薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリン徐放錠200mg(24時間持続)

製品名

ユニフィルLA錠200mg

薬効名

気管支拡張剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ユニフィルLA錠200mg

yj-code

2251001G1076

添付文書No

2251001G1076_1_12

改定年月

2023-10

第2版

一般名

テオフィリン徐放錠

薬効分類名

気管支拡張剤


用法・用量

通常、成人にはテオフィリンとして400mgを1日1回夕食後に経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

効能・効果

気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤


アミノフィリン水和物ジプロフィリンカフェイン等


中枢神経興奮薬


エフェドリン塩酸塩マオウ等


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)


イソプレナリン塩酸塩クレンブテロール塩酸塩ツロブテロール塩酸塩テルブタリン硫酸塩プロカテロール塩酸塩水和物等


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンの血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験においてリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙によりテオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれることがある。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -発疹-蕁麻疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、固定薬疹、そう痒感
精神神経系 -頭痛-めまい、振戦、不眠、神経過敏(興奮、いらいら感、不機嫌)、耳鳴、しびれ-不安、不随意運動、筋緊張亢進
循環器 -動悸-頻脈-顔面潮紅、顔面蒼白、不整脈(心室性期外収縮等)
消化器 -嘔気・嘔吐、腹痛、消化不良(胸やけ等)-食欲不振、下痢、しゃっくり-腹部膨満感
泌尿器 -蛋白尿等-頻尿
代謝異常 -CK上昇、血清尿酸値上昇
肝臓 -AST、ALT上昇-Al-P、LDH、γ-GTP上昇
血液 -貧血、好酸球増多
その他 -むくみ、関節痛、四肢痛、発汗、胸痛、低カリウム血症、鼻出血、しびれ(口、舌周囲)、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,438,870 0 5,178 12,530 39,124 104,102 177,318 218,145 415,080 399,970 67,423 0
女性 1,723,055 0 5,598 17,411 58,746 161,384 253,094 277,357 442,638 397,436 106,500 2,891
合計 3,162,941 0 10,776 29,941 97,870 265,486 430,412 495,502 857,718 797,406 173,923 2,891
男性 1,438,870 0 5,178 12,530 39,124 104,102 177,318 218,145 415,080 399,970 67,423 0
女性 1,723,055 0 5,598 17,411 58,746 161,384 253,094 277,357 442,638 397,436 106,500 2,891
合計 3,162,941 0 10,776 29,941 97,870 265,486 430,412 495,502 857,718 797,406 173,923 2,891
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道206,400
東北255,565
関東1,124,358
中部489,658
近畿421,924
中国・四国364,469
九州300,567
合計3,162,941
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道206,400
北東北63,398
南東北143,919
北関東133,649
南関東990,709
甲信越149,680
北陸69,352
東海324,820
関西367,730
中国245,058
四国119,411
北九州245,835
南九州37,174
沖縄35,116
合計3,162,941
都道府県別
都道府県名 合計
北海道206,400
青森県25,417
岩手県48,248
宮城県68,260
秋田県37,981
山形県14,202
福島県61,457
茨城県52,736
栃木県41,578
群馬県39,335
埼玉県126,445
千葉県151,621
東京都444,081
神奈川県268,562
新潟県93,760
富山県20,998
石川県25,572
福井県22,782
山梨県10,148
長野県45,772
岐阜県44,956
静岡県96,886
愛知県128,784
三重県54,194
滋賀県18,782
京都府50,184
大阪府148,951
兵庫県114,672
奈良県25,168
和歌山県9,973
鳥取県13,001
島根県23,256
岡山県39,576
広島県106,945
山口県62,280
徳島県15,777
香川県29,622
愛媛県42,753
高知県31,259
福岡県128,234
佐賀県7,824
長崎県26,356
熊本県26,240
大分県57,181
宮崎県23,904
鹿児島県13,270
沖縄県17,558
合計3,162,941
更新予告まとめ