薬剤詳細データ 一般名 日局 ニカルジピン塩酸塩 製品名 ペルジピン注射液10mg 薬効名 注射用Ca拮抗剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 ペルジピン注射液10mg yj-code 2149400A2023 添付文書No 2149400A1027_2_02 改定年月 2021-01 版 第1版 一般名 日局 ニカルジピン塩酸塩 薬効分類名 注射用Ca拮抗剤 用法・用量 〈手術時の異常高血圧の救急処置〉 本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり2~10μgの点滴速度で投与を開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。なお、急速に血圧を下げる必要がある場合には、本剤をそのまま体重1kg当たりニカルジピン塩酸塩として10~30μgを静脈内投与する。 〈高血圧性緊急症〉 本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり0.5~6μgの点滴速度で投与する。なお、投与に際しては1分間に、体重1kg当たり0.5μgより開始し、目的値まで血圧を下げ、以後血圧をモニターしながら点滴速度を調節する。 〈急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む)〉 本剤は、生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、ニカルジピン塩酸塩として0.01~0.02%(1mL当たり0.1~0.2mg)溶液を点滴静注する。この場合1分間に、体重1kg当たり1μgの点滴速度で投与する。なお、患者の病態に応じて1分間に、体重1kg当たり0.5~2μgの範囲で点滴速度を調節する。 効能・効果 手術時の異常高血圧の救急処置 高血圧性緊急症 急性心不全(慢性心不全の急性増悪を含む) 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 他の血圧降下剤血圧降下作用が増強されることがある。両剤の薬理学的な相加作用等による。β-遮断剤プロプラノロール 等うっ血性心不全患者では、過度の血圧低下、心機能の低下があらわれることがある。必要に応じどちらかを減量又は投与を中止する。両剤の薬理学的な相加作用による。(1)血圧降下作用の増強(2)陰性変力作用の増強フェンタニールフェンタニール麻酔時、β-遮断剤と本剤の併用で血圧低下がみられることがある 。必要に応じどちらかを減量又は投与を中止する。機序不明ジゴキシンジゴキシンの作用を増強し 、中毒症状(嘔気、嘔吐、めまい、徐脈、不整脈等)があらわれることがある。必要に応じジゴキシンを減量する。本剤が、主に腎でのクリアランスを減少させ、ジゴキシンの血中濃度が上昇する。ダントロレンナトリウム水和物他のCa拮抗剤(ベラパミル等)の動物実験で心室細動、循環虚脱がみられたとの報告がある。高カリウム血症を来すと考えられる。タンドスピロンクエン酸塩動物実験で血圧降下作用が増強されたとの報告がある。タンドスピロンクエン酸塩は中枢性の血圧降下作用を有し、相加的な降圧作用を示す 。ニトログリセリン動物実験で房室ブロックを起こしたとの報告がある。機序不明筋弛緩剤パンクロニウム臭化物ベクロニウム臭化物 等筋弛緩の作用が増強することがある。筋弛緩作用に注意し、異常が認められた場合には、両剤の減量若しくは投与を中止する。本剤が神経筋接合部位において、シナプス前あるいは後にアセチルコリン放出を抑制させること、及び骨格筋の筋小胞体でのCa遊離抑制による筋自体の収縮力の低下等が考えられている 。免疫抑制剤シクロスポリンタクロリムス水和物 等免疫抑制剤の作用を増強し 、中毒症状(特に腎機能異常)があらわれることがある。また、本剤の作用を増強し、血圧低下、頻脈等があらわれることがある。必要に応じ免疫抑制剤及び本剤を減量する。本剤あるいは免疫抑制剤によりCYP3A4が阻害され、免疫抑制剤あるいは本剤の血中濃度が上昇する。フェニトイン(1)フェニトインの作用を増強し、中毒症状(神経的)があらわれることがある。必要に応じフェニトインを減量する。(2)本剤の作用が減弱されることがある。必要に応じ本剤を増量する。(1)本剤の蛋白結合率が高いため、血漿蛋白結合競合により、遊離型フェニトインが上昇する。(2)CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される, 。リファンピシン本剤の作用が減弱されることがある。必要に応じ本剤を増量する。CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。シメチジン本剤の作用が増強され、血圧低下、頻脈等があらわれることがある。必要に応じ本剤を減量する 。これらの薬剤によりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。HIVプロテアーゼ阻害剤サキナビルリトナビル 等本剤の血中濃度が上昇し、本剤の作用が増強されるおそれがある。これらの薬剤によりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。アゾール系抗真菌薬イトラコナゾール 等本剤の血中濃度が上昇し、本剤の作用が増強されるおそれがある。これらの薬剤によりCYP3A4が阻害され、本剤の血中濃度が上昇する。 副作用:重大な副作用 1: 麻痺性イレウス(頻度不明)2: 低酸素血症(0.1~5%未満)3: 肺水腫、呼吸困難(各0.1%未満)4: 狭心痛(頻度不明)-外国において本注射剤で治療した冠動脈疾患患者の1%未満に狭心痛の発現あるいは悪化が認められたとの報告がある。5: 血小板減少(0.1%未満)6: 肝機能障害(0.1~5%未満)、黄疸(頻度不明)-AST・ALT・γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。 副作用:その他副作用 循環器 -頻脈、心電図変化、血圧低下、肺動脈圧の上昇(急性心不全時)、心係数の低下(急性心不全時)、心室頻拍(急性心不全時)、チアノーゼ(急性心不全時)-動悸、顔面潮紅、全身倦怠感、心室性期外収縮-房室ブロック肝臓 -肝機能異常(AST・ALT等の上昇)腎臓 -BUN上昇、クレアチニン上昇消化器 -嘔気、嘔吐、むかつき過敏症 -皮疹その他 -頭痛、体温の上昇、尿量減少、血中総コレステロールの低下、悪寒、背部痛、血清カリウムの上昇-静脈炎 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0