薬剤詳細データ

一般名

酸化マグネシウム

製品名

重質酸化マグネシウム シオエ

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

重質酸化マグネシウム シオエ

yj-code

2344002X1080

添付文書No

2344002X1080_1_13

改定年月

2022-12

第1版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸剤・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉  酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉  酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉  酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。 なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

○下記疾患における制酸作用と症状の改善  胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) ○便秘症 ○尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,155,402 84,810 13,093 10,126 16,681 46,501 64,154 129,245 305,395 389,017 123,223 4,294
女性 2,204,614 109,397 16,484 14,197 18,301 81,065 128,779 219,325 448,467 715,743 453,218 34,275
合計 3,425,789 194,207 29,577 24,323 34,982 127,566 192,933 348,570 753,862 1,104,760 576,441 38,569
男性 1,155,402 84,810 13,093 10,126 16,681 46,501 64,154 129,245 305,395 389,017 123,223 4,294
女性 2,204,614 109,397 16,484 14,197 18,301 81,065 128,779 219,325 448,467 715,743 453,218 34,275
合計 3,425,789 194,207 29,577 24,323 34,982 127,566 192,933 348,570 753,862 1,104,760 576,441 38,569
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道83,662
東北128,692
関東356,738
中部578,376
近畿735,790
中国・四国1,161,756
九州380,774
合計3,425,789
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道83,662
北東北91,687
南東北7,528
北関東28,817
南関東327,921
甲信越107,894
北陸240,913
東海367,603
関西597,756
中国796,805
四国364,951
北九州221,309
南九州151,355
沖縄16,220
合計3,425,789
都道府県別
都道府県名 合計
北海道83,662
青森県25,091
岩手県29,477
宮城県1,375
秋田県66,596
山形県4,215
福島県1,938
茨城県7,523
栃木県19,458
群馬県1,836
埼玉県16,499
千葉県165,951
東京都110,230
神奈川県35,241
新潟県35,018
富山県24,752
石川県204,323
福井県11,838
山梨県2,163
長野県70,713
岐阜県67,580
静岡県24,055
愛知県137,934
三重県138,034
滋賀県17,741
京都府20,170
大阪府101,262
兵庫県166,477
奈良県40,913
和歌山県251,193
鳥取県28,324
島根県22,838
岡山県227,106
広島県462,607
山口県55,930
徳島県105,432
香川県217,201
愛媛県32,036
高知県10,282
福岡県38,427
佐賀県19,819
長崎県91,942
熊本県41,325
大分県29,796
宮崎県103,374
鹿児島県47,981
沖縄県8,110
合計3,425,789
更新予告まとめ