が誘導され、本剤の代謝が亢進し、血中濃度が低下すると考えられている。


シメチジン


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤により、薬物代謝酵素P450が阻害され、本剤の代謝が抑制される結果、血中濃度が上昇すると考えられている。


選択的セロトニン再取り込み阻害剤


パロキセチン塩酸塩等


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤により、薬物代謝酵素P450が阻害され、本剤の代謝が抑制される結果、血中濃度が上昇すると考えられている。


ジギタリス製剤


ジゴキシン等


心刺激伝導抑制障害(徐脈、房室ブロック等)があらわれるおそれがある。ジギタリスの濃度が上昇し、中毒症状が発現する可能性もある。用量を調節する。


相互に刺激伝導抑制作用を増強する可能性がある。また、ジギタリスの生物学的利用率が上昇し、血中濃度が上昇すると考えられている。


利尿降圧剤


フロセミド


トリクロルメチアジド


スピロノラクトン等


降圧作用が増強することがある。併用する場合は用量に注意する。


相加的に降圧作用を増強させる。


交感神経刺激剤


アドレナリン等


(1)相互の薬剤の効果が減弱する。(2)血圧上昇、徐脈があらわれることがある。


(1)本剤のβ遮断作用により、アドレナリンの作用が抑制される。また、アドレナリンのβ刺激作用により本剤のβ遮断作用が抑制される。(2)本剤のβ遮断作用により、α刺激作用が優位になると考えられている。


非ステロイド性消炎鎮痛剤


インドメタシン


ロキソプロフェン


アスピリン等


本剤の降圧作用が減弱するおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤は、血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成・遊離を阻害する。


副作用:重大な副作用

1: 高度な徐脈(頻度不明)、ショック(頻度不明)、完全房室ブロック(頻度不明)、心不全(頻度不明)、心停止(頻度不明)

-重大な循環器系の副作用があらわれることがあるので、これらの症状があらわれた場合には減量又は投与を中止し、適切な処置を行うこと。2: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。3: 急性腎障害(頻度不明)

4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)(頻度不明)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)

5: アナフィラキシー(頻度不明)

副作用:その他副作用

〈本態性高血圧症(軽症~中等症)、腎実質性高血圧症、狭心症、頻脈性心房細動〉
過敏症 -発疹、そう痒感
循環器 -徐脈、顔面潮紅-低血圧、動悸、頻脈、心房細動、期外収縮、脚ブロック、血圧上昇、心胸比増大、四肢冷感、房室ブロック、狭心症
呼吸器 -喘息様症状-咳嗽、呼吸困難、息切れ、鼻閉
精神神経系 -めまい、眠気、頭痛-失神、不眠、抑うつ、注意力低下、異常感覚(四肢のしびれ感等)、幻覚
消化器 -胃部不快感、嘔吐-悪心-便秘、下痢、食欲不振、腹痛
代謝 -CK上昇-血糖値上昇、尿酸上昇、総コレステロール上昇、ALP上昇、LDH上昇、低血糖、尿糖、トリグリセリド上昇、カリウム上昇、糖尿病悪化、カリウム低下、ナトリウム低下
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
腎臓・泌尿器 -腎機能障害(BUN上昇、クレアチニン上昇等)、尿失禁、頻尿、蛋白尿
血液 -貧血、白血球減少、血小板減少
眼 -霧視、涙液分泌減少
その他 -倦怠感-浮腫、脱力感、勃起不全、耳鳴、疲労感、胸痛、疼痛、発汗、口渇〈虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全〉
過敏症 -発疹、そう痒感
循環器 -徐脈、動悸、頻脈、心房細動、期外収縮、房室ブロック、脚ブロック、低血圧、血圧上昇、四肢冷感、顔面潮紅-心胸比増大、狭心症
呼吸器 -呼吸困難、息切れ-喘息様症状、咳嗽、鼻閉
精神神経系 -めまい-不眠、頭痛-眠気、注意力低下、失神、抑うつ、異常感覚(四肢のしびれ感等)、幻覚
消化器 -悪心、胃部不快感、便秘、下痢、食欲不振-腹痛、嘔吐
代謝 -血糖値上昇、尿糖、LDH上昇、総コレステロール上昇、CK上昇-糖尿病悪化、ALP上昇、尿酸上昇、カリウム上昇、ナトリウム低下、カリウム低下-低血糖、トリグリセリド上昇
肝臓 -AST上昇、ALT上昇
腎臓・泌尿器 -腎機能障害(BUN上昇、クレアチニン上昇等)-蛋白尿-尿失禁、頻尿
血液 -貧血、血小板減少、白血球減少
眼 -霧視、涙液分泌減少
その他 -浮腫、倦怠感、疲労感、胸痛-耳鳴、脱力感、勃起不全、疼痛、発汗、口渇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ