薬剤詳細データ

一般名

ポリドカノール

製品名

ポリドカスクレロール0.5%注2mL

薬効名

下肢静脈瘤硬化剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ポリドカスクレロール0.5%注2mL

yj-code

3329405A2029

添付文書No

3329405A2029_2_09

改定年月

2023-01

第1版

一般名

ポリドカノール

薬効分類名

下肢静脈瘤硬化剤


用法・用量

〈ポリドカスクレロール0.5%注2mL〉 直径1mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.1〜0.5mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。 〈ポリドカスクレロール1%注2mL〉 液状硬化療法で使用する場合 直径1mm以上3mm未満の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5〜1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。 フォーム硬化療法で使用する場合 小型の一次性下肢静脈瘤を対象に、静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。1穿刺あたりの最大投与量は、対象となる静脈瘤の大きさに応じてフォーム硬化剤として2〜6mLとする。なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下、かつ、フォーム硬化剤として10mL以下とする。1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。 〈ポリドカスクレロール3%注2mL〉 液状硬化療法で使用する場合 直径3mm以上8mm以下の一次性下肢静脈瘤を対象に、1穿刺あたり0.5〜1mLを基準として静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下とする。1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。 フォーム硬化療法で使用する場合 中型又は大型の一次性下肢静脈瘤を対象に、静脈瘤内に1箇所又は2箇所以上投与する。1穿刺あたりの最大投与量は、対象となる静脈瘤の大きさに応じてフォーム硬化剤として4〜6mLとする。なお、1回の総投与量はポリドカノールとして2mg/kg以下、かつ、フォーム硬化剤として10mL以下とする。1回の処置で治療が終了しない場合、次回の投与は原則として1週間後とする。

効能・効果

〈ポリドカスクレロール0.5%注2mL〉 一次性下肢静脈瘤(伏在静脈瘤の本幹を除く)の硬化退縮 〈ポリドカスクレロール1%注2mL、ポリドカスクレロール3%注2mL〉 一次性下肢静脈瘤の硬化退縮

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

麻酔剤


麻酔剤の心臓に対する作用(抗不整脈作用)を増強することがある。


本剤は当初、麻酔剤として開発されたものであり、本剤の心拍数減少、心伝導系抑制作用により、相互に心機能抑制作用を増強させることが考えられる。


副作用:重大な副作用

1: アナフィラキシー(頻度不明)

-外国においてアナフィラキシーショックにより致死的な転帰をたどることが報告されているので、喘息発作、血圧低下、意識消失、全身性蕁麻疹、血管浮腫(眼瞼浮腫等)、呼吸困難等があらわれることがある。,,,,,2: 血栓塞栓症(頻度不明)

-肺塞栓症、深部静脈血栓症、血栓性静脈炎等の血栓塞栓症があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、呼吸困難、息切れ、胸部不快感、下肢の疼痛・浮腫等の異常が認められた場合には早急に精査の上、血栓溶解剤投与などの適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。,,3: 脳血管障害(一過性脳虚血発作等)(頻度不明)

-,,,4: 心停止、循環虚脱(いずれも頻度不明)

-外国において心停止により致死的な転帰をたどること及び循環虚脱が報告されているので、息切れ、動悸、心電図異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。,5: 肺水腫(頻度不明)

-肺水腫があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。6: 錯乱(頻度不明)

-錯乱があらわれることがあるので、投与後の観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行い、次回の投与を中止すること。7: 局所組織障害(壊死、潰瘍、瘤内血栓、色素沈着)(頻度不明)

-局所組織障害(壊死、潰瘍)があらわれることがあるので、投与後の局所の観察を十分に行い、異常が認められた場合には次回の投与を中止し、適切な処置を行うこと。承認時までの臨床試験では、瘤内血栓の発現率は高濃度ほど高く0.5%製剤で10.2%、1%製剤で37.5%、3%製剤で56.1%、色素沈着は0.5%製剤で16.9%、1%製剤で34.7%、3%製剤で36.6%であった。,

副作用:その他副作用


皮膚 - 瘤内血栓、色素沈着- 水疱、皮下出血、異常感覚、掻痒、浮腫、発赤、静脈炎、皮膚炎、びらん、疼痛、圧痛、湿疹、アレルギー性皮膚反応- 痂皮、血腫
血液 - 白血球減少- ヘモグロビン低下、プロトロンビン時間短縮
肝臓 -中性脂肪上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇-γ-GTP低下、AL-P低下、総コレステロール上昇・低下
腎臓 -尿蛋白
その他 -CRP上昇、CK上昇、めまい-悪心、嘔気、多毛症、発熱、ほてり-頭痛、片頭痛、錯感覚、胸痛、視覚障害、味覚異常、血圧低下

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
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石川県0
福井県0
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広島県0
山口県0
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香川県0
愛媛県0
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宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
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