薬剤詳細データ

一般名

酸化マグネシウム

製品名

酸化マグネシウム「NP」原末

薬効名

制酸剤

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薬剤名

酸化マグネシウム「NP」原末

yj-code

2344002X1349

添付文書No

2344002X1349_6_08

改定年月

2023-11

第1版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。 なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

薬剤名

酸化マグネシウム「NP」原末

yj-code

2344002X1349

添付文書No

2344002X1349_6_08

改定年月

2023-11

第1版

一般名

酸化マグネシウム

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5~1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2~0.6gを多量の水とともに経口投与する。 なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路蓚酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
男性 5,477,546 330,972 66,453 51,850 89,064 192,201 352,351 579,138 1,473,081 1,872,216 570,480 16,389
女性 11,024,752 439,073 69,576 60,741 130,538 405,816 715,382 1,034,596 2,273,215 3,637,628 2,247,364 154,016
合計 16,762,138 770,045 136,029 112,591 219,602 598,017 1,067,733 1,613,734 3,746,296 5,509,844 2,817,844 170,405
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,589,895
東北824,725
関東3,082,832
中部1,582,219
近畿4,928,699
中国・四国1,737,407
九州3,016,357
合計16,762,138
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,589,895
北東北288,355
南東北472,486
北関東426,728
南関東2,656,104
甲信越708,235
北陸309,682
東海930,166
関西4,562,835
中国1,400,566
四国336,841
北九州2,389,268
南九州508,575
沖縄237,028
合計16,762,138
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,589,895
青森県59,312
岩手県63,884
宮城県297,925
秋田県229,043
山形県72,907
福島県101,654
茨城県213,893
栃木県81,432
群馬県131,403
埼玉県493,046
千葉県319,763
東京都763,901
神奈川県1,079,394
新潟県468,212
富山県68,145
石川県104,456
福井県137,081
山梨県148,852
長野県91,171
岐阜県37,308
静岡県245,782
愛知県281,212
三重県365,864
滋賀県442,605
京都府570,120
大阪府1,491,579
兵庫県1,452,901
奈良県343,138
和歌山県262,492
鳥取県58,030
島根県241,156
岡山県324,056
広島県554,842
山口県222,482
徳島県43,879
香川県100,018
愛媛県58,783
高知県134,161
福岡県695,639
佐賀県324,061
長崎県512,364
熊本県700,157
大分県157,047
宮崎県263,247
鹿児島県245,328
沖縄県118,514
合計16,762,138
更新予告まとめ