薬剤詳細データ

一般名

グリメピリド

製品名

グリメピリド錠3mg「アメル」

薬効名

スルホニルウレア系経口血糖降下剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

グリメピリド錠3mg「アメル」

yj-code

3961008F2140

添付文書No

3961008F1144_2_02

改定年月

2023-06

第1版

一般名

グリメピリド

薬効分類名

スルホニルウレア系経口血糖降下剤


用法・用量

通常、グリメピリドとして1日0.5~1mgより開始し、1日1~2回朝または朝夕、食前または食後に経口投与する。維持量は通常1日1~4mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1日最高投与量は6mgまでとする。

効能・効果

2型糖尿病(ただし、食事療法・運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る。)

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


チアゾリジン系薬剤


α-グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害薬


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血糖降下作用が増強される。


プロベネシド


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


サリチル酸剤


アスピリン


サザピリン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸剤の血糖降下作用により血糖降下作用が増強される。


プロピオン酸系消炎剤


ナプロキセン


ロキソプロフェンナトリウム水和物 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


アリール酢酸系消炎剤


アンフェナクナトリウム水和物


ナブメトン 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


オキシカム系消炎剤


ロルノキシカム 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制により、これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので、血中に本剤の遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある。


β-遮断剤


プロプラノロール


アテノロール


ピンドロール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


糖新生抑制、アドレナリンによる低血糖からの回復抑制、低血糖に対する交感神経症状抑制により血糖降下作用が増強される。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進、糖新生抑制により血糖降下作用が増強される。


クラリスロマイシン


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明左記薬剤が他のスルホニルウレア系薬剤の血中濃度を上昇させたとの報告がある。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


クロラムフェニコール


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制により血糖降下作用が増強される。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン感受性促進により血糖降下作用が増強される。


シプロフロキサシン


レボフロキサシン水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


機序不明


フィブラート系薬剤


クロフィブラート


ベザフィブラート 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制により血糖降下作用が増強される。


アゾール系抗真菌剤


ミコナゾール


フルコナゾール 等


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


肝代謝抑制(CYP2C9阻害)、血中蛋白との結合抑制により血糖降下作用が増強される。


シベンゾリンコハク酸塩


ジソピラミド


ピルメノール塩酸塩水和物


低血糖症状が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察し、必要に応じて本剤又は併用薬剤の投与量を調節するなど慎重に投与すること。特にβ-遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性薬剤は避けることが望ましい。


インスリン分泌促進によると考えられる血糖降下作用の増強のおそれがある。


アドレナリン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


末梢でのブドウ糖の取り込み抑制、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


副腎皮質ホルモン


コルチゾン酢酸エステル


ヒドロコルチゾン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下により血糖降下作用が減弱される。


甲状腺ホルモン


レボチロキシンナトリウム水和物


乾燥甲状腺 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


腸管でのブドウ糖吸収亢進、グルカゴンの分泌促進、カテコールアミンの作用増強、肝臓での糖新生促進により血糖降下作用が減弱される。


卵胞ホルモン


エストラジオール安息香酸エステル


エストリオール 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等によると考えられる血糖降下作用の減弱のおそれがある。


利尿剤


トリクロルメチアジド


フロセミド 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン分泌の抑制、末梢でのインスリン感受性の低下により血糖降下作用が減弱される。


ピラジナミド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


イソニアジド


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常により血糖降下作用が減弱される。


リファンピシン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝代謝促進(CYP誘導)により血糖降下作用が減弱される。


ニコチン酸


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制により血糖降下作用が減弱される。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン


フルフェナジン 等


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離により血糖降下作用が減弱される。


フェニトイン


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


インスリンの分泌阻害により血糖降下作用が減弱される。


ブセレリン酢酸塩


高血糖症状(嘔気・嘔吐、脱水、呼気のアセトン臭等)が起こることがある。血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明ブセレリン酢酸塩投与により、耐糖能が悪化したという報告がある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(4.08%)

-低血糖(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)があらわれることがある。なお、徐々に進行する低血糖では、精神障害、意識障害等が主である場合があるので注意すること。また、本剤の投与により低血糖症状(脱力感、高度の空腹感、発汗、動悸、振戦、頭痛、知覚異常、不安、興奮、神経過敏、集中力低下、精神障害、意識障害、痙攣等)が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、低血糖は投与中止後、臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある。,,,,,,,,,,,,2: 汎血球減少、無顆粒球症、溶血性貧血、血小板減少(いずれも頻度不明)

3: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、Al-Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 再生不良性貧血(頻度不明)

副作用:その他副作用


血液 -白血球減少、貧血
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -BUN上昇
消化器 -嘔気、嘔吐、心窩部痛、下痢、腹部膨満感-便秘、腹痛
過敏症 -発疹、そう痒感等-光線過敏症
精神神経系 -めまい-頭痛
その他 -血清カリウム上昇・ナトリウム低下等の電解質異常-味覚異常、CK上昇、浮腫、倦怠感、脱毛、一過性視力障害

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ