薬剤詳細データ 一般名 アルガトロバン水和物 製品名 アルガトロバン注射液10mg「SN」 薬効名 選択的抗トロンビン剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 アルガトロバン注射液10mg「SN」 yj-code 2190408A1100 添付文書No 2190408A1100_2_06 改定年月 2024-01 版 第1版 一般名 アルガトロバン水和物 薬効分類名 選択的抗トロンビン剤 用法・用量 〈脳血栓症急性期(ラクネを除く)〉 通常、成人に、はじめの2日間は1日6管(アルガトロバン水和物として60mg)を適当量の輸液で希釈し、24時間かけて持続点滴静注する。その後の5日間は1回1管(アルガトロバン水和物として10mg)を適当量の輸液で希釈し1日朝夕2回、1回3時間かけて点滴静注する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。 〈慢性動脈閉塞症(バージャー病・閉塞性動脈硬化症)〉 通常、成人1回1管(アルガトロバン水和物として10mg)を輸液で希釈し、1日2回、1回2~3時間かけて点滴静注する。なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。 〈血液体外循環〉 通常、成人に、体外循環開始時に1管(アルガトロバン水和物として10mg)を回路内に投与し、体外循環開始後は毎時2.5管(アルガトロバン水和物として25mg)より投与を開始する。凝固時間の延長、回路内凝血(残血)、透析効率及び透析終了時の止血状況等を指標に投与量を増減し、患者毎の投与量を決定するが、毎時0.5~4管(アルガトロバン水和物として5~40mg)を目安とする。 〈HIT Ⅱ型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止〉 本剤をそのまま又は適当量の輸液で希釈し、通常、成人にアルガトロバン水和物として0.1mg/kgを3~5分かけて静脈内投与し、術後4時間までアルガトロバン水和物として6μg/kg/分を目安に静脈内持続投与する。その後抗凝固療法の継続が必要な場合は、0.7μg/kg/分に減量し静脈内持続投与する。なお、持続投与量は目安であり、適切な凝固能のモニタリングにより適宜調節する。 〈HIT Ⅱ型における血栓症の発症抑制〉 本剤をそのまま又は適当量の輸液で希釈し、通常、成人にアルガトロバン水和物として0.7μg/kg/分より点滴静注を開始し、持続投与する。なお、肝機能障害のある患者や出血のリスクのある患者に対しては、低用量から投与を開始すること。活性化部分トロンボプラスチン時間(aPTT)を指標に投与量を増減し、患者毎の投与量を決定する。 効能・効果 下記疾患に伴う神経症候(運動麻痺)、日常生活動作(歩行、起立、坐位保持、食事)の改善発症後48時間以内の脳血栓症急性期(ラクネを除く) 慢性動脈閉塞症(バージャー病・閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍、安静時疼痛ならびに冷感の改善 下記患者における血液体外循環時の灌流血液の凝固防止(血液透析)先天性アンチトロンビンⅢ欠乏患者アンチトロンビンⅢ低下を伴う患者 (アンチトロンビンⅢが正常の70%以下に低下し、かつ、ヘパリンナトリウム、ヘパリンカルシウムの使用では体外循環路内の凝血(残血)が改善しないと判断されたもの)ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)Ⅱ型患者 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)Ⅱ型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止 ヘパリン起因性血小板減少症(HIT)Ⅱ型における血栓症の発症抑制 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 抗凝固剤ヘパリン、ワルファリン等出血傾向の増強を起こすおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること。血液凝固作用を阻害することにより、凝固時間を延長するためと考えられる。血栓溶解剤アルテプラーゼ、ウロキナーゼ等出血傾向の増強を起こすおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること。プラスミノーゲンをプラスミンに変換させ、生成したプラスミンがフィブリンを分解し血栓を溶解するためと考えられる。フィブリノーゲン低下作用を有する酵素製剤バトロキソビン等出血傾向の増強を起こすおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること。フィブリノーゲンが低下するためと考えられる。血小板凝集抑制作用を有する薬剤アスピリン、オザグレルナトリウム、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩、シロスタゾール、ジピリダモール等〈効能共通〉出血傾向の増強を起こすおそれがあるので、本剤を減量するなど注意すること。〈HIT Ⅱ型(発症リスクのある場合を含む)における経皮的冠インターベンション施行時の血液の凝固防止〉経皮的冠インターベンション施行において併用が必須とされる薬剤(アスピリン、チクロピジン塩酸塩、クロピドグレル硫酸塩等)との併用を理由に本剤を減量しないこと。血小板凝集を抑制するためと考えられる。 副作用:重大な副作用 1: 出血性脳梗塞(0.5%)-脳血栓症急性期の患者に使用した場合あらわれることがある。2: 脳出血、消化管出血(いずれも頻度不明)3: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-蕁麻疹、血圧低下、呼吸困難等があらわれることがある。4: 劇症肝炎、肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明) 副作用:その他副作用 血液 -血尿、貧血(赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット値の減少)、白血球増多、白血球減少、血小板減少-凝固時間の延長、出血過敏症 -皮疹(紅斑性発疹等)-そう痒、蕁麻疹血管 -血管痛、血管炎肝臓 -AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇-γ-GTP上昇腎臓 -BUN上昇-クレアチニン上昇消化器 -下痢、食欲不振、腹痛-嘔吐その他 -頭痛、不整脈、熱感、過換気症候群、呼吸困難、血圧上昇-四肢の疼痛、四肢のしびれ、ふらつき、心悸亢進、潮紅、悪寒、発熱、発汗、胸痛、血圧低下、浮腫、腫脹、倦怠感、血清総蛋白減少 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0