薬剤詳細データ

一般名

【般】テオフィリンシロップ用20%

製品名

テオフィリンドライシロップ20%「タカタ」

薬効名

気管支拡張剤

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薬剤名

テオフィリンドライシロップ20%「タカタ」

yj-code

2251001R1107

添付文書No

2251001R1107_1_16

改定年月

2024-05

第2版

一般名

テオフィリン

薬効分類名

キサンチン系気管支拡張剤


用法・用量

通常、小児にテオフィリンとして、1回4~8mg/kg(本剤20~40mg/kg)を、1日2回、朝及び就寝前に経口投与する。なお、開始用量は年齢、症状、合併症等を考慮のうえ決定し、臨床症状等を確認しながら適宜増減する。本剤は通常、用時、水に懸濁して投与するが、顆粒のまま投与することもできる。

効能・効果

気管支喘息 喘息性(様)気管支炎

相互作用:併用禁忌

アデノシン(アデノスキャン)


本剤によりアデノシンによる冠血流速度の増加及び冠血管抵抗の減少を抑制し、虚血診断に影響を及ぼすことがある。アデノシン(アデノスキャン)を投与する場合は12時間以上の間隔をあけること。


本剤はアデノシン受容体に拮抗するため、アデノシンの作用を減弱させる。


相互作用:併用注意

他のキサンチン系薬剤


アミノフィリン水和物ジプロフィリンカフェイン等


中枢神経興奮薬


エフェドリン塩酸塩マオウ等


過度の中枢神経刺激作用があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


併用により中枢神経刺激作用が増強される。


交感神経刺激剤(β刺激剤)


イソプレナリン塩酸塩クレンブテロール塩酸塩ツロブテロール塩酸塩テルブタリン硫酸塩プロカテロール塩酸塩水和物等


低カリウム血症、心・血管症状(頻脈、不整脈等)等のβ刺激剤の副作用症状を増強させることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


心刺激作用をともに有しており、β刺激剤の作用を増強するためと考えられる。低カリウム血症の増強についての機序は不明である。


ハロタン


不整脈等の副作用が増強することがある。また、連続併用によりテオフィリン血中濃度が上昇することがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリンとハロタンの心臓に対する作用の相加又は相乗効果と考えられる。


ケタミン塩酸塩


痙攣があらわれることがある。痙攣の発現に注意し、異常が認められた場合には抗痙攣剤の投与など適切な処置を行うこと。


痙攣閾値が低下するためと考えられる。


シメチジンメキシレチン塩酸塩プロパフェノン塩酸塩アミオダロン塩酸塩ピペミド酸水和物シプロフロキサシンノルフロキサシントスフロキサシントシル酸塩水和物パズフロキサシンメシル酸塩プルリフロキサシンエリスロマイシンクラリスロマイシンロキシスロマイシンチクロピジン塩酸塩ベラパミル塩酸塩ジルチアゼム塩酸塩フルボキサミンマレイン酸塩フルコナゾールジスルフィラムデフェラシロクス


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素が阻害され、テオフィリンクリアランスが低下するため、テオフィリン血中濃度が上昇すると考えられる。


アシクロビルバラシクロビル塩酸塩インターフェロンイプリフラボンシクロスポリンアロプリノール


テオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


テオフィリン血中濃度の上昇によると考えられる。


リファンピシンフェノバルビタールランソプラゾールリトナビル


テオフィリンの効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


フェニトインカルバマゼピン


テオフィリン及び相手薬の効果が減弱することがある。テオフィリン血中濃度が低下することがあるので、適切な処置を行うこと。また、相手薬の効果減弱や血中濃度の低下に注意すること。


肝代謝酵素の誘導によりテオフィリンクリアランスが上昇するため、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。


ジピリダモール


ジピリダモールの作用を減弱させることがある。


アデノシン拮抗作用による。


ラマトロバン


ラマトロバンの血中濃度が上昇することがある。


ラマトロバンの血中濃度上昇についての機序は不明である。


リルゾール


リルゾールの作用を増強(副作用発現)するおそれがある。


in vitro試験でリルゾールの代謝を阻害することが示唆されている。


タバコ


禁煙(禁煙補助剤であるニコチン製剤使用時を含む)によりテオフィリンの中毒症状があらわれることがある。副作用の発現に注意し、異常が認められた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。


喫煙により肝代謝酵素が誘導され、テオフィリンクリアランスが上昇し、テオフィリン血中濃度が低下すると考えられる。また、禁煙により血中濃度が上昇すると考えられる。


セイヨウオトギリソウ(St.John's Wort、セント・ジョーンズ・ワート)含有食品


本剤の代謝が促進され血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。


セイヨウオトギリソウにより誘導された肝代謝酵素が本剤の代謝を促進し、クリアランスを上昇させるためと考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 痙攣、意識障害(いずれも頻度不明)

-痙攣又はせん妄、昏睡等の意識障害があらわれることがあるので、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。2: 急性脳症(頻度不明)

-痙攣、意識障害等に引き続き急性脳症に至ることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、抗痙攣剤の投与等適切な処置を行うこと。3: 横紋筋融解症(頻度不明)

-脱力感、筋肉痛、CK上昇等に注意し、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うとともに横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。4: 消化管出血(頻度不明)

-潰瘍等による消化管出血(吐血、下血等)があらわれることがある。5: 赤芽球癆(頻度不明)

-貧血があらわれた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。6: アナフィラキシーショック(頻度不明)

-アナフィラキシーショック(蕁麻疹、蒼白、発汗、血圧低下、呼吸困難等)があらわれることがある。7: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-肝機能障害(AST、ALTの上昇等)、黄疸があらわれることがある。8: 頻呼吸、高血糖症(いずれも頻度不明)

副作用:その他副作用


過敏症 -そう痒感、固定薬疹、紅斑(多形滲出性紅斑等)、発疹、蕁麻疹
精神神経系 -頭痛、不眠-不安、めまい、しびれ、耳鳴、不随意運動、筋緊張亢進、神経過敏(興奮、不機嫌、いらいら感)、振戦
循環器 -動悸、顔面潮紅、頻脈、顔面蒼白、不整脈(心室性期外収縮等)
消化器 -悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛-腹部膨満感、消化不良(胸やけ等)、しゃっくり、下痢
泌尿器 -蛋白尿、頻尿
代謝異常 -血清尿酸値上昇-CK上昇
肝臓 -ALP、LDH、γ-GTPの上昇、AST、ALTの上昇
血液 -貧血、好酸球増多
その他 -鼻出血-むくみ、倦怠感、関節痛、四肢痛、胸痛、低カリウム血症、しびれ(口、舌周囲)、発汗

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 110,577 70,728 8,213 2,755 9,862 1,688 6,804 4,425 16,027 23,087 10,421 0
女性 186,659 52,900 3,657 1,384 2,929 9,000 3,809 8,758 12,455 53,750 66,473 4,176
合計 375,088 123,628 11,870 4,139 12,791 10,688 10,613 13,183 28,482 76,837 76,894 4,176
男性 110,577 70,728 8,213 2,755 9,862 1,688 6,804 4,425 16,027 23,087 10,421 0
女性 186,659 52,900 3,657 1,384 2,929 9,000 3,809 8,758 12,455 53,750 66,473 4,176
合計 375,088 123,628 11,870 4,139 12,791 10,688 10,613 13,183 28,482 76,837 76,894 4,176
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道32,778
東北35,127
関東154,836
中部46,126
近畿34,160
中国・四国40,049
九州28,798
合計375,088
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道32,778
北東北7,428
南東北23,184
北関東45,382
南関東109,454
甲信越22,318
北陸2,819
東海22,719
関西32,430
中国27,927
四国12,122
北九州11,504
南九州5,454
沖縄23,680
合計375,088
都道府県別
都道府県名 合計
北海道32,778
青森県4,463
岩手県4,515
宮城県3,870
秋田県2,965
山形県10,266
福島県9,048
茨城県7,321
栃木県5,457
群馬県32,604
埼玉県28,527
千葉県21,174
東京都26,684
神奈川県33,069
新潟県4,900
富山県1,163
石川県0
福井県1,656
山梨県2,046
長野県15,372
岐阜県4,992
静岡県3,841
愛知県12,156
三重県1,730
滋賀県0
京都府1,693
大阪府13,594
兵庫県9,322
奈良県4,587
和歌山県3,234
鳥取県1,311
島根県3,196
岡山県7,441
広島県9,798
山口県6,181
徳島県4,158
香川県1,542
愛媛県3,999
高知県2,423
福岡県4,883
佐賀県0
長崎県0
熊本県2,952
大分県3,669
宮崎県1,892
鹿児島県3,562
沖縄県11,840
合計375,088
更新予告まとめ