薬剤詳細データ

一般名

ノルアドレナリン

製品名

ノルアドリナリン注1mg

薬効名

血圧上昇剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ノルアドリナリン注1mg

yj-code

2451401A1034

添付文書No

2451401A1034_2_03

改定年月

2024-03

第1版

一般名

ノルアドレナリン

薬効分類名

血圧上昇剤


用法・用量

〈点滴静脈内注射〉 ノルアドレナリンとして、通常、成人1回1mgを250mLの生理食塩液、5%ブドウ糖液、血漿または全血などに溶解して点滴静注する。一般に点滴の速度は1分間につき0.5~1.0mLであるが、血圧を絶えず観察して適宜調節する。 〈皮下注射〉 ノルアドレナリンとして、通常、成人1回0.1~1mgを皮下注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

効能・効果

各種疾患もしくは状態に伴う急性低血圧またはショック時の補助治療(心筋梗塞によるショック、敗血症によるショック、アナフィラキシー性ショック、循環血液量低下を伴う急性低血圧ないしショック、全身麻酔時の急性低血圧など)

相互作用:併用禁忌

他のカテコールアミン製剤


アドレナリン(ボスミン、エピペン等)イソプレナリン塩酸塩等(プロタノール等)


不整脈、場合により心停止をおこすおそれがある。


両剤とも心臓を刺激するため。


相互作用:併用注意

ハロゲン含有吸入麻酔剤


セボフルラン等


頻脈、心室細動をおこすおそれがある。


ハロゲン含有吸入麻酔剤が心筋のカテコールアミン感受性を増大させるためと考えられている。


MAO阻害剤


セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩、サフィナミドメシル酸塩等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


これらの薬剤による代謝阻害により、本剤の濃度が上昇するためと考えられる。


三環系抗うつ剤


イミプラミン、アミトリプチリン等


セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)


ミルナシプラン等


その他の抗うつ剤


マプロチリン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


これらの薬剤がアドレナリン作動性神経終末でのノルアドレナリン再取り込みを遮断し、シナプスでのカテコールアミン濃度を上昇させるためと考えられている。


メチルフェニデート


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


これらの薬剤がアドレナリン作動性神経終末でのノルアドレナリン再取り込みを遮断し、シナプスでのカテコールアミン濃度を上昇させるためと考えられている。


分娩促進剤


オキシトシン等


エルゴタミン製剤


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


これらの薬剤の血管平滑筋収縮作用により、血圧上昇作用が増強すると考えられる。


抗ヒスタミン剤


クロルフェニラミン等


本剤の作用が増強され、血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


抗ヒスタミン剤によりヒスタミンの毛細血管拡張が抑制されるため、血圧上昇作用が増強すると考えられる。


甲状腺製剤


チロキシン等


冠不全発作が起こることがあるので慎重に投与すること。


甲状腺ホルモンは、心筋のβ-受容体数を増加させるため、カテコールアミン感受性が増大すると考えられている。


利尿剤


チアジド系利尿剤


トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等


チアジド系類似剤


インダパミド等


ループ利尿剤


フロセミド等


カリウム保持性利尿剤


スピロノラクトン


本剤の作用が減弱することがある。手術前の患者に使用する場合、利尿剤の一時休薬等を行うこと。


併用により本剤の血管反応性を低下させることがある。


アメジニウムメチル硫酸塩


血圧の異常上昇をきたすことがあるので、慎重に投与すること。


ノルアドレナリンの末梢神経終末における再取り込みと不活性化が抑制されるためと考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 徐脈(頻度不明)

-徐脈があらわれることがある。この場合は、アトロピンにより容易に回復する。

副作用:その他副作用


循環器 -心悸亢進、胸内苦悶、血圧異常上昇、呼吸困難
精神神経系 -頭痛、めまい、不安、振戦
消化器 -悪心・嘔吐
その他 -羞明、悪寒、鳥肌

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
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三重県0
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京都府0
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鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
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大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ