薬剤詳細データ 一般名 エゼチミブ/アトルバスタチンカルシウム水和物配合錠 製品名 エゼアト配合錠LD「JG」 薬効名 小腸コレステロールトランスポーター阻害剤/HMG-CoA還元酵素阻害剤配合剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 エゼアト配合錠LD「JG」 yj-code 2189101F1038 添付文書No 2189101F1038_1_07 改定年月 2024-09 版 第7版 一般名 エゼチミブ/アトルバスタチンカルシウム水和物配合錠 薬効分類名 小腸コレステロールトランスポーター阻害剤/HMG-CoA還元酵素阻害剤配合剤 用法・用量 通常、成人には1日1回1錠(エゼチミブ/アトルバスタチンとして10mg/10mg又は10mg/20mg)を食後に経口投与する。 効能・効果 高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症 相互作用:併用禁忌 グレカプレビル・ピブレンタスビル:(マヴィレット)アトルバスタチンとグレカプレビル・ピブレンタスビル(400mg・120mg)の併用により、アトルバスタチンのAUCが8.28倍、Cmaxが22.0倍に上昇したとの報告がある。アトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。機序:グレカプレビルのOATP1B1/1B3及びBCRP阻害、ピブレンタスビルのOATP1B1及びBCRP阻害に基づく作用によるものと考えられている。 相互作用:併用注意 フィブラート系薬剤:ベザフィブラート等,HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。機序:フィブラート系薬剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用が示唆されている。危険因子:腎機能に関する臨床検査値に異常が認められる患者ニコチン酸製剤:ニセリトロール等HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。機序:ニコチン酸製剤とHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用が示唆されている。危険因子:腎機能障害免疫抑制剤:シクロスポリン等,1)エゼチミブとの併用によりエゼチミブ及びシクロスポリンの血中濃度の上昇がみられた。本剤と併用する場合は、シクロスポリンの血中濃度のモニターを十分に行うこと。2)①HMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。②アトルバスタチンとシクロスポリンとの併用により、アトルバスタチンのAUC0-24hrが8.7倍に上昇したとの報告がある。機序:1)不明2)①シクロスポリンとHMG-CoA還元酵素阻害剤との副作用誘発性の相加作用、②シクロスポリンによるHMG-CoA還元酵素阻害剤の代謝・胆汁中排泄に対する競合阻害に基づく相互作用、③シクロスポリンによる本剤の肝への取り込み阻害に基づく相互作用が示唆されている。危険因子:腎機能障害アゾール系抗真菌薬:イトラコナゾール等エリスロマイシンHMG-CoA還元酵素阻害剤との併用により筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とし、急激な腎機能悪化を伴う横紋筋融解症があらわれやすいとの報告がある。機序:アゾール系抗真菌薬又はエリスロマイシンのCYP3Aに対する阻害作用が考えられている。危険因子:腎機能障害クラリスロマイシンアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度の有意な上昇(Cmax:+55.9%、AUC0-Tlast:+81.8%)がみられたとの報告がある。機序:クラリスロマイシンのCYP3A4に対する阻害作用が考えられている。HIVプロテアーゼ阻害剤:ロピナビル・リトナビル等アトルバスタチンとロピナビル・リトナビルとの併用によりアトルバスタチンのAUCが5.88倍に上昇するとの報告がある。機序:これらの薬剤によるCYP3A4の阻害が考えられている。ニルマトレルビル・リトナビルアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがある。アトルバスタチンの副作用が発現しやすくなるおそれがあるため、十分な観察を行いながら慎重に投与し、必要に応じて減量や休薬等の適切な措置を講ずること。機序:アトルバスタチンの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。エンシトレルビル フマル酸アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。機序:エンシトレルビル フマル酸のCYP3Aに対する阻害作用が考えられている。グラゾプレビルアトルバスタチンとグラゾプレビル(200mg)との併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度の上昇がみられた(Cmax:5.66倍、AUC0-∞:3.00倍)。機序:グラゾプレビルによる腸管のCYP3A及びBCRPの阻害が考えられている。レテルモビルアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度の上昇がみられた(Cmax:2.17倍、AUC0-∞:3.29倍)。機序:レテルモビルによるCYP3A、OATP1B1/1B3及びBCRPの阻害が考えられている。フチバチニブアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇し、副作用が発現しやすくなるおそれがある。機序:フチバチニブによるBCRPの阻害が考えられている。グレープフルーツジュースアトルバスタチンとグレープフルーツジュース1.2L/日との併用により、アトルバスタチンのAUC0-72hrが約2.5倍に上昇したとの報告がある。機序:グレープフルーツジュースによるCYP3A4の阻害が考えられている。エファビレンツアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下した(Cmax:-12%、AUC0-24hr:-43%)との報告がある。機序:エファビレンツによるCYP3A4の誘導が考えられている。リファンピシンリファンピシン投与17時間後にアトルバスタチンを投与したところアトルバスタチンの血漿中薬物濃度が低下した(Cmax:-40%、AUC:-80%)との報告がある。機序:リファンピシンによるCYP3A4の誘導が考えられている。ベキサロテンアトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンのAUCが約50%低下したとの報告がある。機序:ベキサロテンによるCYP3A4の誘導が考えられている。陰イオン交換樹脂:コレスチミドコレスチラミン等1)エゼチミブとの併用によりエゼチミブの血中濃度の低下がみられた。本剤は陰イオン交換樹脂の投与前2時間あるいは投与後4時間以上の間隔をあけて投与すること。2)アトルバスタチンとの併用によりアトルバスタチンの血漿中薬物濃度が約25%低下したが、LDLコレステロールの低下率はそれぞれを単独で使用したときより大きかったとの報告がある。機序:1)エゼチミブが陰イオン交換樹脂と結合し、吸収が遅延あるいは減少する可能性がある。2)これらの薬剤によるアトルバスタチンの吸収阻害(吸着)に基づく血漿中薬物濃度の低下が考えられている。ジゴキシンアトルバスタチンとの併用により定常状態において血漿中ジゴキシン濃度が上昇する(アトルバスタチン10mg投与でCmax:+9.9%、AUC0-24hr:+3.6%、CLr:129→128mL/min、アトルバスタチン80mg投与でCmax:+20.0%、AUC0-24hr:+14.8%、CLr:160→149mL/min)ことが報告されている。本剤を併用する場合は、ジゴキシンの血漿中薬物濃度のモニターを十分に行うこと。機序:アトルバスタチンによるジゴキシンのP-gpを介した排出の抑制が示唆されている。経口避妊薬:ノルエチンドロン-エチニルエストラジオールアトルバスタチンとの併用によりノルエチンドロン(Cmax:+24%、AUC0-24hr:+28%)及びエチニルエストラジオール(Cmax:+30%、AUC0-24hr:+19%)の血漿中濃度の上昇が認められたとの報告がある。機序:アトルバスタチンによるノルエチンドロン及びエチニルエストラジオールの初回通過効果の減少が考えられている。クマリン系抗凝固剤:ワルファリン等エゼチミブとの併用によりプロトロンビン時間国際標準比(INR)の上昇がみられた。本剤を併用する場合には適宜INR検査を行うこと。機序:不明 副作用:重大な副作用 1: 過敏症(頻度不明)-アナフィラキシー、血管神経性浮腫、発疹を含む過敏症状があらわれたとの報告がある。2: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)-水疱性発疹があらわれたとの報告がある。3: 横紋筋融解症、ミオパチー(いずれも頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれ、急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがある。また、ミオパチーがあらわれることがあるので、広範な筋肉痛、筋肉圧痛や著明なCKの上昇があらわれた場合には投与を中止すること。,,,,4: 免疫介在性壊死性ミオパチー(頻度不明)-アトルバスタチン投与中に近位筋脱力、CK高値、炎症を伴わない筋線維の壊死、抗HMG-CoA還元酵素(HMGCR)抗体陽性等を特徴とする免疫介在性壊死性ミオパチーがあらわれ、投与中止後も持続する例が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。なお、免疫抑制剤投与により改善がみられたとの報告例がある。5: 劇症肝炎、肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)6: 無顆粒球症、汎血球減少症、血小板減少症(いずれも頻度不明)7: 高血糖、糖尿病(いずれも頻度不明)8: 間質性肺炎(頻度不明)-長期投与であっても、発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 重症筋無力症(頻度不明)-重症筋無力症(眼筋型、全身型)が発症又は悪化することがある。 副作用:その他副作用 感染症及び寄生虫症 -結膜炎、口腔ヘルペス、帯状疱疹、インフルエンザ、肺炎精神障害 -悪夢、睡眠障害、不眠(症)、うつ病、抑うつ神経系障害 -めまい、しびれ、頭痛、異常感覚、錯感覚、味覚異常、眠気、健忘症、脳梗塞、坐骨神経痛、末梢性ニューロパチー心臓障害 -期外収縮、動悸、頻脈、洞性徐脈呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -咳嗽、呼吸困難胃腸障害 -胃炎、腹部膨満、便秘-悪心、嘔吐、消化不良、腹痛、下痢、膵炎、口唇炎、口内炎、口内乾燥、口腔内不快感、口のしびれ、舌のしびれ、舌炎、舌痛、胸やけ、胃食道逆流性疾患、胃不快感、心窩部痛(心窩部の疼痛)、鼓腸放屁、腹部不快感、下腹部痛、軟便、排便回数増加肝胆道系障害 -胆汁うっ滞性黄疸、胆石症、胆嚢炎皮膚及び皮下組織障害 -そう痒症、発疹、ざ瘡、蕁麻疹、発赤、光線過敏、皮膚乾燥、皮膚亀裂、脱毛症、爪の障害筋骨格系及び結合組織障害 -関節痛、筋肉痛、筋痙縮、背部痛、頸・肩のこり、こわばり感、四肢痛、筋肉疲労、筋力低下、筋炎、腱炎、腱痛腎及び尿路障害 -蛋白尿、血尿、着色尿、排尿困難、頻尿一般・全身障害及び投与部位の状態 -胸痛、無力症、浮腫(顔面・四肢等)、口渇、疼痛、熱感、発熱、全身倦怠(感)、疲労臨床検査 -ALT増加-AST増加、γ-GTP増加、Al-P増加-血中CK増加、BUN増加、HbA1c増加、アミラーゼ増加、肝機能検査異常、血圧上昇、血小板数減少、血中ACTH増加、血中K増加、血中LDH増加、血中TSH増加、血中アルドステロン減少、血中クレアチニン増加、血中コリンエステラーゼ増加、血中コルチゾール増加、血中テストステロン減少、血中ビリルビン増加、血中ブドウ糖増加、血中ミオグロビン増加、血中リン増加、血中鉄減少、血中尿酸増加、体重増加、白血球数減少その他 -食欲減退、耳鳴、霧視、ほてり、貧血、低血糖、女性化乳房、勃起不全 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0