薬剤詳細データ

一般名

チアマゾール

製品名

メルカゾール錠2.5mg

薬効名

甲状腺,副甲状腺ホルモン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

メルカゾール錠2.5mg

yj-code

2432001F2021

添付文書No

2432001F1033_2_05

改定年月

2022-06

第2版

一般名

チアマゾール

薬効分類名

抗甲状腺剤


用法・用量

チアマゾールとして、通常成人に対しては初期量1日30mgを3~4回に分割経口投与する。症状が重症のときは、1日40~60mgを使用する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。通常小児に対しては初期量5歳以上~10歳未満では1日10~20mg、10歳以上~15歳未満では1日20~30mgを2~4回に分割経口投与する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。通常妊婦に対しては初期量1日15~30mgを3~4回に分割経口投与する。機能亢進症状がほぼ消失したなら、1~4週間毎に漸減し、維持量1日5~10mgを1~2回に分割経口投与する。正常妊娠時の甲状腺機能検査値を低下しないよう、2週間毎に検査し、必要最低限量を投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

甲状腺機能亢進症

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

クマリン系抗凝血剤


ワルファリンカリウム


併用開始時、中止時及び病態の変化に応じて血液凝固能が変化するので、血液凝固能検査値の変動に十分注意し、必要があれば抗凝血剤の用量調節を行う。


甲状腺機能が亢進すると凝固因子の合成・代謝亢進により、相対的にクマリン系抗凝血剤の効果は増強する。本剤投与により甲状腺機能が正常化すると、増強されていたクマリン系抗凝血剤の効果が減弱するとの報告がある。


ジギタリス製剤


ジゴキシン等


併用開始時、中止時及び病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変動するので、血中濃度の変動に十分注意し、必要があればジギタリス製剤の用量調節を行う。


甲状腺機能亢進時には、代謝・排泄が促進されているため、ジギタリス製剤の血中濃度が正常時に比較して低下する。本剤投与により甲状腺機能が正常化すると、ジギタリス製剤の血中濃度が上昇するとの報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少(いずれも頻度不明)

-初期症状として発熱、全身倦怠、咽頭痛等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。,,,2: 低プロトロンビン血症、第Ⅶ因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

4: 多発性関節炎(頻度不明)

-多発性や移動性の関節炎があらわれることがある。5: SLE様症状(頻度不明)

-発熱、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、脾腫等があらわれることがある。6: インスリン自己免疫症候群(頻度不明)

-低血糖等があらわれることがある。7: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常等を伴う間質性肺炎があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。8: 抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群(頻度不明)

-本剤投与中に急速進行性腎炎症候群(初発症状:血尿、蛋白尿等)や肺出血(初発症状:咳嗽、喀血、呼吸困難等)、発熱、関節痛、関節腫脹、皮膚潰瘍、紫斑等のANCA関連血管炎症候群による障害があらわれることがある。このような症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。9: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること。

副作用:その他副作用


肝臓 -AST上昇、ALT上昇等
皮膚 -脱毛、色素沈着、瘙痒感、紅斑、多形紅斑等
消化器 -悪心・嘔吐、下痢、食欲不振等
精神神経系 -頭痛、めまい、末梢神経異常等
過敏症注) -発疹、蕁麻疹、発熱等
筋・骨格 -こむらがえり、筋肉痛、関節痛
血液 -好酸球増多
その他 -CK上昇、倦怠感、リンパ節腫脹、唾液腺肥大、浮腫、味覚異常(味覚減退を含む)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,825,687 2,750 43,605 134,348 288,593 551,619 609,287 538,589 452,841 186,707 20,098 0
女性 8,575,319 11,028 190,478 460,865 709,035 1,460,654 1,839,234 1,503,376 1,469,986 765,986 172,419 3,286
合計 11,416,591 13,778 234,083 595,213 997,628 2,012,273 2,448,521 2,041,965 1,922,827 952,693 192,517 3,286
男性 2,825,687 2,750 43,605 134,348 288,593 551,619 609,287 538,589 452,841 186,707 20,098 0
女性 8,575,319 11,028 190,478 460,865 709,035 1,460,654 1,839,234 1,503,376 1,469,986 765,986 172,419 3,286
合計 11,416,591 13,778 234,083 595,213 997,628 2,012,273 2,448,521 2,041,965 1,922,827 952,693 192,517 3,286
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道736,858
東北1,017,186
関東3,579,079
中部1,795,279
近畿1,686,324
中国・四国1,159,127
九州1,442,740
合計11,416,591
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道736,858
北東北400,110
南東北482,312
北関東714,106
南関東2,864,973
甲信越509,649
北陸136,441
東海1,278,695
関西1,556,818
中国738,582
四国420,545
北九州826,109
南九州371,841
沖縄489,580
合計11,416,591
都道府県別
都道府県名 合計
北海道736,858
青森県285,968
岩手県134,764
宮城県278,288
秋田県114,142
山形県76,708
福島県127,316
茨城県303,124
栃木県182,994
群馬県227,988
埼玉県701,557
千葉県394,174
東京都1,019,523
神奈川県749,719
新潟県121,222
富山県38,514
石川県67,721
福井県30,206
山梨県52,810
長野県335,617
岐阜県146,925
静岡県340,664
愛知県661,600
三重県129,506
滋賀県98,426
京都府206,844
大阪府742,134
兵庫県305,050
奈良県113,624
和歌山県90,740
鳥取県59,243
島根県85,862
岡山県137,025
広島県318,823
山口県137,629
徳島県63,327
香川県101,150
愛媛県148,022
高知県108,046
福岡県451,780
佐賀県95,076
長崎県111,958
熊本県130,909
大分県36,386
宮崎県190,811
鹿児島県181,030
沖縄県244,790
合計11,416,591
更新予告まとめ