薬剤詳細データ

一般名

【般】ニフェジピン徐放カプセル10mg(12時間持続)

製品名

セパミット-Rカプセル10 10mg

薬効名

血管拡張剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

セパミット−Rカプセル10

yj-code

2171014N1029

添付文書No

2171014N1029_3_07

改定年月

2024-09

第4版

一般名

ニフェジピン徐放カプセル

薬効分類名

カルシウム拮抗剤・ニフェジピン持効性製剤


用法・用量

〈本態性高血圧症、腎性高血圧症〉 通常成人には、ニフェジピンとして1回10〜20mgを1日2回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。 〈狭心症〉 通常成人には、ニフェジピンとして1回20mgを1日2回経口投与する。なお、症状により適宜増減する。

効能・効果

本態性高血圧症、腎性高血圧症 狭心症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

他の降圧剤


レセルピン


メチルドパ


プラゾシン塩酸塩等


相互に血圧低下作用を増強することがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下が認められた場合、本剤又は他の降圧剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う。


薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている。


β遮断剤


アテノロール


アセブトロール塩酸塩


プロプラノロール塩酸塩等


相互に作用を増強することがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や心不全等の症状が認められた場合、本剤又はβ遮断剤を減量若しくは中止するなど適切な処置を行う。


薬理学的な相加・相乗作用によるものと考えられている。


ジゴキシン


ジゴキシンの血中濃度が上昇することがある。ジゴキシン中毒症状(悪心・嘔吐、頭痛、視覚異常、不整脈等)が認められた場合、症状に応じジゴキシンの用量を調節又は本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


機序は完全には解明されていないが、ジゴキシンの腎及び腎外クリアランスが減少するためと考えられている。


シメチジン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や頻脈等の症状が認められた場合、本剤を減量又はシメチジンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


シメチジンが肝血流量を低下させ、本剤の肝ミクロソームでの酵素代謝を抑制する一方で、胃酸を低下させ、本剤の吸収を増加させるためと考えられている。


ジルチアゼム


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量又はジルチアゼムの投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、ジルチアゼムが本剤の肝代謝(チトクロームP450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


トリアゾール系抗真菌剤


イトラコナゾール


フルコナゾール等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下や浮腫等の症状が認められた場合、本剤を減量又はトリアゾール系抗真菌剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、トリアゾール系抗真菌剤が本剤の肝代謝(チトクロームP450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


リファンピシン


フェニトイン


カルバマゼピン


本剤の有効血中濃度が得られず、作用が減弱することがある。患者の状態を注意深く観察し、血圧上昇や狭心症発作の悪化等の症状が認められた場合、他剤への変更又はリファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンにより誘導された肝薬物代謝酵素(チトクロームP450)が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


タクロリムス


タクロリムスの血中濃度が上昇することがある。患者の状態を注意深く観察し、腎機能障害等の症状が認められた場合、タクロリムスの用量を調節又は本剤の投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、本剤がタクロリムスの肝代謝(チトクロームP450酵素系)反応を抑制し、クリアランスを低下させるためと考えられている。


シクロスポリン


歯肉肥厚があらわれやすいとの報告がある。患者の状態を注意深く観察し、歯肉肥厚が認められた場合、本剤又はシクロスポリンの投与を中止するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、両剤の相加的な作用によるものと考えられている。


HIVプロテアーゼ阻害剤


サキナビル


リトナビル等


本剤のAUCが上昇することが予想される。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。


発現機序の詳細は不明であるが、本剤とこれらの薬剤の肝代謝酵素が同じ(CYP3A4)であるため、競合的に拮抗し、本剤の代謝が阻害される可能性があると考えられている。


キヌプリスチン・ダルホプリスチン


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。


キヌプリスチン・ダルホプリスチンが、CYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている。


硫酸マグネシウム水和物(注射剤)


過度の血圧低下や神経筋伝達遮断の増強があらわれることがある。


併用により降圧作用や神経筋伝達遮断作用が増強されると考えられている。


グレープフルーツジュース


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されることがある。患者の状態を注意深く観察し、過度の血圧低下等の症状が認められた場合、本剤を減量するなど適切な処置を行う。またグレープフルーツジュースとの同時服用をしないように注意する。


グレープフルーツジュースに含まれる成分が、CYP3A4を阻害し、本剤のクリアランスを低下させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)

2: 無顆粒球症、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: ショック(頻度不明)

4: 意識障害(頻度不明)

-血圧低下に伴う一過性の意識障害があらわれることがある。5: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。

副作用:その他副作用


肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇-黄疸
腎臓 -BUN上昇-クレアチニン上昇
循環器 -のぼせ、動悸、浮腫(下肢、顔面等)、熱感、頻尿-顔面潮紅、潮紅、胸部痛、頻脈、発汗-血圧低下、起立性低血圧、悪寒
精神神経系 -頭痛、めまい、倦怠感、四肢しびれ感-眠気-不眠、脱力感、筋痙攣、異常感覚、振戦
消化器 -悪心・嘔吐、食欲不振、便秘、上腹部痛-下痢、口渇-腹部不快感、胸やけ、鼓腸
過敏症 -そう痒、発疹-光線過敏症、紫斑、血管浮腫
口腔 -歯肉肥厚
代謝異常 -高血糖
血液 -白血球減少-血小板減少、貧血
呼吸器 -呼吸困難、咳嗽、鼻出血、鼻閉
その他 -視力異常(霧視等)、女性化乳房、眼痛、筋肉痛、関節痛、関節腫脹、勃起不全

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,209,323 0 1,187 0 3,671 25,403 73,755 197,213 458,139 366,187 83,768 0
女性 1,318,801 1,985 1,040 1,064 12,051 16,987 46,736 112,116 431,265 504,597 184,890 8,055
合計 2,533,387 1,985 2,227 1,064 15,722 42,390 120,491 309,329 889,404 870,784 268,658 8,055
男性 1,209,323 0 1,187 0 3,671 25,403 73,755 197,213 458,139 366,187 83,768 0
女性 1,318,801 1,985 1,040 1,064 12,051 16,987 46,736 112,116 431,265 504,597 184,890 8,055
合計 2,533,387 1,985 2,227 1,064 15,722 42,390 120,491 309,329 889,404 870,784 268,658 8,055
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道303,001
東北212,900
関東1,032,840
中部381,514
近畿347,098
中国・四国177,282
九州77,854
合計2,533,387
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道303,001
北東北99,391
南東北108,322
北関東124,306
南関東908,534
甲信越151,211
北陸67,913
東海171,585
関西337,903
中国144,758
四国32,524
北九州64,469
南九州10,008
沖縄6,754
合計2,533,387
都道府県別
都道府県名 合計
北海道303,001
青森県72,827
岩手県5,187
宮城県46,797
秋田県26,564
山形県16,182
福島県45,343
茨城県41,313
栃木県67,758
群馬県15,235
埼玉県149,102
千葉県216,779
東京都238,723
神奈川県303,930
新潟県82,747
富山県12,732
石川県55,181
福井県0
山梨県34,365
長野県34,099
岐阜県17,346
静岡県67,102
愛知県77,942
三重県9,195
滋賀県24,773
京都府8,538
大阪府86,943
兵庫県203,644
奈良県11,207
和歌山県2,798
鳥取県3,589
島根県72,883
岡山県16,103
広島県35,248
山口県16,935
徳島県10,307
香川県3,356
愛媛県18,861
高知県0
福岡県30,890
佐賀県2,899
長崎県8,438
熊本県15,311
大分県6,931
宮崎県0
鹿児島県10,008
沖縄県3,377
合計2,533,387
更新予告まとめ