薬剤詳細データ

一般名

【般】グリメピリド錠1mg

製品名

アマリール1mg錠

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

アマリール1mg錠

yj-code

3961008F1020

添付文書No

3961008F1020_1_30

改定年月

2024-03

第2版

一般名

グリメピリド

薬効分類名

スルホニルウレア系経口血糖降下剤


用法・用量

通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。

効能・効果

2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


チアゾリジン系薬剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害薬


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血糖降下作用が増強される。


プロベネシド


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


サリチル酸剤


アスピリン


サザピリン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用により血糖降下作用が増強される。


プロピオン酸系消炎剤


ナプロキセン


ロキソプロフェンナトリウム水和物 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


アリール酢酸系消炎剤


アンフェナクナトリウム水和物


ナブメトン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


オキシカム系消炎剤


ロルノキシカム 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


β-遮断剤


プロプラノロール


アテノロール


ピンドロール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制により血糖降下作用が増強される。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進、糖新生抑制により血糖降下作用が増強される。


クラリスロマイシン


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明左記薬剤が他のスルホニルウレア系薬剤の血中濃度を上昇させたとの報告がある。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クロラムフェニコール


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン感受性促進により血糖降下作用が増強される。


シプロフロキサシン


レボフロキサシン水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明


フィブラート系薬剤


クロフィブラート


ベザフィブラート 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


アゾール系抗真菌剤


ミコナゾール


フルコナゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制(CYP2C9阻害)、血中蛋白との結合抑制により血糖降下作用が増強される。


シベンゾリンコハク酸塩


ジソピラミド


ピルメノール塩酸塩水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進によると考えられる血糖降下作用の増強のおそれがある。


アドレナリン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


副腎皮質ホルモン


コルチゾン酢酸エステル


ヒドロコルチゾン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下により血糖降下作用が減弱される。


甲状腺ホルモン


レボチロキシンナトリウム水和物


乾燥甲状腺 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


腸管でのブドウ糖吸収亢進、グルカゴンの分泌促進、カテコールアミンの作用増強、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


卵胞ホルモン


エストラジオール安息香酸エステル


エストリオール 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等によると考えられる血糖降下作用の減弱のおそれがある。


利尿剤


トリクロルメチアジド


フロセミド 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下により血糖降下作用が減弱される。


ピラジナミド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


イソニアジド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常により血糖降下作用が減弱される。


リファンピシン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝代謝促進(CYP誘導)により血糖降下作用が減弱される。


ニコチン酸


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制により血糖降下作用が減弱される。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン


フルフェナジン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離により血糖降下作用が減弱される。


フェニトイン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンの分泌阻害により血糖降下作用が減弱される。


ブセレリン酢酸塩


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明ブセレリン酢酸塩投与により、耐糖能が悪化したという報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(4.08%)

-低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。,,,,,,,,,,,,2: 汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(いずれも頻度不明)

-AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 再生不良性貧血(頻度不明)

副作用:その他副作用


血液 -白血球減少、貧血
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、腹部膨満感-便秘、腹痛
過敏症 -発疹、そう痒感等-光線過敏症
精神神経系 -めまい-頭痛
その他 -血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常-味覚異常、CK上昇、浮腫、倦怠感、脱毛、一過性視力障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 18,490,309 2,971 2,640 12,907 103,208 672,300 2,330,243 3,849,755 6,916,839 4,217,069 382,150 1,982
女性 14,206,715 0 6,278 6,945 51,071 246,410 868,197 2,101,445 5,702,615 4,473,313 742,575 7,866
合計 32,700,100 2,971 8,918 19,852 154,279 918,710 3,198,440 5,951,200 12,619,454 8,690,382 1,124,725 9,848
男性 18,490,309 2,971 2,640 12,907 103,208 672,300 2,330,243 3,849,755 6,916,839 4,217,069 382,150 1,982
女性 14,206,715 0 6,278 6,945 51,071 246,410 868,197 2,101,445 5,702,615 4,473,313 742,575 7,866
合計 32,700,100 2,971 8,918 19,852 154,279 918,710 3,198,440 5,951,200 12,619,454 8,690,382 1,124,725 9,848
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道1,479,848
東北2,045,161
関東11,961,757
中部4,100,427
近畿7,458,251
中国・四国2,992,113
九州2,662,539
合計32,700,100
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道1,479,848
北東北626,926
南東北1,177,199
北関東1,817,613
南関東10,144,144
甲信越1,024,462
北陸471,867
東海3,061,886
関西7,000,463
中国1,956,430
四国1,035,683
北九州2,201,857
南九州354,373
沖縄212,618
合計32,700,100
都道府県別
都道府県名 合計
北海道1,479,848
青森県396,206
岩手県241,036
宮城県440,882
秋田県230,720
山形県204,667
福島県531,650
茨城県818,631
栃木県569,724
群馬県429,258
埼玉県1,795,556
千葉県1,647,238
東京都3,991,750
神奈川県2,709,600
新潟県523,394
富山県200,250
石川県164,636
福井県106,981
山梨県168,230
長野県332,838
岐阜県424,042
静岡県855,266
愛知県1,324,790
三重県457,788
滋賀県437,410
京都府984,034
大阪府3,078,551
兵庫県1,795,298
奈良県451,700
和歌山県253,470
鳥取県88,420
島根県122,742
岡山県326,750
広島県1,052,082
山口県366,436
徳島県164,416
香川県270,655
愛媛県265,572
高知県335,040
福岡県1,210,538
佐賀県178,490
長崎県218,959
熊本県342,644
大分県251,226
宮崎県144,142
鹿児島県210,231
沖縄県106,309
合計32,700,100
更新予告まとめ