薬剤詳細データ

一般名

アゼルニジピン錠

製品名

アゼルニジピン錠16mg「TCK」

薬効名

持続性Ca拮抗剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

アゼルニジピン錠16mg「TCK」

yj-code

2149043F2077

添付文書No

2149043F1070_1_08

改定年月

2024-08

第3版

一般名

アゼルニジピン錠

薬効分類名

持続性Ca拮抗剤


用法・用量

通常、成人にはアゼルニジピンとして8~16mgを1日1回朝食後経口投与する。なお、1回8mgあるいは更に低用量から投与を開始し、症状により適宜増減するが、1日最大16mgまでとする。

効能・効果

高血圧症

相互作用:併用禁忌

以下のアゾール系抗真菌剤


イトラコナゾール(イトリゾール)、ミコナゾール(フロリード)(経口剤、注射剤)、フルコナゾール(ジフルカン)、ホスフルコナゾール(プロジフ)、ボリコナゾール(ブイフェンド)、ポサコナゾール(ノクサフィル)


,


アゼルニジピン8mgとイトラコナゾール50mg との併用により本剤のAUCが2.8倍に上昇することが報告されている。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


HIVプロテアーゼ阻害剤


リトナビル含有製剤(ノービア、カレトラ)、アタザナビル硫酸塩(レイアタッツ)、ホスアンプレナビルカルシウム水和物(レクシヴァ)、ダルナビル含有製剤(プリジスタ、プレジコビックス)


コビシスタット含有製剤


スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス


抗ウイルス剤


ニルマトレルビル・リトナビル(パキロビッド)


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


エンシトレルビル フマル酸(ゾコーバ)


本剤の作用が増強されるおそれがある。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


低用量のイトラコナゾールとの併用試験結果に基づく。イトラコナゾールの用量は、イトラコナゾールの電子添文を参照すること。


低用量のイトラコナゾールとの併用試験結果に基づく。イトラコナゾールの用量は、イトラコナゾールの電子添文を参照すること。


相互作用:併用注意

他の降圧剤


過度の降圧が起こるおそれがある。必要があれば他の降圧剤あるいは本剤を減量すること。


作用メカニズムの異なる降圧剤の併用により薬理作用が増強される。


ジゴキシン


ジゴキシンのCmaxが1.5倍、AUCが1.3倍に上昇することが報告されている。必要があればジゴキシンを減量すること。


ジゴキシンの腎排泄(尿細管分泌)及び腎外からの排泄を阻害するためと考えられる。


アゾール系抗真菌剤(併用禁忌の薬剤を除く)


ホスラブコナゾール等


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量又は中止、あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


シメチジン


イマチニブメシル酸塩


マクロライド系抗生物質


エリスロマイシン、


クラリスロマイシン等


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはこれらの薬剤の投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスが低下すると考えられる。


シンバスタチン


シンバスタチンのAUCが2.0倍に上昇することが報告されている。必要があれば本剤又はシンバスタチンの投与を中止すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


腎機能障害のある患者は特に注意すること。


シクロスポリン


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


腎機能障害のある患者は特に注意すること。


ベンゾジアゼピン系薬剤


ジアゼパム、


ミダゾラム、


トリアゾラム等


経口黄体・卵胞ホルモン


経口避妊薬等


本剤又はこれらの薬剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤又はこれらの薬剤を減量すること。


これらの薬剤がCYP3A4を競合的に阻害することにより、相互のクリアランスが低下すると考えられる。


タンドスピロンクエン酸塩


本剤の作用が増強されるおそれがある。必要があれば本剤を減量あるいはタンドスピロンクエン酸塩の投与を中止すること。


セロトニン受容体を介した中枢性の血圧降下作用が降圧作用を増強する。


リファンピシン


フェニトイン


フェノバルビタール


本剤の作用が減弱されるおそれがある。


これらの薬剤の代謝酵素誘導作用により、本剤のクリアランスが上昇すると考えられる。


グレープフルーツジュース


本剤の血中濃度が上昇することが報告されている。降圧作用が増強されるおそれがあることから、本剤の服用中はグレープフルーツジュースを飲用しないよう注意すること。


グレープフルーツジュースに含まれる成分がCYP3A4による本剤の代謝を阻害し、クリアランスを低下させるためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 肝機能障害(頻度不明)、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。2: 房室ブロック(頻度不明)、洞停止(頻度不明)、徐脈(頻度不明)

-めまい、ふらつき等の症状があらわれることがある。

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒、発疹-血管浮腫、光線過敏性反応
精神神経系 -頭痛・頭重感-立ちくらみ、ふらつき、めまい-眠気
消化器 -便秘-胃部不快感、悪心、腹痛、下痢、歯肉肥厚、口内炎
循環器 -動悸、顔面潮紅、ほてり
血液 -好酸球増多
肝臓 -ALT上昇、AST上昇、LDH上昇-ALP上昇、総ビリルビン上昇-γ-GTP上昇、肝機能異常
泌尿器 -BUN上昇、尿硝子円柱増加-クレアチニン上昇、頻尿
その他 -尿酸上昇-総コレステロール上昇、CK上昇、カリウム上昇、カリウム低下-倦怠感、異常感(浮遊感、気分不良等)、浮腫、しびれ、乳び腹水

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ