薬剤詳細データ

一般名

レボチロキシンナトリウム水和物

製品名

チラーヂンS錠50μg

薬効名

甲状腺,副甲状腺ホルモン剤

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薬剤名

チラーヂンS錠50μg

yj-code

2431004F1056

添付文書No

2431004F1056_1_06

改定年月

2024-06

第2版

一般名

レボチロキシンナトリウム水和物

薬効分類名

甲状腺ホルモン製剤


用法・用量

レボチロキシンナトリウムとして通常、成人25~400μgを1日1回経口投与する。一般に、投与開始量には25~100μg、維持量には100~400μgを投与することが多い。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

粘液水腫、クレチン病、甲状腺機能低下症(原発性及び下垂体性)、甲状腺腫

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム等


クマリン系抗凝血剤の作用を増強することがあるので、併用する場合にはプロトロンビン時間等を測定しながらクマリン系抗凝血剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。


甲状腺ホルモンがビタミンK依存性凝血因子の異化を促進すると考えられている。


交感神経刺激剤


アドレナリン、ノルアドレナリン、エフェドリン・メチルエフェドリン含有製剤


交感神経刺激剤の作用を増強し、冠動脈疾患のある患者に併用すると冠不全のリスクが増大するおそれがあるので、併用する場合には慎重に投与すること。


甲状腺ホルモンがカテコールアミン類のレセプターの感受性を増大すると考えられている。


強心配糖体製剤


ジゴキシン、ジギトキシン等


甲状腺機能亢進状態では血清ジゴキシン濃度が低下し、甲状腺機能低下状態では上昇するとの報告があるため、甲状腺機能亢進状態では通常より多量の、甲状腺機能低下状態では通常より少量の強心配糖体製剤の投与を必要とすることがある。併用する場合には強心配糖体製剤の血中濃度をモニターするなど慎重に投与すること。


強心配糖体製剤の吸収率、分布容積、肝代謝、腎排泄速度等の増減が関与していると考えられている。


血糖降下剤


インスリン製剤、スルフォニル尿素系製剤等


血糖降下剤を投与している患者において、本剤を投与すると血糖コントロールの条件が変わることがあるので、併用する場合には血糖値その他患者の状態を十分観察しながら両剤の用量を調節するなど慎重に投与すること。


糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


コレスチラミン、コレスチミド、鉄剤、アルミニウム含有制酸剤,、炭酸カルシウム、炭酸ランタン水和物、セベラマー塩酸塩、ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム


同時投与により本剤の吸収が遅延又は減少することがあるので、併用する場合には本剤との投与間隔をできる限りあけるなど慎重に投与すること。


消化管内で本剤と結合し吸収を抑制すると考えられている。


フェニトイン製剤、カルバマゼピン、フェノバルビタール


これらの薬剤は本剤の血中濃度を低下させることがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。


これらの薬剤は甲状腺ホルモンの異化を促進すると考えられている。


アミオダロン


アミオダロンは甲状腺ホルモン値を上昇又は低下させるおそれがあるので、併用する場合には甲状腺ホルモン値に注意し、慎重に投与すること。


アミオダロンが甲状腺ホルモンの脱ヨード化を阻害することが考えられている。


経口エストロゲン製剤


結合型エストロゲン、エストラジオール、エストリオール等


経口エストロゲン製剤は甲状腺ホルモン値を低下させるおそれがあるので、併用する場合には本剤を増量するなど慎重に投与すること。


経口エストロゲン製剤がサイロキシン結合グロブリンを増加させることが考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 狭心症(頻度不明)

-狭心症があらわれることがある。このような場合には過剰投与のおそれがあるので、減量、休薬等適切な処置を行うこと。2: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTP等の著しい上昇、発熱、倦怠感等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。3: 副腎クリーゼ(頻度不明)

-副腎皮質機能不全、脳下垂体機能不全のある患者では、副腎クリーゼがあらわれることがあるので、副腎皮質機能不全の改善(副腎皮質ホルモンの補充)を十分にはかってから投与すること。全身倦怠感、血圧低下、尿量低下、呼吸困難等の症状があらわれることがある。4: 晩期循環不全(頻度不明)

-低出生体重児や早産児では、晩期循環不全があらわれることがある。特に極低出生体重児や超早産児で起こりやすく、また、本剤の投与後早期に起こりやすいので、血圧低下、尿量低下、血清ナトリウム低下等があらわれた場合には適切な処置を行うこと。5: ショック(頻度不明)

6: うっ血性心不全(頻度不明)

-うっ血性心不全があらわれることがある。このような場合には過剰投与のおそれがあるので、減量、休薬等適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


過敏症 -過敏症状
肝臓 -肝機能検査値異常(AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇等)
循環器注) -心悸亢進、脈拍増加、不整脈
精神神経系注) -頭痛、めまい、不眠、振戦、神経過敏・興奮・不安感・躁うつ等の精神症状
消化器注) -嘔吐、下痢、食欲不振
その他注) -筋肉痛、月経障害、体重減少、脱力感、皮膚の潮紅、発汗、発熱、倦怠感

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 85,350,422 216,985 860,956 1,204,303 2,323,770 5,732,305 10,014,986 15,554,564 26,265,521 19,037,284 4,210,855 81,501
女性 226,901,312 243,932 1,387,770 3,588,119 11,443,898 21,786,502 30,574,869 40,131,220 59,564,253 44,066,038 13,818,419 472,153
合計 312,580,204 460,917 2,248,726 4,792,422 13,767,668 27,518,807 40,589,855 55,685,784 85,829,774 63,103,322 18,029,274 553,654
男性 85,350,422 216,985 860,956 1,204,303 2,323,770 5,732,305 10,014,986 15,554,564 26,265,521 19,037,284 4,210,855 81,501
女性 226,901,312 243,932 1,387,770 3,588,119 11,443,898 21,786,502 30,574,869 40,131,220 59,564,253 44,066,038 13,818,419 472,153
合計 312,580,204 460,917 2,248,726 4,792,422 13,767,668 27,518,807 40,589,855 55,685,784 85,829,774 63,103,322 18,029,274 553,654
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道17,322,625
東北26,026,714
関東84,081,681
中部56,231,387
近畿60,559,485
中国・四国34,712,729
九州33,645,581
合計312,580,204
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道17,322,625
北東北6,296,167
南東北15,513,456
北関東15,972,784
南関東68,108,897
甲信越13,270,226
北陸11,252,836
東海36,401,711
関西55,866,099
中国22,206,990
四国12,505,739
北九州25,112,749
南九州6,024,411
沖縄5,016,842
合計312,580,204
都道府県別
都道府県名 合計
北海道17,322,625
青森県2,630,263
岩手県4,217,091
宮城県7,036,692
秋田県3,665,904
山形県3,352,807
福島県5,123,957
茨城県6,003,205
栃木県4,913,700
群馬県5,055,879
埼玉県12,406,596
千葉県13,285,457
東京都25,272,598
神奈川県17,144,246
新潟県4,844,074
富山県4,242,200
石川県4,610,970
福井県2,399,666
山梨県2,425,067
長野県6,001,085
岐阜県4,543,449
静岡県9,081,089
愛知県18,083,787
三重県4,693,386
滋賀県4,634,901
京都府8,887,924
大阪府23,156,363
兵庫県13,746,969
奈良県2,896,420
和歌山県2,543,522
鳥取県1,421,758
島根県2,574,480
岡山県4,704,561
広島県9,310,645
山口県4,195,546
徳島県2,193,416
香川県3,317,771
愛媛県4,415,583
高知県2,578,969
福岡県13,435,917
佐賀県1,358,163
長崎県4,107,639
熊本県3,797,761
大分県2,413,269
宮崎県2,998,240
鹿児島県3,026,171
沖縄県2,508,421
合計312,580,204
更新予告まとめ