薬剤詳細データ 一般名 インスリン アスパルト(遺伝子組換え) 製品名 フィアスプ注 100単位/mL 薬効名 超速効型インスリンアナログ注射液 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 フィアスプ注 100単位/mL yj-code 2492415A5026 添付文書No 2492415A5026_1_05 改定年月 2023-07 版 第3版 一般名 インスリン アスパルト(遺伝子組換え) 薬効分類名 超速効型インスリンアナログ注射液 用法・用量 通常、成人では、初期は1回2~20単位を毎食事開始時に皮下投与するが、必要な場合は食事開始後の投与とすることもできる。また、持続型インスリン製剤と併用することがある。投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日4~100単位である。通常、小児では、毎食事開始時に皮下投与するが、必要な場合は食事開始後の投与とすることもできる。また、持続型インスリン製剤と併用することがある。投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて適宜増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量は通常1日0.5~1.5単位/kgである。必要に応じポータブルインスリン用輸液ポンプを用いて投与する。また、必要に応じ静脈内注射を行う。 効能・効果 インスリン療法が適応となる糖尿病 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 糖尿病用薬 ビグアナイド薬 スルホニルウレア薬 速効型インスリン分泌促進薬 α-グルコシダーゼ阻害薬 チアゾリジン薬 DPP-4阻害薬 GLP-1受容体作動薬 SGLT2阻害薬 等血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。血糖降下作用が増強される。モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。インスリン分泌促進、糖新生抑制作用による血糖降下作用を有する。三環系抗うつ剤 ノルトリプチリン塩酸塩 等血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。機序は不明であるが、インスリン感受性を増強するなどの報告がある。サリチル酸誘導体 アスピリン エテンザミド血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。糖に対するβ細胞の感受性の亢進やインスリン利用率の増加等による血糖降下作用を有する。また、末梢で弱いインスリン様作用を有する。抗腫瘍剤 シクロホスファミド水和物血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。インスリンが結合する抗体の生成を抑制し、その結合部位からインスリンを遊離させる可能性がある。β-遮断剤 プロプラノロール塩酸塩 アテノロール ピンドロール血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。アドレナリンによる低血糖からの回復反応を抑制する。また、低血糖に対する交感神経系の症状(振戦、動悸等)をマスクし、低血糖を遷延させる可能性がある。クマリン系薬剤 ワルファリンカリウム血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。機序不明クロラムフェニコール血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。機序不明ベザフィブラート血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。インスリン感受性増強等の作用により、本剤の作用を増強する。 サルファ剤血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。膵臓でのインスリン分泌を増加させることにより、低血糖を起こすと考えられている。腎機能低下、空腹状態の遷延、栄養不良、過量投与が危険因子となる。シベンゾリンコハク酸塩ジソピラミドピルメノール塩酸塩水和物血糖降下作用の増強による低血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 。インスリン分泌作用を認めたとの報告がある。チアジド系利尿剤 トリクロルメチアジド血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。カリウム喪失が関与すると考えられている。カリウム欠乏時には、血糖上昇反応に対するβ細胞のインスリン分泌能が低下する可能性がある。副腎皮質ステロイド プレドニゾロン トリアムシノロン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用を有する。ACTH テトラコサクチド酢酸塩血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。副腎皮質刺激作用により糖質コルチコイドの分泌が増加する。糖質コルチコイドは、糖新生亢進、筋肉組織・脂肪組織からのアミノ酸や脂肪酸の遊離促進、末梢組織でのインスリン感受性低下等による血糖上昇作用を有する。アドレナリン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。糖新生亢進、末梢での糖利用抑制、インスリン分泌抑制による血糖上昇作用を有する。グルカゴン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用を有する。甲状腺ホルモン レボチロキシンナトリウム水和物血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。糖新生亢進、肝グリコーゲン分解促進による血糖上昇作用を有する。成長ホルモン ソマトロピン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。抗インスリン様作用による血糖上昇作用を有する。卵胞ホルモン エチニルエストラジオール 結合型エストロゲン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。経口避妊薬血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。末梢組織でインスリンの作用に拮抗する。ニコチン酸血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。末梢組織でのインスリン感受性を低下させるため耐糖能障害を起こす。濃グリセリン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。代謝されて糖になるため、血糖値が上昇する。イソニアジド血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。炭水化物代謝を阻害することによる血糖上昇作用を有する。ダナゾール血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。インスリン抵抗性を増強するおそれがある。フェニトイン血糖降下作用の減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。インスリン分泌抑制作用を有する。蛋白同化ステロイド メテノロン血糖降下作用の増強による低血糖症状、又は減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。機序不明ソマトスタチンアナログ製剤 オクトレオチド酢酸塩 ランレオチド酢酸塩血糖降下作用の増強による低血糖症状 、又は減弱による高血糖症状があらわれることがある。併用する場合は血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。インスリン、グルカゴン及び成長ホルモン等互いに拮抗的に調節作用をもつホルモン間のバランスが変化することがある。 副作用:重大な副作用 1: 低血糖(頻度不明)-脱力感、倦怠感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、痙攣、意識障害(意識混濁、昏睡)等があらわれることがある。無処置の状態が続くと低血糖昏睡等を起こし、重篤な転帰(中枢神経系の不可逆的障害、死亡等)をとるおそれがある。長期にわたる糖尿病、糖尿病性神経障害、β-遮断剤投与あるいは強化インスリン療法が行われている場合では、低血糖の初期の自覚症状(冷汗、振戦等)が通常と異なる場合や、自覚症状があらわれないまま、低血糖あるいは低血糖性昏睡に陥ることがある。症状が認められた場合には糖質を含む食品を摂取する等、適切な処置を行うこと。α-グルコシダーゼ阻害薬 との併用時にはブドウ糖を投与すること。経口摂取が不可能な場合は、ブドウ糖の静脈内投与やグルカゴンの筋肉内投与等、適切な処置を行うこと。低血糖は臨床的に回復した場合にも再発することがあるので継続的に観察すること。2: アナフィラキシーショック(頻度不明)-呼吸困難、血圧低下、頻脈、発汗、全身の発疹、血管神経性浮腫等の症状が認められた場合は投与を中止すること。 副作用:その他副作用 免疫系障害 - 過敏症代謝及び栄養障害 -抗インスリン抗体産生に伴う血糖コントロール不良眼障害 -糖尿病網膜症の顕在化又は増悪皮膚及び皮下組織障害 -リポジストロフィー(皮下脂肪の萎縮・肥厚等)、アレルギー性皮膚疾患(発疹、じん麻疹、そう痒等)- 皮膚アミロイドーシス全身障害及び投与部位状態 -注射部位/注入部位反応 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0