薬剤詳細データ

一般名

日局 酸化マグネシウム

製品名

重質酸化マグネシウム「ケンエー」

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

重質酸化マグネシウム「ケンエー」

yj-code

2344002X1055

添付文書No

2344002X1055_1_09

改定年月

2023-02

第1版

一般名

日局 酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸剤,緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1 日0.5 ~ 1.0gを数回に分割経口投与する。〈緩下剤として使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1 日2 gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1 回投与する。〈尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉酸化マグネシウムとして、通常成人1 日0.2 ~ 0.6gを多量の水とともに経口投与する。なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

〇下記疾患における制酸作用と症状の改善胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む)〇便秘症〇尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 15,026,239 1,065,740 216,034 142,121 214,892 499,656 895,370 1,602,390 4,038,204 5,200,983 1,531,642 34,261
女性 28,356,151 1,364,186 225,312 201,774 418,702 1,094,710 1,894,626 2,702,579 5,983,160 9,080,605 5,497,068 345,739
合計 44,249,753 2,429,926 441,346 343,895 633,594 1,594,366 2,789,996 4,304,969 10,021,364 14,281,588 7,028,710 380,000
男性 15,026,239 1,065,740 216,034 142,121 214,892 499,656 895,370 1,602,390 4,038,204 5,200,983 1,531,642 34,261
女性 28,356,151 1,364,186 225,312 201,774 418,702 1,094,710 1,894,626 2,702,579 5,983,160 9,080,605 5,497,068 345,739
合計 44,249,753 2,429,926 441,346 343,895 633,594 1,594,366 2,789,996 4,304,969 10,021,364 14,281,588 7,028,710 380,000
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,802,763
東北5,372,528
関東11,774,808
中部9,235,693
近畿6,708,674
中国・四国3,329,951
九州6,025,336
合計44,249,753
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,802,763
北東北1,100,497
南東北3,361,226
北関東1,997,839
南関東9,776,969
甲信越2,180,254
北陸1,947,488
東海6,083,761
関西5,732,864
中国1,986,071
四国1,343,880
北九州3,988,789
南九州1,119,380
沖縄1,834,334
合計44,249,753
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,802,763
青森県690,863
岩手県910,805
宮城県1,529,447
秋田県409,634
山形県621,372
福島県1,210,407
茨城県998,618
栃木県515,047
群馬県484,174
埼玉県2,310,650
千葉県1,076,796
東京都3,951,906
神奈川県2,437,617
新潟県935,315
富山県925,675
石川県594,213
福井県427,600
山梨県156,057
長野県1,088,882
岐阜県799,794
静岡県1,096,618
愛知県3,211,539
三重県975,810
滋賀県427,534
京都府509,509
大阪府2,580,515
兵庫県1,446,598
奈良県311,281
和歌山県457,427
鳥取県353,941
島根県229,025
岡山県442,744
広島県552,312
山口県408,049
徳島県124,067
香川県402,599
愛媛県464,298
高知県352,916
福岡県2,086,557
佐賀県474,042
長崎県522,618
熊本県428,283
大分県477,289
宮崎県399,488
鹿児島県719,892
沖縄県917,167
合計44,249,753
更新予告まとめ