薬剤詳細データ

一般名

【般】酸化マグネシウム錠300mg

製品名

酸化マグネシウム錠300mg「ヨシダ」

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

酸化マグネシウム錠300mg「ヨシダ」

yj-code

2344009F5030

添付文書No

2344009F3046_1_06

改定年月

2023-12

第1版

一般名

酸化マグネシウム製剤

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5〜1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2〜0.6gを多量の水とともに経口投与する。なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 510,581 13,697 11,211 6,745 4,926 10,708 24,939 45,865 155,821 194,769 51,522 0
女性 1,057,115 18,568 17,696 30,421 39,808 68,556 92,148 95,842 221,674 312,866 162,204 10,391
合計 1,593,737 32,265 28,907 37,166 44,734 79,264 117,087 141,707 377,495 507,635 213,726 10,391
男性 510,581 13,697 11,211 6,745 4,926 10,708 24,939 45,865 155,821 194,769 51,522 0
女性 1,057,115 18,568 17,696 30,421 39,808 68,556 92,148 95,842 221,674 312,866 162,204 10,391
合計 1,593,737 32,265 28,907 37,166 44,734 79,264 117,087 141,707 377,495 507,635 213,726 10,391
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道90,122
東北150,279
関東906,095
中部237,727
近畿116,098
中国・四国34,797
九州57,097
合計1,593,737
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道90,122
北東北65,095
南東北80,318
北関東74,753
南関東831,342
甲信越62,271
北陸15,257
東海166,328
関西109,969
中国26,708
四国8,089
北九州39,443
南九州14,295
沖縄6,718
合計1,593,737
都道府県別
都道府県名 合計
北海道90,122
青森県56,747
岩手県4,866
宮城県46,426
秋田県8,348
山形県6,915
福島県26,977
茨城県41,427
栃木県5,985
群馬県27,341
埼玉県144,390
千葉県78,958
東京都413,127
神奈川県194,867
新潟県15,858
富山県2,426
石川県8,915
福井県3,916
山梨県2,160
長野県44,253
岐阜県26,195
静岡県90,911
愛知県43,093
三重県6,129
滋賀県0
京都府1,575
大阪府54,647
兵庫県21,764
奈良県1,688
和歌山県30,295
鳥取県9,764
島根県12,510
岡山県1,583
広島県2,851
山口県0
徳島県3,135
香川県0
愛媛県0
高知県4,954
福岡県15,130
佐賀県3,186
長崎県6,629
熊本県8,101
大分県6,397
宮崎県1,380
鹿児島県12,915
沖縄県3,359
合計1,593,737
更新予告まとめ