薬剤詳細データ 一般名 サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 製品名 エンレスト錠50mg 薬効名 その他の循環器官用薬 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 エンレスト錠50mg yj-code 2190041F1027 添付文書No 2190041F1027_1_08 改定年月 2024-03 版 第7版 一般名 サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物 薬効分類名 アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(ARNI) 用法・用量 〈慢性心不全〉 通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回50mgを開始用量として1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2~4週間の間隔で段階的に1回200mgまで増量する。1回投与量は50mg、100mg又は200mgとし、いずれの投与量においても1日2回経口投与する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。通常、1歳以上の小児には、サクビトリルバルサルタンとして下表のとおり体重に応じた開始用量を1日2回経口投与する。忍容性が認められる場合は、2~4週間の間隔で段階的に目標用量まで増量する。なお、忍容性に応じて適宜減量する。 小児における用量表(1回投与量) 体重 開始用量 第1漸増用量 第2漸増用量 目標用量 40kg未満 0.8mg/kg 1.6mg/kg 2.3mg/kg 3.1mg/kg 40kg以上50kg未満 0.8mg/kg 50mg 100mg 150mg 50kg以上 50mg 100mg 150mg 200mg 〈高血圧症〉 通常、成人にはサクビトリルバルサルタンとして1回200mgを1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、最大投与量は1回400mgを1日1回とする。 (参考) 錠50mg 錠100mg 錠200mg 粒状錠小児用12.5mg 粒状錠小児用31.25mg 慢性心不全(成人) 〇 〇 〇 ― ― 慢性心不全(小児) 〇 〇 〇 〇 〇 高血圧症 ― 〇 〇 ― ― 〇:承認用法・用量あり、―:承認なし 効能・効果 〈錠50mg・100mg・200mg〉 成人 慢性心不全ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る。 小児 慢性心不全 〈錠100mg・200mg〉 高血圧症 〈粒状錠小児用12.5mg・31.25mg〉 慢性心不全 相互作用:併用禁忌 アンジオテンシン変換酵素阻害薬アラセプリル(セタプリル)イミダプリル塩酸塩(タナトリル)エナラプリルマレイン酸塩(レニベース)カプトプリル(カプトリル)キナプリル塩酸塩(コナン)シラザプリル水和物(インヒベース)テモカプリル塩酸塩(エースコール)デラプリル塩酸塩(アデカット)トランドラプリル(オドリック)ベナゼプリル塩酸塩(チバセン)ペリンドプリルエルブミン(コバシル)リシノプリル水和物(ゼストリル、ロンゲス),血管浮腫があらわれるおそれがある。これらの薬剤が投与されている場合は、少なくとも本剤投与開始36時間前に中止すること。また、本剤投与終了後にこれらの薬剤を投与する場合は、本剤の最終投与から36時間後までは投与しないこと。併用により相加的にブラジキニンの分解を抑制し、血管浮腫のリスクを増加させる可能性がある。アリスキレンフマル酸塩(ラジレス)(糖尿病患者に投与する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。)非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加がバルサルタンで報告されている。併用によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強される可能性がある。 相互作用:併用注意 アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがあるため、これらの薬剤と併用すべきでない。併用によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強される可能性がある。アリスキレンフマル酸塩腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。なお、eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。併用によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強される可能性がある。アトルバスタチン併用によりアトルバスタチンの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤は、OATP1B1及びOATP1B3を介する薬剤の肝臓への取り込みを阻害する可能性がある。PDE5阻害剤シルデナフィル等高血圧症患者において、本剤とシルデナフィルとの併用により、本剤単独投与よりも血圧低下が認められたとの報告がある。本剤の投与を受けている患者においてシルデナフィル又は他のPDE5阻害剤の投与を開始する際には注意すること。PDE5阻害剤は本剤の投与により増加するcGMPの分解を阻害する。カリウム保持性利尿薬トリアムテレンスピロノラクトンエプレレノン等カリウム補給製剤塩化カリウム血清カリウム値及び血清クレアチニン値が上昇するおそれがある。本剤のアルドステロン分泌抑制によりカリウム貯留作用が増強する可能性がある。危険因子:腎機能障害ドロスピレノン・エチニルエストラジオール血清カリウム値が上昇することがある。バルサルタンによる血清カリウム値の上昇とドロスピレノンの抗ミネラルコルチコイド作用によると考えられる。危険因子:腎障害患者、血清カリウム値の高い患者トリメトプリム含有製剤スルファメトキサゾール・トリメトプリム血清カリウム値が上昇することがある。血清カリウム値の上昇が増強されるおそれがある。シクロスポリン血清カリウム値が上昇することがある。高カリウム血症の副作用が相互に増強されると考えられる。利尿降圧剤フロセミドトリクロルメチアジド等急激な血圧低下(失神及び意識消失等を伴う)を起こすおそれがある。また、利尿作用が増強されるおそれがある。高血圧症患者においては、低用量から本剤の投与を開始し、増量する場合は徐々に行うこと。利尿降圧剤投与中は血漿レニン活性が上昇しており、これらの薬剤との併用によりレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害作用が増強される可能性がある。重度のナトリウムないし体液量の減少した患者では、まれに症候性の低血圧が生じることがある。非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)インドメタシン等本剤の降圧作用が減弱することがある。NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、本剤の降圧作用が減弱することがある。非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)インドメタシン等腎機能を悪化させるおそれがある。NSAIDsの腎プロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられる。危険因子:高齢者、体液量が減少している患者(利尿薬使用患者を含む)、腎機能障害患者リチウムリチウム中毒を起こすことがレニン-アンジオテンシン-アルドステロン系阻害剤で報告されている。利尿薬を使用する場合には、リチウム毒性のリスクがさらに増加するおそれがある。本剤のナトリウム排泄作用により、リチウムの蓄積が起こると考えられている。シクロスポリンクラリスロマイシンエリスロマイシンSacubitrilat又はバルサルタンの曝露量が増加し、副作用が増強されるおそれがある。OATP1B1又はOATP1B3を阻害することにより、sacubitrilat及びバルサルタンの血中濃度を上昇させる可能性がある。ビキサロマーバルサルタンの血中濃度が約30~40%に低下したとの報告がある。本剤の作用が減弱するおそれがある。リン酸結合性ポリマーにより、同時に服用した場合、バルサルタンの吸収を遅延あるいは減少させる可能性がある。 副作用:重大な副作用 1: 血管浮腫(0.2%)-舌、声門、喉頭の腫脹等を症状として、気道閉塞につながる血管浮腫があらわれることがある。このような場合には直ちに投与を中止し、アドレナリン注射、気道確保等適切な処置を行うこと。血管浮腫が消失しても再投与しないこと。2: 腎機能障害(2.4%)、腎不全(0.6%)-,,,,,3: 低血圧(8.8%)-,,,4: 高カリウム血症(3.9%)-高カリウム血症が発現した場合には、カリウム摂取量の減量など適切な処置を行うこと。,5: ショック(0.1%未満)、失神(0.2%)、意識消失(0.1%未満)-冷感、嘔吐、意識消失等があらわれた場合には、直ちに適切な処置を行うこと。,,6: 無顆粒球症(頻度不明)、白血球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明)7: 間質性肺炎(0.1%未満)-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 低血糖(頻度不明)-脱力感、空腹感、冷汗、手の震え、集中力低下、痙攣、意識障害等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。糖尿病治療中の患者であらわれやすい。9: 横紋筋融解症(頻度不明)-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)11: 天疱瘡、類天疱瘡(いずれも頻度不明)-水疱、びらん等があらわれた場合には、皮膚科医と相談すること。12: 肝炎(頻度不明) 副作用:その他副作用 感染症および寄生虫症 -―-―-咽頭炎血液およびリンパ系障害 -―-貧血、好酸球増多-―代謝および栄養障害 -―-低カリウム血症、食欲減退、低ナトリウム血症-―神経系障害 -浮動性めまい-体位性めまい、回転性めまい、頭痛、不眠、味覚異常、眠気、しびれ-―耳および迷路障害 -―-―-耳鳴心臓障害 -―-動悸、心房細動-頻脈血管障害 -起立性低血圧-―-ほてり呼吸器、胸郭および縦隔障害 -咳嗽-―-―胃腸障害 -―-下痢、悪心、腹痛、便秘、嘔吐-―皮膚および皮下組織障害 -―-蕁麻疹-紅斑、光線過敏症筋骨格系および結合組織障害 -―-関節痛、腰背部痛-筋肉痛一般・全身障害および投与部位の状態 -疲労-無力症、けん怠感、口渇、胸痛-浮腫、発熱免疫系障害 -―-過敏症(発疹、そう痒症、アナフィラキシー反応を含む)-―臨床検査 -―-AST上昇、ALT上昇、血中尿酸値上昇、BUN上昇、血清クレアチニン上昇、血清カリウム値上昇、血糖値上昇、CK上昇-ビリルビン値の上昇、LDH上昇、血清コレステロール上昇、血清総蛋白減少、ALP上昇 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 18,729,330 0 13,517 52,297 190,558 687,109 1,706,087 2,877,298 5,683,999 5,981,018 1,518,404 19,043 女性 14,330,143 0 3,493 14,188 65,398 210,415 459,171 1,013,892 3,205,687 6,178,137 3,074,824 104,938 合計 33,060,896 0 17,010 66,485 255,956 897,524 2,165,258 3,891,190 8,889,686 12,159,155 4,593,228 123,981 男性 18,729,330 0 13,517 52,297 190,558 687,109 1,706,087 2,877,298 5,683,999 5,981,018 1,518,404 19,043 女性 14,330,143 0 3,493 14,188 65,398 210,415 459,171 1,013,892 3,205,687 6,178,137 3,074,824 104,938 合計 33,060,896 0 17,010 66,485 255,956 897,524 2,165,258 3,891,190 8,889,686 12,159,155 4,593,228 123,981 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道1,693,346東北2,871,575関東13,372,220中部4,862,745近畿4,783,378中国・四国2,397,725九州3,079,900合計33,060,896 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道1,693,346北東北1,045,990南東北1,455,320北関東1,937,033南関東11,435,187甲信越1,416,483北陸779,681東海3,159,076関西4,290,883中国1,579,001四国818,724北九州2,005,750南九州729,732沖縄688,836合計33,060,896 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道1,693,346青森県591,042岩手県370,265宮城県684,286秋田県454,948山形県286,330福島県484,704茨城県1,018,180栃木県496,319群馬県422,534埼玉県2,241,716千葉県1,758,167東京都4,158,158神奈川県3,277,146新潟県354,404富山県411,734石川県224,232福井県143,715山梨県318,054長野県744,025岐阜県393,376静岡県1,077,741愛知県1,195,464三重県492,495滋賀県182,593京都府390,162大阪府1,648,360兵庫県1,645,282奈良県208,366和歌山県216,120鳥取県108,394島根県200,914岡山県268,316広島県650,676山口県350,701徳島県89,628香川県267,950愛媛県300,222高知県160,924福岡県842,604佐賀県211,960長崎県300,938熊本県323,072大分県327,176宮崎県346,894鹿児島県382,838沖縄県344,418合計33,060,896 単位:錠