薬剤詳細データ

一般名

【般】メトホルミン塩酸塩錠250mg:GL

製品名

グリコラン錠250mg

薬効名

糖尿病用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

グリコラン錠250mg

yj-code

3962002F1071

添付文書No

3962002F1071_1_25

改定年月

2023-11

第3版

一般名

メトホルミン塩酸塩錠

薬効分類名

経口糖尿病用剤


用法・用量

通常、成人にはメトホルミン塩酸塩として1日量500mgより開始し、1日2~3回食後に分割経口投与する。維持量は効果を観察しながら決めるが、1日最高投与量は750mgとする。

効能・効果

2型糖尿病ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。(1)食事療法・運動療法のみ(2)食事療法・運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用

相互作用:併用禁忌

アルコール(過度の摂取)


,,


乳酸アシドーシスを起こすことがある。本剤投与中は過度のアルコール摂取(飲酒)を避けること。


肝臓における乳酸の代謝能が低下する。また、脱水状態を来すことがある。


相互作用:併用注意

(1)


ヨード造影剤


,


乳酸アシドーシスを起こすことがある。ヨード造影剤を用いて検査を行う場合には、本剤の投与を一時的に中止すること。


腎機能が低下し、本剤の排泄が低下することが考えられている。


腎毒性の強い抗生物質


ゲンタマイシン等


乳酸アシドーシスを起こすことがある。本剤の投与を一時的に減量・中止するなど適切な処置を行うこと。


腎機能が低下し、本剤の排泄が低下することが考えられている。


利尿作用を有する薬剤


利尿剤SGLT2阻害剤等


,


脱水により乳酸アシドーシスを起こすことがある。脱水症状があらわれた場合には、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。


利尿作用を有する薬剤により、体液量が減少し脱水状態になることがある。


(2)血糖降下作用を増強する薬剤


糖尿病用薬


インスリン製剤スルホニルウレア剤速効型インスリン分泌促進薬α-グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


イメグリミン塩酸塩 等


低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


血糖降下作用の増強


たん白同化ホルモン剤


低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明


サリチル酸剤


アスピリン等


低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


サリチル酸剤の血糖降下作用が考えられている。


β-遮断剤


プロプラノロール等


低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


β遮断作用によりアドレナリンを介した低血糖からの回復を遅らせることが考えられている。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖が起こることがある。スルホニルウレア剤併用時に低血糖のリスクが増加するおそれがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


モノアミン酸化酵素阻害剤によるインスリン分泌促進、糖新生抑制が考えられている。


(3)血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


アドレナリンによる末梢での糖利用抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制が考えられている。


副腎皮質ホルモン


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


副腎皮質ホルモンによる肝での糖新生促進等が考えられている。


甲状腺ホルモン


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


卵胞ホルモン


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


卵胞ホルモンには耐糖能を変化させ、血糖を上昇させる作用が認められている。


利尿剤


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


利尿剤によるカリウム喪失によりインスリン分泌の低下が考えられている。


ピラジナミド


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


機序不明


イソニアジド


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


イソニアジドによる炭水化物代謝阻害が考えられている。


ニコチン酸


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


ニコチン酸による血糖上昇作用が考えられている。


フェノチアジン系薬剤


血糖降下作用が減弱することがある。患者の状態を十分観察しながら投与すること。


フェノチアジン系薬剤によるインスリン分泌抑制、副腎からのアドレナリン遊離が考えられている。


(4)その他


OCT2、MATE1、又はMATE2-Kを阻害する薬剤


シメチジンドルテグラビルビクテグラビルバンデタニブ


イサブコナゾニウム硫酸塩


ピミテスピブ等


本剤の血中濃度が上昇し、作用が増強するおそれがある。観察を十分に行い、必要に応じて本剤を減量するなど慎重に投与すること。


OCT2、MATE1、又はMATE2-Kを介した本剤の腎排泄が阻害されると考えられている。


イメグリミン塩酸塩


消化器症状の発現に注意すること。


特に併用初期に多く発現する傾向が認められている。


副作用:重大な副作用

1: 乳酸アシドーシス(頻度不明)

-乳酸アシドーシス(血中乳酸値の上昇、乳酸/ピルビン酸比の上昇、血液pHの低下等を示す)は予後不良のことが多い。一般的に発現する臨床症状は様々であるが、胃腸症状、倦怠感、筋肉痛、過呼吸等の症状がみられることが多く、これらの症状があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、必要な検査を行うこと。なお、乳酸アシドーシスの疑いが大きい場合には、乳酸の測定結果等を待つことなく適切な処置を行うこと。,,,,,,,,,,,,,2: 低血糖(頻度不明)

-低血糖症状(初期症状:脱力感、高度の空腹感、発汗等)が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤(アカルボース、ボグリボース、ミグリトール)との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,3: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、Al-P、γ-GTP、ビリルビンの著しい上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。

副作用:その他副作用


消化器 -下痢-食欲不振、腹痛、悪心、嘔吐、腹部膨満感、便秘-消化不良-胃炎、胃腸障害、放屁増加
血液 -貧血、白血球減少、血小板減少、白血球増加、好酸球増加
過敏症 -発疹-そう痒
肝臓 -肝機能異常
腎臓 -BUN上昇、クレアチニン上昇
代謝異常 -CK上昇、ケトーシス、乳酸上昇、血中カリウム上昇、血中尿酸増加
その他 -全身倦怠感、頭痛、頭重-眠気-筋肉痛、めまい・ふらつき、味覚異常、浮腫、動悸、発汗、脱力感、空腹感、ビタミンB12減少

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 3,596,863 0 0 11,719 32,976 157,405 461,222 849,308 1,394,270 646,152 43,811 0
女性 2,926,729 0 1,916 17,065 64,460 86,002 220,057 517,725 1,191,016 729,615 98,873 0
合計 6,524,490 0 1,916 28,784 97,436 243,407 681,279 1,367,033 2,585,286 1,375,767 142,684 0
男性 3,596,863 0 0 11,719 32,976 157,405 461,222 849,308 1,394,270 646,152 43,811 0
女性 2,926,729 0 1,916 17,065 64,460 86,002 220,057 517,725 1,191,016 729,615 98,873 0
合計 6,524,490 0 1,916 28,784 97,436 243,407 681,279 1,367,033 2,585,286 1,375,767 142,684 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道437,978
東北965,694
関東2,603,745
中部1,002,206
近畿733,436
中国・四国559,928
九州213,965
合計6,524,490
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道437,978
北東北278,429
南東北517,350
北関東460,614
南関東2,143,131
甲信越356,592
北陸35,496
東海641,161
関西702,393
中国407,785
四国152,143
北九州167,062
南九州46,903
沖縄0
合計6,524,490
都道府県別
都道府県名 合計
北海道437,978
青森県151,900
岩手県169,915
宮城県190,972
秋田県126,529
山形県18,599
福島県307,779
茨城県338,358
栃木県61,377
群馬県60,879
埼玉県440,033
千葉県267,332
東京都940,122
神奈川県495,644
新潟県213,405
富山県19,417
石川県16,079
福井県0
山梨県15,212
長野県127,975
岐阜県166,468
静岡県95,046
愛知県348,604
三重県31,043
滋賀県29,247
京都府82,858
大阪府294,559
兵庫県176,358
奈良県98,688
和歌山県20,683
鳥取県125,617
島根県20,799
岡山県9,657
広島県214,398
山口県37,314
徳島県14,850
香川県41,102
愛媛県45,222
高知県50,969
福岡県22,533
佐賀県10,264
長崎県43,482
熊本県61,367
大分県29,416
宮崎県21,793
鹿児島県25,110
沖縄県0
合計6,524,490
更新予告まとめ