薬剤詳細データ

一般名

【般】ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg

製品名

タケプロンOD錠15 15mg

薬効名

消化性潰瘍用剤

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薬剤名

タケプロンOD錠15

yj-code

2329023F1020

添付文書No

2329023F1020_2_05

改定年月

2024-08

第4版

一般名

ランソプラゾール腸溶性口腔内崩壊錠

薬効分類名

プロトンポンプインヒビター


用法・用量

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mgを1日1回経口投与する。なお、通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週間までの投与とする。 〈逆流性食道炎〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mgを1日1回経口投与する。なお、通常8週間までの投与とする。さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、1回15mgを1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は、1日1回30mgを経口投与することができる。 〈非びらん性胃食道逆流症(OD錠15のみ)〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回15mgを1日1回経口投与する。なお、通常4週間までの投与とする。 〈低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制(OD錠15のみ)〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回15mgを1日1回経口投与する。 〈非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制(OD錠15のみ)〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回15mgを1日1回経口投与する。 〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉 通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1回200mg(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。なお、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができる。ただし、1回400mg(力価)1日2回を上限とする。プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはランソプラゾールとして1回30mg、アモキシシリン水和物として1回750mg(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。

効能・効果

〈タケプロンOD錠15〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎 〈タケプロンOD錠30〉 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群 下記におけるヘリコバクター・ピロリの除菌の補助 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃癌に対する内視鏡的治療後胃、ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎

相互作用:併用禁忌

アタザナビル硫酸塩


レイアタッツ


アタザナビル硫酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりアタザナビル硫酸塩の溶解性が低下し、アタザナビルの血中濃度が低下する可能性がある。


リルピビリン塩酸塩


エジュラント


リルピビリン塩酸塩の作用を減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりリルピビリン塩酸塩の吸収が低下し、リルピビリンの血中濃度が低下する可能性がある。


相互作用:併用注意

テオフィリン


テオフィリンの血中濃度が低下することがある。


本剤が肝薬物代謝酵素を誘導し、テオフィリンの代謝を促進することが考えられている。


タクロリムス水和物


タクロリムスの血中濃度が上昇することがある。


本剤が肝薬物代謝酵素におけるタクロリムスの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。


ジゴキシンメチルジゴキシン


左記薬剤の作用を増強する可能性がある。


本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。


イトラコナゾール


チロシンキナーゼ阻害剤


ゲフィチニブ


ボスチニブ水和物


ニロチニブ塩酸塩水和物


エルロチニブ塩酸塩


アカラブルチニブ


セリチニブ


ダサチニブ水和物


ダコミチニブ水和物


ラパチニブトシル酸塩水和物


カプマチニブ塩酸塩水和物


左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。ボスチニブ水和物との併用は可能な限り避けること。


本剤の胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。


酸化マグネシウム


酸化マグネシウムの緩下作用が減弱するおそれがある。


本剤の胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇により酸化マグネシウムの溶解度が低下するためと考えられる。


ベルモスジルメシル酸塩


ベルモスジルメシル酸塩の血中濃度が低下する可能性がある。


本剤の胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇によりベルモスジルメシル酸塩の吸収が抑制されるおそれがある。


メトトレキサート


メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。


機序は不明である。


フェニトインジアゼパム


左記薬剤の作用を増強する可能性がある。


これらの薬剤の代謝、排泄が遅延することが類薬(オメプラゾール)で報告されている。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシー(全身発疹、顔面浮腫、呼吸困難等)(0.1%未満注1))、ショック(0.1%未満注1))

2: 汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血(0.1%未満注1))、顆粒球減少(0.14%注1))、血小板減少(0.15%注1))、貧血(0.14%注1))

3: 肝機能障害(0.1%未満注1))

-黄疸、AST、ALTの上昇等を伴う重篤な肝機能障害があらわれることがある。4: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(0.1%未満注1))

5: 間質性肺炎(0.1%未満注1))

-発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等があらわれた場合には、速やかに胸部X線等の検査を実施し、本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。6: 尿細管間質性腎炎(頻度不明)

-急性腎障害に至ることもあるので、腎機能検査値(BUN、クレアチニン上昇等)に注意すること。7: 視力障害(頻度不明)

副作用:その他副作用

〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、Zollinger-Ellison症候群、非びらん性胃食道逆流症、低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉
過敏症 -発疹、そう痒-多形紅斑
皮膚 -亜急性皮膚エリテマトーデス
肝臓 -AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇
血液 -好酸球増多
消化器 -便秘、下痢、口渇、腹部膨満感、大腸炎(collagenous colitis等注3)を含む)-悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、カンジダ症、味覚異常、口内炎-舌炎
精神神経系 -頭痛、眠気-うつ状態、不眠、めまい、振戦
その他 -発熱、総コレステロール、尿酸の上昇-女性化乳房、浮腫、倦怠感、舌・口唇のしびれ感、四肢のしびれ感、筋肉痛、脱毛-かすみ目、脱力感、関節痛、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
消化器 -軟便(13.7%)、下痢(9.1%)-味覚異常、腹部膨満感-悪心、嘔吐、腹痛、便秘、口内炎、舌炎、口渇、胸やけ、胃食道逆流、食欲不振
肝臓 -AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTP、ビリルビンの上昇
血液 -好中球減少、好酸球増多、白血球増多、貧血-血小板減少
過敏症 -発疹-そう痒
精神神経系 -頭痛、眠気、めまい、不眠、しびれ感、うつ状態
その他 -トリグリセライド、尿酸の上昇、総コレステロールの上昇・低下、尿蛋白陽性、尿糖陽性-倦怠感
消化器 -下痢(13.2%)、味覚異常(8.7%)-悪心、嘔吐、口内炎、腹痛、排便回数増加
肝臓 -AST、ALTの上昇
過敏症 -発疹
精神神経系 -頭痛、めまい

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 21,986,345 7,981 50,889 96,217 224,967 774,575 1,956,698 3,548,779 7,392,661 6,680,376 1,242,934 17,238
女性 32,948,535 6,646 52,557 118,248 293,969 899,371 1,963,830 3,582,563 9,665,298 12,225,297 4,020,019 125,824
合計 54,946,938 14,627 103,446 214,465 518,936 1,673,946 3,920,528 7,131,342 17,057,959 18,905,673 5,262,953 143,062
男性 21,986,345 7,981 50,889 96,217 224,967 774,575 1,956,698 3,548,779 7,392,661 6,680,376 1,242,934 17,238
女性 32,948,535 6,646 52,557 118,248 293,969 899,371 1,963,830 3,582,563 9,665,298 12,225,297 4,020,019 125,824
合計 54,946,938 14,627 103,446 214,465 518,936 1,673,946 3,920,528 7,131,342 17,057,959 18,905,673 5,262,953 143,062
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,175,786
東北3,850,992
関東21,278,735
中部7,568,474
近畿10,985,951
中国・四国4,913,517
九州4,173,482
合計54,946,938
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,175,786
北東北1,494,257
南東北2,029,552
北関東3,167,295
南関東18,111,440
甲信越2,079,270
北陸713,313
東海5,382,967
関西10,378,875
中国2,882,919
四国2,030,598
北九州3,190,858
南九州676,564
沖縄612,120
合計54,946,938
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,175,786
青森県1,077,147
岩手県327,183
宮城県692,160
秋田県417,110
山形県381,797
福島県955,595
茨城県1,630,782
栃木県988,929
群馬県547,584
埼玉県2,889,967
千葉県2,776,123
東京都7,813,256
神奈川県4,632,094
新潟県960,704
富山県282,275
石川県292,488
福井県138,550
山梨県377,872
長野県740,694
岐阜県863,168
静岡県1,416,650
愛知県2,496,073
三重県607,076
滋賀県634,274
京都府1,239,447
大阪府4,640,497
兵庫県2,786,636
奈良県567,558
和歌山県510,463
鳥取県154,458
島根県282,069
岡山県691,484
広島県1,315,019
山口県439,889
徳島県396,556
香川県526,829
愛媛県511,185
高知県596,028
福岡県1,651,081
佐賀県170,009
長崎県569,044
熊本県426,490
大分県374,234
宮崎県326,942
鹿児島県349,622
沖縄県306,060
合計54,946,938
更新予告まとめ