薬剤詳細データ

一般名

レボチロキシンナトリウム水和物

製品名

チラーヂンS散0.01%

薬効名

甲状腺,副甲状腺ホルモン剤

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薬剤名

チラーヂンS散0.01%

yj-code

2431004B1038

添付文書No

2431004B1038_1_07

改定年月

2024-06

第2版

一般名

レボチロキシンナトリウム水和物

薬効分類名

甲状腺ホルモン製剤


用法・用量

通常、乳幼児にはレボチロキシンナトリウムとして1回10μg/kg(本剤100mg/kg)を1日1回経口投与する。未熟児に対しては1回5μg/kg(本剤50mg/kg)から投与を開始して8日目から1回10μg/kg(本剤100mg/kg)を1日1回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

乳幼児甲状腺機能低下症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム等


クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、併用する場合にはプロトロンビン時間等を測定しながらクマリン系抗凝血剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。


甲状腺ホルモンがビタミンK依存性凝血因子の異化を促進すると考えられている。


交感神経刺激剤


アドレナリン、ノルアドレナリン、エフェドリン・メチルエフェドリン含有製剤


交感神経刺激剤の作用を増強し、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大するおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。


甲状腺ホルモンがカテコールアミン類のレセプターの感受性を増大すると考えられている。


強心配糖体製剤


ジゴキシン、ジギトキシン等


甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下し、甲状腺機能低下状態では上昇するとの報告があるため、甲状腺機能亢進状態では通常より多量の、甲状腺機能低下状態では通常より少量の強心配糖体製剤の投与を必要とすることがある。併用する場合には強心配糖体製剤の血中濃度をモニターするなど慎重に投与すること。


強心配糖体製剤の吸収率、分布容積、肝代謝、腎排泄速度等の増減が関与していると考えられている。


血糖降下剤


インスリン製剤、スルフォニル尿素系製剤等


血糖降下剤を投与している患者において、本剤を投与すると血糖コントロールの条件が変わることがあるので、併用する場合には血糖値その他患者の状態を十分観察しながら両剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。


糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


コレスチラミン、コレスチミド、鉄剤、アルミニウム含有制酸剤,、炭酸カルシウム、炭酸ランタン水和物、セベラマー塩酸塩、ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム


同時投与により本剤の吸収が遅延又は減少することがあるので、併用する場合には本剤との投与間隔をできる限りあけるなど慎重に投与すること。


消化管内で本剤と結合し吸収を抑制すると考えられている。


フェニトイン製剤、カルバマゼピン、フェノバルビタール


これらの薬剤は本剤の血中濃度を低下させることがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。


これらの薬剤は甲状腺ホルモンの異化を促進すると考えられている。


アミオダロン


アミオダロンは甲状腺ホルモン値を上昇又は低下させるおそれがあるので、併用する場合には甲状腺ホルモン値に注意し、慎重に投与すること。


アミオダロンが甲状腺ホルモンの脱ヨード化を阻害することが考えられている。


経口エストロゲン製剤


結合型エストロゲン、エストラジオール、エストリオール等


経口エストロゲン製剤は甲状腺ホルモン値を低下させるおそれがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。


経口エストロゲン製剤がサイロキシン結合グロブリンを増加させることが考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 狭心症(頻度不明)

-狭心症があらわれることがある。このような場合には過剰投与のおそれがあるので、減量、休薬等適切な処置を行うこと。2: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTP等の著しい上昇、発熱、倦怠感等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。3: 副腎クリーゼ(頻度不明)

-副腎皮質機能不全、脳下垂体機能不全のある患者では、副腎クリーゼがあらわれることがあるので、副腎皮質機能不全の改善(副腎皮質ホルモンの補充)を十分にはかってから投与すること。全身倦怠感、血圧低下、尿量低下、呼吸困難等の症状があらわれることがある。4: 晩期循環不全(頻度不明)

-低出生体重児や早産児では、晩期循環不全があらわれることがある。特に極低出生体重児や超早産児で起こりやすく、また、本剤の投与後早期に起こりやすいので、血圧低下、尿量低下、血清ナトリウム低下等があらわれた場合には適切な処置を行うこと。5: ショック(頻度不明)

6: うっ血性心不全(頻度不明)

-うっ血性心不全があらわれることがある。このような場合には過剰投与のおそれがあるので、減量、休薬等適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


過敏症 -過敏症状
肝臓 -肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等)
循環器注) -心悸亢進、脈拍増加、不整脈
精神神経系注) -頭痛、めまい、不眠、振戦、神経過敏・興奮・不安感・躁うつ等の精神症状
消化器注) -嘔吐、下痢、食欲不振
その他注) -筋肉痛、体重減少、脱力感、皮膚の潮紅、発汗、発熱、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 1,002,140 462,849 235,107 73,623 29,703 26,265 39,674 93,065 164,663 98,279 14,404 0
女性 1,332,409 426,441 234,432 85,110 60,177 66,368 76,374 102,719 162,405 187,639 143,186 8,155
合計 2,795,876 889,290 469,539 158,733 89,880 92,633 116,048 195,784 327,068 285,918 157,590 8,155
男性 1,002,140 462,849 235,107 73,623 29,703 26,265 39,674 93,065 164,663 98,279 14,404 0
女性 1,332,409 426,441 234,432 85,110 60,177 66,368 76,374 102,719 162,405 187,639 143,186 8,155
合計 2,795,876 889,290 469,539 158,733 89,880 92,633 116,048 195,784 327,068 285,918 157,590 8,155
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道129,481
東北245,357
関東870,562
中部395,394
近畿525,440
中国・四国265,627
九州364,017
合計2,795,876
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道129,481
北東北76,578
南東北144,633
北関東138,906
南関東731,656
甲信越100,556
北陸36,088
東海289,410
関西494,780
中国201,446
四国64,181
北九州223,683
南九州84,519
沖縄111,630
合計2,795,876
都道府県別
都道府県名 合計
北海道129,481
青森県35,606
岩手県24,146
宮城県85,635
秋田県40,972
山形県50,908
福島県8,090
茨城県49,105
栃木県43,322
群馬県46,479
埼玉県166,831
千葉県151,487
東京都270,617
神奈川県142,721
新潟県23,467
富山県6,480
石川県19,495
福井県10,113
山梨県21,427
長野県55,662
岐阜県26,774
静岡県72,449
愛知県159,527
三重県30,660
滋賀県55,021
京都府90,405
大阪府219,455
兵庫県96,586
奈良県13,930
和歌山県19,383
鳥取県19,782
島根県33,294
岡山県43,332
広島県74,553
山口県30,485
徳島県5,534
香川県20,199
愛媛県31,441
高知県7,007
福岡県91,436
佐賀県16,994
長崎県21,824
熊本県62,682
大分県30,747
宮崎県31,182
鹿児島県53,337
沖縄県55,815
合計2,795,876
更新予告まとめ