薬剤詳細データ

一般名

【般】酸化マグネシウム錠400mg

製品名

酸化マグネシウム錠400mg「ヨシダ」

薬効名

制酸剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

酸化マグネシウム錠400mg「ヨシダ」

yj-code

2344009F6037

添付文書No

2344009F3046_1_06

改定年月

2023-12

第1版

一般名

酸化マグネシウム製剤

薬効分類名

制酸・緩下剤


用法・用量

〈制酸剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.5〜1.0gを数回に分割経口投与する。 〈緩下剤として使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日2gを食前又は食後の3回に分割経口投与するか、又は就寝前に1回投与する。 〈尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合〉 酸化マグネシウムとして、通常成人1日0.2〜0.6gを多量の水とともに経口投与する。なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)、上部消化管機能異常(神経性食思不振、いわゆる胃下垂症、胃酸過多症を含む) 便秘症 尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

本剤は吸着作用、制酸作用等を有しているので、他の薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがある。


テトラサイクリン系抗生物質


(テトラサイクリン、ミノサイクリン等)


ニューキノロン系抗菌剤


(シプロフロキサシン、トスフロキサシン等)


ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤


(エチドロン酸二ナトリウム、リセドロン酸ナトリウム等)


抗ウイルス剤


(ラルテグラビル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩等)


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


マグネシウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害される。


セフジニル


セフポドキシム プロキセチル


ミコフェノール酸 モフェチル


ペニシラミン


これらの薬剤の吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあるので、同時に服用させないなど注意すること。


機序不明


アジスロマイシン


セレコキシブ


ロスバスタチン


ラベプラゾール


ガバペンチン


これらの薬剤の血中濃度が低下するおそれがある。


機序不明


ジギタリス製剤


(ジゴキシン、ジギトキシン等)


鉄剤


フェキソフェナジン


これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、服用間隔をあけるなど注意すること。


マグネシウムの吸着作用または消化管内・体液のpH上昇によると考えられる。


ポリカルボフィルカルシウム


ポリカルボフィルカルシウムの作用が減弱するおそれがある。


ポリカルボフィルカルシウムは酸性条件下でカルシウムが脱離して薬効を発揮するが、本剤の胃内pH上昇作用によりカルシウムの脱離が抑制される。


高カリウム血症改善イオン交換樹脂製剤


(ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム)


これらの薬剤の効果が減弱するおそれがある。また、併用によりアルカローシスがあらわれたとの報告がある。


マグネシウムがこれらの薬剤の陽イオンと交換するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


マグネシウムの消化管吸収及び腎尿細管からの再吸収が促進するためと考えられる。


活性型ビタミンD3製剤


(アルファカルシドール、カルシトリオール等)


大量の牛乳、カルシウム製剤


milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれるおそれがあるので、観察を十分に行い、このような症状が現れた場合には投与を中止すること。


機序:代謝性アルカローシスが持続することにより、尿細管でのカルシウム再吸収が増大する。危険因子:高カルシウム血症、代謝性アルカローシス、腎機能障害のある患者。


リオシグアト


本剤との併用によりリオシグアトの血中濃度が低下するおそれがある。本剤はリオシグアト投与後1時間以上経過してから服用させること。


消化管内pHの上昇によりリオシグアトのバイオアベイラビリティが低下する。


ロキサデュスタット


バダデュスタット


これらの薬剤と併用した場合、これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。


機序不明


炭酸リチウム


高マグネシウム血症を起こすおそれがある。


機序不明


H2受容体拮抗薬


(ファモチジン、ラニチジン、ラフチジン等)


プロトンポンプインヒビター


(オメプラゾール、ランソプラゾール、エソメプラゾール等)


本剤の緩下作用が減弱するおそれがある。


胃内のpH上昇により本剤の溶解度が低下するためと考えられる。


ミソプロストール


下痢が発現しやすくなる。


ミソプロストールは小腸の蠕動運動を亢進させ、小腸からの水・Naの吸収を阻害し、下痢を生じさせる。本剤には緩下作用があるので、両者の併用で下痢が発現しやすくなる。


副作用:重大な副作用

1: 高マグネシウム血症(頻度不明)

-呼吸抑制、意識障害、不整脈、心停止に至ることがある。悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の症状の発現に注意するとともに、血清マグネシウムの濃度の測定を行うこと。,,,,,

副作用:その他副作用


消化器 -下痢等
電解質 -血清マグネシウム値の上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 296,879 1,887 5,791 0 5,526 9,038 13,402 32,370 91,034 108,563 31,155 0
女性 543,486 3,512 7,956 5,919 11,292 22,275 40,582 59,534 129,338 176,290 86,622 3,678
合計 849,294 5,399 13,747 5,919 16,818 31,313 53,984 91,904 220,372 284,853 117,777 3,678
男性 296,879 1,887 5,791 0 5,526 9,038 13,402 32,370 91,034 108,563 31,155 0
女性 543,486 3,512 7,956 5,919 11,292 22,275 40,582 59,534 129,338 176,290 86,622 3,678
合計 849,294 5,399 13,747 5,919 16,818 31,313 53,984 91,904 220,372 284,853 117,777 3,678
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道13,906
東北83,586
関東478,147
中部153,118
近畿61,675
中国・四国11,166
九州44,368
合計849,294
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道13,906
北東北52,922
南東北20,434
北関東77,806
南関東400,341
甲信越95,077
北陸12,743
東海49,999
関西56,974
中国6,996
四国4,170
北九州30,029
南九州14,339
沖縄0
合計849,294
都道府県別
都道府県名 合計
北海道13,906
青森県20,960
岩手県10,230
宮城県8,004
秋田県31,962
山形県3,945
福島県8,485
茨城県11,971
栃木県5,843
群馬県59,992
埼玉県101,259
千葉県41,377
東京都174,861
神奈川県82,844
新潟県24,421
富山県11,284
石川県1,459
福井県0
山梨県0
長野県70,656
岐阜県11,918
静岡県19,641
愛知県13,739
三重県4,701
滋賀県0
京都府1,031
大阪府23,512
兵庫県21,872
奈良県5,818
和歌山県4,741
鳥取県0
島根県6,996
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県4,170
福岡県24,738
佐賀県1,446
長崎県2,491
熊本県1,354
大分県0
宮崎県11,871
鹿児島県2,468
沖縄県0
合計849,294
更新予告まとめ