薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリン徐放錠100mg(12~24時間持続)

製品名

テオドール錠100mg

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオドール錠100mg

yj-code

2251001F2115

添付文書No

2251001F2115_2_14

改定年月

2023-10

第1版

一般名

テオフィリン徐放性製剤

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

〈テオドール錠100mg〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤2錠)を、小児1回100~ 200mg(本剤1~ 2錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤4錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。 〈テオドール錠200mg〉 通常、テオフィリンとして、成人1回200mg(本剤1錠)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。また、気管支喘息については、テオフィリンとして成人1回400mg(本剤2錠)を、1日1回就寝前に経口投与することもできる。なお、年齢、症状に応じ適宜増減する。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎 慢性気管支炎 肺気腫

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤(アミノフィリン水和物、ジプロフィリン、カフェイン等)中枢神経興奮薬(エフェドリン塩酸塩、マオウ等)


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)(イソプレナリン塩酸塩、クレンブテロール塩酸塩、ツロブテロール塩酸塩、テルブタリン硫酸塩、プロカテロール塩酸塩水和物等)


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、発疹-蕁麻疹、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)
精神神経系 -頭痛、不眠、めまい、振戦-しびれ、不随意運動、筋緊張亢進-神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、不安、耳鳴
循環器 -動悸、不整脈(心室性期外収縮等)-頻脈、顔面潮紅、顔面蒼白
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、腹部膨満感、下痢、消化不良(胸やけ等)-しゃっくり
泌尿器 -蛋白尿-頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇、CK上昇
肝臓 -ALT、ALP、LDHの上昇-ASTの上昇-γ-GTPの上昇
血液 -貧血-好酸球増多
その他 -倦怠感、むくみ、胸痛-関節痛、四肢痛、発汗、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 9,548,233 30,746 194,353 140,272 302,795 648,843 970,860 1,254,419 2,637,414 2,764,801 624,640 9,836
女性 13,199,678 13,508 119,798 178,866 452,118 1,044,093 1,648,790 1,987,158 3,149,225 3,436,512 1,152,120 30,998
合計 22,792,251 44,254 314,151 319,138 754,913 1,692,936 2,619,650 3,241,577 5,786,639 6,201,313 1,776,760 40,834
男性 9,548,233 30,746 194,353 140,272 302,795 648,843 970,860 1,254,419 2,637,414 2,764,801 624,640 9,836
女性 13,199,678 13,508 119,798 178,866 452,118 1,044,093 1,648,790 1,987,158 3,149,225 3,436,512 1,152,120 30,998
合計 22,792,251 44,254 314,151 319,138 754,913 1,692,936 2,619,650 3,241,577 5,786,639 6,201,313 1,776,760 40,834
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,461,052
東北2,358,746
関東9,010,200
中部3,108,279
近畿2,927,076
中国・四国1,716,021
九州2,210,878
合計22,792,251
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,461,052
北東北609,613
南東北1,319,436
北関東1,450,440
南関東7,559,760
甲信越1,030,970
北陸542,324
東海1,687,641
関西2,774,420
中国1,049,816
四国666,205
北九州1,691,020
南九州344,950
沖縄349,816
合計22,792,251
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,461,052
青森県359,836
岩手県429,697
宮城県599,135
秋田県249,777
山形県280,139
福島県440,162
茨城県677,544
栃木県376,094
群馬県396,802
埼玉県1,419,780
千葉県1,410,050
東京都3,127,522
神奈川県1,602,408
新潟県475,576
富山県189,278
石川県168,162
福井県184,884
山梨県178,976
長野県376,418
岐阜県309,461
静岡県375,344
愛知県850,180
三重県152,656
滋賀県151,761
京都府375,394
大阪府1,212,389
兵庫県675,234
奈良県188,269
和歌山県171,373
鳥取県71,354
島根県100,996
岡山県251,308
広島県430,224
山口県195,934
徳島県130,363
香川県206,060
愛媛県195,336
高知県134,446
福岡県783,502
佐賀県103,622
長崎県285,320
熊本県278,964
大分県239,612
宮崎県119,456
鹿児島県225,494
沖縄県174,908
合計22,792,251
更新予告まとめ