薬剤詳細データ 一般名 アスピリン 製品名 アスピリン腸溶錠100mg「日医工」 薬効名 抗血小板剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 アスピリン腸溶錠100mg「日医工」 yj-code 3399007H1102 添付文書No 3399007H1102_1_09 改定年月 2024-02 版 第1版 一般名 アスピリン 薬効分類名 抗血小板剤 用法・用量 〈狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)、心筋梗塞、虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞)における血栓・塞栓形成の抑制、冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制に使用する場合〉 通常、成人にはアスピリンとして100mgを1日1回経口投与する。なお、症状により1回300mgまで増量できる。 〈川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む)に使用する場合〉 急性期有熱期間は、アスピリンとして1日体重1kgあたり30~50mgを3回に分けて経口投与する。解熱後の回復期から慢性期は、アスピリンとして1日体重1kgあたり3~5mgを1回経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 効能・効果 下記疾患における血栓・塞栓形成の抑制 ・狭心症(慢性安定狭心症、不安定狭心症)・心筋梗塞・虚血性脳血管障害(一過性脳虚血発作(TIA)、脳梗塞) 冠動脈バイパス術(CABG)あるいは経皮経管冠動脈形成術(PTCA)施行後における血栓・塞栓形成の抑制 川崎病(川崎病による心血管後遺症を含む) 相互作用:併用禁忌 相互作用:併用注意 抗凝固剤クマリン系抗凝固剤ワルファリンカリウム,クマリン系抗凝固剤の作用を増強し、出血時間の延長、消化管出血等を起こすことがあるので、クマリン系抗凝固剤を減量するなど慎重に投与すること。本剤は血漿タンパクに結合したクマリン系抗凝固剤と置換し、遊離させる。また、本剤は血小板凝集抑制作用、消化管刺激による出血作用を有する。抗凝固剤血液凝固阻止剤ヘパリン製剤ダナパロイドナトリウム第Xa因子阻害剤リバーロキサバン等抗トロンビン剤ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩等トロンボモデュリン アルファ等,これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること。本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある。血小板凝集抑制作用を有する薬剤チクロピジン塩酸塩シロスタゾールクロピドグレル硫酸塩トロンボキサン合成阻害剤オザグレルナトリウムプロスタグランジンE1製剤、E1及びI2誘導体製剤ベラプロストナトリウム等サルポグレラート塩酸塩イコサペント酸エチル等,これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること。本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある。血栓溶解剤ウロキナーゼt-PA製剤等,これら薬剤との併用により、出血の危険性が増大するおそれがあるので、観察を十分に行い、注意すること。本剤は血小板凝集抑制作用を有するため、これら薬剤との併用により出血傾向が増強されるおそれがある。糖尿病用剤ヒトインスリントルブタミド等糖尿病用剤の作用を増強し、低血糖を起こすことがあるので、糖尿病用剤を減量するなど慎重に投与すること。本剤(高用量投与時)は血漿タンパクに結合した糖尿病用剤と置換し、遊離させる。また、本剤は大量で血糖降下作用を有する。メトトレキサートメトトレキサートの副作用(骨髄抑制、肝・腎・消化器障害等)が増強されることがある。本剤(高用量投与時)は血漿タンパクに結合したメトトレキサートと置換し、遊離させる。また、本剤はメトトレキサートの腎排泄を阻害すると考えられている。バルプロ酸ナトリウムバルプロ酸ナトリウムの作用を増強し、振戦等を起こすことがある。本剤(高用量投与時)は血漿タンパクに結合したバルプロ酸ナトリウムと置換し、遊離させる。フェニトイン総フェニトイン濃度を低下させるが、非結合型フェニトイン濃度を低下させないとの報告があるので、総フェニトイン濃度に基づいて増量する際には臨床症状等を慎重に観察すること。本剤(高用量投与時)は血漿タンパクに結合したフェニトインと置換し、遊離させる。副腎皮質ホルモン剤ベタメタゾンプレドニゾロンメチルプレドニゾロン等本剤(高用量投与時)との併用時に副腎皮質ホルモン剤を減量すると、サリチル酸中毒を起こすことが報告されている。また、消化管出血を増強させることが考えられる。機序は不明。リチウム製剤リチウム中毒を起こすことが報告されている。本剤(高用量投与時)は腎のプロスタグランジンの生合成を抑制し、腎血流量を減少させることにより、リチウムの腎排泄を低下させることが考えられる。チアジド系利尿剤ヒドロクロロチアジド等ループ利尿剤フロセミドこれらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。本剤は腎のプロスタグランジンの生合成を抑制して、水、塩類の体内貯留が生じ、利尿剤の水、塩類排泄作用に拮抗するためと考えられる。β遮断剤プロプラノロール塩酸塩ピンドロール等ACE阻害剤エナラプリルマレイン酸塩等これらの薬剤の作用を減弱させることが報告されている。本剤は血管拡張作用を有する腎プロスタグランジンの生合成、遊離を抑制し、血圧を上昇させることが考えられる。ニトログリセリン製剤ニトログリセリンの作用を減弱させることがある。本剤はプロスタグランジンの生合成を抑制することにより、冠動脈を収縮させ、ニトログリセリンの作用を減弱させることが考えられる。尿酸排泄促進剤プロベネシドベンズブロマロンこれらの薬剤の作用を減弱させることがある。本剤(高用量投与時)はこれらの薬剤の尿酸排泄に拮抗する。非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤インドメタシンジクロフェナクナトリウム等,出血及び腎機能の低下を起こすことがある。機序は不明。イブプロフェンナプロキセンピロキシカムスルピリン本剤の血小板凝集抑制作用を減弱するとの報告がある。血小板のシクロオキシゲナーゼ-1(COX-1)と本剤の結合を阻害するためと考えられる。炭酸脱水酵素阻害剤アセタゾラミド等アセタゾラミドの副作用を増強し、嗜眠、錯乱等の中枢神経系症状、代謝性アシドーシス等を起こすことが報告されている。本剤は血漿タンパクに結合したアセタゾラミドと置換し、遊離させる。ドネペジル塩酸塩消化性潰瘍を起こすことがある。コリン系が賦活され胃酸分泌が促進される。タクロリムス水和物、シクロスポリン腎障害が発現することがある。腎障害の副作用が相互に増強されると考えられる。ザフィルルカストザフィルルカストの血漿中濃度が上昇することがある。機序不明。プロスタグランジンD2、トロンボキサンA2受容体拮抗剤ラマトロバン、セラトロダストヒト血漿タンパク結合に対する相互作用の検討(in vitro)において、本剤によりこれらの薬剤の非結合型分率が上昇することがある。これら薬剤が本剤と血漿タンパク結合部位で置換し、遊離型血中濃度が上昇すると考えられる。選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)フルボキサミンマレイン酸塩塩酸セルトラリン等,皮膚の異常出血(斑状出血、紫斑等)、出血症状(胃腸出血等)が報告されている。SSRIの投与により血小板凝集が阻害され、本剤との併用により出血傾向が増強すると考えられる。アルコール,消化管出血が増強されるおそれがある。アルコールによる胃粘膜障害と本剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、相加的に消化管出血が増強すると考えられる。 副作用:重大な副作用 1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)-ショックやアナフィラキシー(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、じん麻疹等)があらわれることがある。2: 出血(頻度不明)-脳出血等の頭蓋内出血(初期症状:頭痛、悪心・嘔吐、意識障害、片麻痺等)、肺出血、消化管出血、鼻出血、眼底出血等があらわれることがある。,,,,3: 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、はく脱性皮膚炎(いずれも頻度不明)4: 再生不良性貧血、血小板減少、白血球減少(いずれも頻度不明)5: 喘息発作(頻度不明)-,6: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)-AST、ALT、γ-GTP等の著しい上昇を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがある。,,7: 消化性潰瘍、小腸・大腸潰瘍(いずれも頻度不明)-下血(メレナ)を伴う胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の消化性潰瘍があらわれることがある。また、消化管出血、腸管穿孔、狭窄・閉塞を伴う小腸・大腸潰瘍があらわれることがある。,, 副作用:その他副作用 消化器 -胃腸障害、嘔吐、腹痛、胸やけ、便秘、下痢、食道炎、口唇腫脹、吐血、吐き気、悪心、食欲不振、胃部不快感過敏症 -じん麻疹、発疹、浮腫血液 -貧血、血小板機能低下(出血時間延長)皮膚 -そう痒、皮疹、膨疹、発汗精神神経系 -めまい、興奮、頭痛肝臓 -AST上昇、ALT上昇腎臓 -腎障害循環器 -血圧低下、血管炎、心窩部痛呼吸器 -気管支炎、鼻炎感覚器 -角膜炎、結膜炎、耳鳴、難聴その他 -過呼吸、代謝性アシドーシス、倦怠感、低血糖 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 性別・年代別グラフ 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道0東北0関東0中部0近畿0中国・四国0九州0合計0 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道0北東北0南東北0北関東0南関東0甲信越0北陸0東海0関西0中国0四国0北九州0南九州0沖縄0合計0 都道府県別 都道府県名 合計 北海道0青森県0岩手県0宮城県0秋田県0山形県0福島県0茨城県0栃木県0群馬県0埼玉県0千葉県0東京都0神奈川県0新潟県0富山県0石川県0福井県0山梨県0長野県0岐阜県0静岡県0愛知県0三重県0滋賀県0京都府0大阪府0兵庫県0奈良県0和歌山県0鳥取県0島根県0岡山県0広島県0山口県0徳島県0香川県0愛媛県0高知県0福岡県0佐賀県0長崎県0熊本県0大分県0宮崎県0鹿児島県0沖縄県0合計0