薬剤詳細データ

一般名

ベタメタゾン酢酸エステル・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム

製品名

リンデロン懸濁注

薬効名

合成副腎皮質ホルモン剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

リンデロン懸濁注

yj-code

2454408C1020

添付文書No

2454408C1020_2_05

改定年月

2020-07

第1版

一般名

ベタメタゾン酢酸エステル・ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム

薬効分類名

合成副腎皮質ホルモン剤


用法・用量

筋肉内注射 通常、1回0.2~1.0mLを筋肉内注射する。症状により3~4時間ごとに同量を繰り返し投与する。 関節腔内注射 通常、1回0.1~1.5mLを関節腔内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。なお、症状あるいは注入関節の大小に応じて適宜増減する。 軟組織内注射 通常、1回0.1~1.5mLを軟組織内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。なお、症状あるいは注入部位により適宜増減する。 腱鞘内注射 通常、1回0.1~1.5mLを腱鞘内注射する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。なお、症状あるいは注入部位により適宜増減する。 滑液嚢内注入 通常、1回0.1~1.5mLを滑液嚢内注入する。原則として投与間隔を2週間以上とすること。なお、症状あるいは注入部位により適宜増減する。 局所皮内注射 必要があれば本剤を生理食塩液で2~6倍に希釈し、通常、1回0.1~0.2mLを局所皮内注射する。 鼻腔内注入 通常、1回1.0~3.0mLを1日1~数回鼻腔内注入する。 鼻甲介内注射 通常、1回0.1~1.5mLを鼻甲介内注射する。

効能・効果

効能・効果\用法 筋肉内注射 関節腔内注射 軟組織内注射 腱鞘内注射 滑液嚢内注入 局所皮内注射 鼻腔内注入 鼻甲介内注射 関節リウマチ ○ 関節周囲炎 (非感染性のものに限る) ○ ○ ○ 腱炎 (非感染性のものに限る) ○ ○ 腱鞘炎 (非感染性のものに限る) ○ 腱周囲炎 (非感染性のものに限る) ○ ○ ○ 滑液包炎 (非感染性のものに限る) ○ 変形性関節症 (炎症症状がはっきり認められる場合) ○ 外傷後関節炎 ○ △円形脱毛症 (悪性型に限る) ○ △早期ケロイド及びケロイド防止 ○ アレルギー性鼻炎 ○ ○ ○ △印の付されている効能・効果に対しては、外用剤を用いても効果が不十分な場合あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること

相互作用:併用禁忌

デスモプレシン酢酸塩水和物


ミニリンメルト(男性における夜間多尿による夜間頻尿)


低ナトリウム血症が発現するおそれがある。


機序は不明である。


相互作用:併用注意

バルビツール酸誘導体


フェノバルビタール


フェニトイン


リファンピシン


本剤の作用が減弱することが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。


バルビツール酸誘導体、フェニトイン、リファンピシンはCYPを誘導し、本剤の代謝が促進される。


サリチル酸誘導体


アスピリン、アスピリンダイアルミネート、サザピリン等


併用時に本剤を減量すると、サリチル酸中毒を起こすことが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。


本剤はサリチル酸誘導体の腎排泄と肝代謝を促進し、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が低下する。


抗凝血剤


ワルファリンカリウム


抗凝血剤の作用を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。


本剤は血液凝固促進作用がある。


糖尿病用薬


ビグアナイド系薬剤スルホニルウレア剤速効型インスリン分泌促進剤α-グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


インスリン製剤等


糖尿病用薬、インスリン製剤等の効果を減弱させることが報告されているので、併用する場合には用量に注意すること。


本剤は肝臓での糖新生を促進し、末梢組織での糖利用を抑制する。


利尿剤(カリウム保持性利尿剤を除く)


フロセミド、アセタゾラミド、トリクロルメチアジド等


低カリウム血症があらわれることがあるので、併用する場合には用量に注意すること。


本剤は尿細管でのカリウム排泄促進作用がある。


シクロスポリン


他の副腎皮質ホルモン剤の大量投与で、シクロスポリンの血中濃度が上昇するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。


副腎皮質ホルモン剤はシクロスポリンの代謝を抑制する。


エリスロマイシン


本剤の作用が増強されるとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。


本剤の代謝が抑制される。


非脱分極性筋弛緩剤


パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物


筋弛緩作用が減弱又は増強するとの報告があるので、併用する場合には用量に注意すること。


機序は不明である。


リトドリン塩酸塩


併用により肺水腫があらわれることがある。


体内の水分貯留傾向が促進される。


キノロン系抗菌剤


レボフロキサシン水和物、メシル酸ガレノキサシン水和物等


腱障害のリスクを増加させるとの報告がある。これらの薬剤との併用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみとすること。


機序は不明である。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)

-呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の症状があらわれることがある。2: 誘発感染症、感染症の増悪(頻度不明)

-B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。,,,,3: 続発性副腎皮質機能不全、糖尿病(頻度不明)

4: 消化管潰瘍、消化管穿孔(頻度不明)

5: 膵炎(頻度不明)

6: 精神変調、うつ状態、痙攣(頻度不明)

7: 骨粗鬆症、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死、ミオパチー(頻度不明)

8: 緑内障、後嚢白内障(頻度不明)

-連用により眼圧亢進、緑内障、後嚢白内障を来すことがある。,9: 血栓症(頻度不明)

副作用:その他副作用


投与部位 -関節の不安定化(関節腔内注射時)、疼痛・腫脹・圧痛の増悪(関節腔内注射時)、局所組織の萎縮による陥没(筋肉内又は皮内注射時)
内分泌系 -月経異常、クッシング症候群様症状
消化器 -下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進
精神神経系 -多幸症、不眠、頭痛、めまい
筋・骨格 -筋肉痛、関節痛
脂質・蛋白質代謝 -満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡、脂肪肝
体液・電解質 -浮腫、血圧上昇、低カリウム性アルカローシス
眼 -中心性漿液性網脈絡膜症等による網膜障害、眼球突出
血液 -白血球増多
皮膚 -ざ瘡、多毛、脱毛、色素沈着、皮下溢血、紫斑、線条、そう痒、発汗異常、顔面紅斑、脂肪織炎
その他 -発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減、創傷治癒障害、皮膚・結合組織の菲薄化・脆弱化、しゃっくり

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
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京都府0
大阪府0
兵庫県0
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和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ