薬剤詳細データ

一般名

【般】デフェラシロクス顆粒90mg

製品名

デフェラシロクス顆粒分包90mg「サワイ」

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

デフェラシロクス顆粒分包90mg「サワイ」

yj-code

3929008D1049

添付文書No

3929008D1049_1_03

改定年月

2023-11

第1版

一般名

デフェラシロクス

薬効分類名

鉄キレート剤


用法・用量

通常、デフェラシロクスとして12mg/kgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は18mg/kgを超えないこと。

効能・効果

輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤治療が不適当な場合)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

アルミニウム含有制酸剤


両剤の作用が減弱する可能性がある。


本剤とキレートを形成する。


CYP3A4で代謝される薬剤


シクロスポリンシンバスタチンミダゾラム経口避妊薬等


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とミダゾラム(経口投与、国内未承認の用法)を併用投与した場合、ミダゾラムのAUCが17%低下したとの報告がある。


本剤の弱いCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。


レパグリニドトレプロスチニル


これらの薬剤のAUC及びCmaxが上昇し、これらの薬剤の副作用が発現するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠を反復投与後にレパグリニドを併用投与した場合、レパグリニドのAUCが131%、Cmaxが62%増加したとの報告がある。


本剤のCYP2C8阻害作用により、これらの薬剤の代謝が抑制されると考えられる。


テオフィリン


健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とテオフィリンを併用投与した場合、テオフィリンのAUCが84%上昇したとの報告がある。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンの血中濃度を測定し、テオフィリンの用量を調節すること。


本剤のCYP1A2阻害作用により、テオフィリンの代謝が阻害されると考えられる。


UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)を強力に誘導する薬剤


リファンピシンフェニトインフェノバルビタールリトナビル等


健康成人にリファンピシンを反復投与後にデフェラシロクス懸濁用錠を併用投与した場合、デフェラシロクスのAUCが44%低下したとの報告がある。


これらの薬剤のUGT誘導作用により、本剤の代謝が促進されると考えられる。


消化管潰瘍を誘発する可能性のある薬剤


非ステロイド性消炎鎮痛剤副腎皮質ステロイド剤経口ビスホスホネート等


デフェラシロクス懸濁用錠投与中に消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍)、十二指腸潰瘍、胃腸出血があらわれたとの報告がある。


胃腸刺激のリスクが高まる可能性がある。


抗凝血剤


胃腸出血があった場合、併用により出血が助長されたとの報告がある。


抗凝血剤の作用による。


コレスチラミン


健康成人においてデフェラシロクス懸濁用錠投与4時間及び10時間後にコレスチラミンを投与した場合、デフェラシロクスのAUCが45%低下したとの報告がある。


コレスチラミンの吸着作用により本剤の吸収が阻害されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-血管神経性浮腫、アナフィラキシー等の異常があらわれることがある。2: 急性腎障害(頻度不明)、腎尿細管障害(ファンコニー症候群、尿細管壊死)(0.1%~1%未満)

3: 肝炎(0.1%~1%未満)、肝不全(頻度不明)

-肝硬変や多臓器不全等を合併している患者で、肝不全が認められている。4: 消化管穿孔(頻度不明)、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血(いずれも0.1%~1%未満)

5: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

6: 聴力障害(難聴)(0.1%~1%未満)

7: 水晶体混濁(初期の白内障)(0.1%~1%未満)、視神経炎(0.01%~0.1%未満)

副作用:その他副作用


代謝及び栄養障害 -食欲不振
精神障害 -不安、睡眠障害
神経系障害 -頭痛-浮動性めまい
眼障害 -黄斑症
呼吸器系障害 -咽喉頭痛
胃腸障害 -下痢、便秘、嘔吐、悪心、腹痛、腹部膨満、消化不良-胃炎、急性膵炎-食道炎
肝胆道系障害 -臨床検査値異常(AST、ALT、γ-GTP、ALP、LDH、血中ビリルビンの増加)-胆石症
皮膚及び皮下組織障害 -発疹注)、そう痒症-色素沈着障害-白血球破砕性血管炎、蕁麻疹、脱毛症
腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加-蛋白尿
全身障害 -発熱、浮腫、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 19,515 1,096 0 1,183 0 0 0 1,389 8,501 8,442 0 0
女性 17,772 0 1,012 0 0 0 0 1,092 8,488 7,180 0 0
合計 45,630 1,096 1,012 1,183 0 0 0 2,481 16,989 15,622 0 0
男性 19,515 1,096 0 1,183 0 0 0 1,389 8,501 8,442 0 0
女性 17,772 0 1,012 0 0 0 0 1,092 8,488 7,180 0 0
合計 45,630 1,096 1,012 1,183 0 0 0 2,481 16,989 15,622 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,504
東北1,897
関東17,513
中部6,295
近畿6,234
中国・四国2,524
九州4,510
合計45,630
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,504
北東北1,897
南東北0
北関東6,304
南関東11,209
甲信越2,795
北陸1,106
東海2,394
関西6,234
中国0
四国2,524
北九州1,146
南九州1,122
沖縄4,484
合計45,630
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,504
青森県1,897
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県4,245
栃木県1,030
群馬県1,029
埼玉県4,237
千葉県1,113
東京都3,762
神奈川県2,097
新潟県1,022
富山県1,106
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県1,773
岐阜県0
静岡県2,394
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府1,700
大阪府2,321
兵庫県2,213
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県2,524
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県1,146
大分県0
宮崎県0
鹿児島県1,122
沖縄県2,242
合計45,630
更新予告まとめ