薬剤詳細データ

一般名

バルサルタン

製品名

ディオバンOD錠160mg

薬効名

選択的AT1受容体ブロッカー

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ディオバンOD錠160mg

yj-code

2149041F8025

添付文書No

2149041F5026_1_12

改定年月

2023-05

第2版

一般名

バルサルタン

薬効分類名

選択的AT1受容体ブロッカー


用法・用量

通常、成人にはバルサルタンとして40~80mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが、1日160mgまで増量できる。通常、6歳以上の小児には、バルサルタンとして、体重35kg未満の場合、20mgを、体重35kg以上の場合、40mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。ただし、1日最高用量は、体重35kg未満の場合、40mgとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

アリスキレンフマル酸塩


ラジレス


(糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)


非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


相互作用:併用注意

アリスキレンフマル酸塩


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


アンジオテンシン変換酵素阻害剤


腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。


レニン-アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。


利尿降圧剤


フロセミド


トリクロルメチアジド等


初回投与後、一過性の急激な血圧低下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがある。低用量から本剤の投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。


利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じることがある。


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン


トリアムテレン等


カリウム補給製剤


塩化カリウム


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。危険因子:腎機能障害


ドロスピレノン・エチニルエストラジオール


血清カリウム値が上昇することがある。


本剤による血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる。危険因子:腎障害患者、血清カリウム値の高い患者


シクロスポリン


血清カリウム値が上昇することがある。


高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。


トリメトプリム含有製剤


スルファメトキサゾール・トリメトプリム


血清カリウム値が上昇することがある。


⾎清カリウム値の上昇が増強されるおそれがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


本剤の降圧作用が減弱することがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。


非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)


インドメタシン等


腎機能を悪化させるおそれがある。


NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者


ビキサロマー


本剤の血中濃度が約30~40%に低下したとの報告がある。本剤の作用が減弱するおそれがある。


リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、本剤の吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある。


リチウム


リチウム中毒を起こすことが報告されている。


本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積が起こると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 血管浮腫(頻度不明)

-顔面、口唇、咽頭、舌の腫脹等が症状としてあらわれることがある。2: 肝炎(頻度不明)

3: 腎不全(0.1%未満)

4: 高カリウム血症(0.1%未満)

5: ショック(頻度不明)、失神(頻度不明)、意識消失(0.1%未満)

-冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,6: 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(頻度不明)、血小板減少(0.1%未満)

7: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 低血糖(頻度不明)

-脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。糖尿病治療中の患者であらわれやすい。9: 横紋筋融解症(0.1%未満)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

11: 天疱瘡、類天疱瘡(いずれも頻度不明)

-水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談すること。

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹、そう痒-蕁麻疹、紅斑-光線過敏症
精神神経系 -めまい、頭痛-眠気、不眠-─
血液 -白血球減少、好酸球増多、貧血-─-─
循環器 -低血圧、動悸-頻脈、心房細動-─
消化器 -嘔気、腹痛-嘔吐、下痢、便秘、口渇、食欲不振-─
肝臓 -AST、ALT、LDH、ALP、ビリルビン値の上昇-─-─
呼吸器 -咳嗽-咽頭炎-─
腎臓 -血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇-─-─
電解質 -血清カリウム値上昇-低ナトリウム血症-─
その他 -けん怠感、浮腫、CK上昇-胸痛、疲労感、しびれ、味覚異常、ほてり、血糖値上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、腰背部痛、脱力感、耳鳴-筋肉痛、関節痛、発熱

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
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