薬剤詳細データ

一般名

【般】デフェラシロクス顆粒360mg

製品名

ジャドニュ顆粒分包360mg

薬効名

解毒剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ジャドニュ顆粒分包360mg

yj-code

3929008D2029

添付文書No

3929008D1022_1_03

改定年月

2021-09

第2版

一般名

デフェラシロクス

薬効分類名

鉄キレート剤


用法・用量

通常、デフェラシロクスとして12mg/kgを1日1回、経口投与する。なお、患者の状態により適宜増減するが、1日量は18mg/kgを超えないこと。

効能・効果

輸血による慢性鉄過剰症(注射用鉄キレート剤治療が不適当な場合)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

アルミニウム含有制酸剤


両剤の作用が減弱する可能性がある。


本剤とキレートを形成する。


CYP3A4で代謝される薬剤


シクロスポリンシンバスタチンミダゾラム経口避妊薬等


これらの薬剤の作用が減弱するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とミダゾラム(経口投与、国内未承認の用法)を併用投与した場合、ミダゾラムのAUCが17%低下したとの報告がある。


本剤の弱いCYP3A4誘導作用により、これらの薬剤の代謝が促進されると考えられる。


レパグリニドトレプロスチニル


これらの薬剤のAUC及びCmaxが上昇し、これらの薬剤の副作用が発現するおそれがある。健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠を反復投与後にレパグリニドを併用投与した場合、レパグリニドのAUCが131%、Cmaxが62%増加したとの報告がある。


本剤のCYP2C8阻害作用により、これらの薬剤の代謝が抑制されると考えられる。


テオフィリン


健康成人にデフェラシロクス懸濁用錠とテオフィリンを併用投与した場合、テオフィリンのAUCが84%上昇したとの報告がある。テオフィリンの作用を増強させる可能性があるので、併用する場合にはテオフィリンの血中濃度を測定し、テオフィリンの用量を調節すること。


本剤のCYP1A2阻害作用により、テオフィリンの代謝が阻害されると考えられる。


UDP-グルクロノシルトランスフェラーゼ(UGT)を強力に誘導する薬剤


リファンピシンフェニトインフェノバルビタールリトナビル等


健康成人にリファンピシンを反復投与後にデフェラシロクス懸濁用錠を併用投与した場合、デフェラシロクスのAUCが44%低下したとの報告がある。


これらの薬剤のUGT誘導作用により、本剤の代謝が促進されると考えられる。


消化管潰瘍を誘発する可能性のある薬剤


非ステロイド性消炎鎮痛剤副腎皮質ステロイド剤経口ビスホスホネート等


デフェラシロクス懸濁用錠投与中に消化管穿孔、胃潰瘍(多発性潰瘍)、十二指腸潰瘍、胃腸出血があらわれたとの報告がある。


胃腸刺激のリスクが高まる可能性がある。


抗凝血剤


胃腸出血があった場合、併用により出血が助長されたとの報告がある。


抗凝血剤の作用による。


コレスチラミン


健康成人においてデフェラシロクス懸濁用錠投与4時間及び10時間後にコレスチラミンを投与した場合、デフェラシロクスのAUCが45%低下したとの報告がある。


コレスチラミンの吸着作用により本剤の吸収が阻害されるおそれがある。


副作用:重大な副作用

1: ショック、アナフィラキシー(いずれも頻度不明)

-血管神経性浮腫、アナフィラキシー等の異常があらわれることがある。2: 急性腎障害(頻度不明)、腎尿細管障害(ファンコニー症候群、尿細管壊死)(0.1%~1%未満)

3: 肝炎(0.1%~1%未満)、肝不全(頻度不明)

-肝硬変や多臓器不全等を合併している患者で、肝不全が認められている。4: 消化管穿孔(頻度不明)、胃潰瘍(多発性潰瘍を含む)、十二指腸潰瘍、胃腸出血(いずれも0.1%~1%未満)

5: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、多形紅斑(いずれも頻度不明)

6: 聴力障害(難聴)(0.1%~1%未満)

7: 水晶体混濁(初期の白内障)(0.1%~1%未満)、視神経炎(0.01%~0.1%未満)

副作用:その他副作用


代謝及び栄養障害 -食欲不振
精神障害 -不安、睡眠障害
神経系障害 -頭痛-浮動性めまい
眼障害 -黄斑症
呼吸器系障害 -咽喉頭痛
胃腸障害 -下痢、便秘、嘔吐、悪心、腹痛、腹部膨満、消化不良-胃炎、急性膵炎-食道炎
肝胆道系障害 -臨床検査値異常(AST、ALT、γ-GTP、ALP、LDH、血中ビリルビンの増加)-胆石症
皮膚及び皮下組織障害 -発疹注)、そう痒症-色素沈着障害-白血球破砕性血管炎、蕁麻疹、脱毛症
腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加-蛋白尿
全身障害 -発熱、浮腫、疲労

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 203,510 0 1,257 2,881 4,637 12,358 15,973 26,584 74,152 61,286 4,382 0
女性 149,855 0 1,398 2,610 1,747 8,107 12,078 22,590 47,887 45,581 7,857 0
合計 357,417 0 2,655 5,491 6,384 20,465 28,051 49,174 122,039 106,867 12,239 0
男性 203,510 0 1,257 2,881 4,637 12,358 15,973 26,584 74,152 61,286 4,382 0
女性 149,855 0 1,398 2,610 1,747 8,107 12,078 22,590 47,887 45,581 7,857 0
合計 357,417 0 2,655 5,491 6,384 20,465 28,051 49,174 122,039 106,867 12,239 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道11,928
東北29,038
関東133,275
中部52,612
近畿63,227
中国・四国31,356
九州34,586
合計357,417
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道11,928
北東北9,066
南東北15,652
北関東20,707
南関東112,568
甲信越17,388
北陸8,046
東海29,368
関西61,037
中国19,312
四国12,044
北九州28,499
南九州2,500
沖縄7,174
合計357,417
都道府県別
都道府県名 合計
北海道11,928
青森県6,085
岩手県4,320
宮城県6,220
秋田県2,981
山形県5,524
福島県3,908
茨城県9,799
栃木県5,587
群馬県5,321
埼玉県23,667
千葉県17,531
東京都42,467
神奈川県28,903
新潟県8,618
富山県2,505
石川県3,633
福井県1,908
山梨県2,640
長野県6,130
岐阜県5,074
静岡県8,165
愛知県13,939
三重県2,190
滋賀県7,250
京都府10,361
大阪府25,718
兵庫県10,802
奈良県5,007
和歌山県1,899
鳥取県2,598
島根県0
岡山県2,273
広島県10,985
山口県3,456
徳島県1,570
香川県5,239
愛媛県4,091
高知県1,144
福岡県12,773
佐賀県3,935
長崎県5,789
熊本県4,635
大分県1,367
宮崎県2,500
鹿児島県0
沖縄県3,587
合計357,417
更新予告まとめ