薬剤詳細データ

一般名

ナテグリニド錠

製品名

ナテグリニド錠90mg「テバ」

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

ナテグリニド錠90mg「テバ」

yj-code

3969006F2050

添付文書No

3969006F1054_2_02

改定年月

2024-03

第1版

一般名

ナテグリニド錠

薬効分類名

速効型食後血糖降下剤


用法・用量

通常、成人にはナテグリニドとして1回90mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を120mgまで増量することができる。

効能・効果

2型糖尿病における食後血糖推移の改善ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られない場合に限る。①食事療法・運動療法のみ②食事療法・運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用③食事療法・運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用④食事療法・運動療法に加えてチアゾリジン系薬剤を使用

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤 ビグアナイド系薬剤α-グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。


アルドース還元酵素阻害剤


エパルレスタット


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


in vitro試験結果から、エパルレスタットとの併用により、本剤の血漿中濃度が最大で1.5倍に上昇する可能性が報告されている。


ピラゾロン系消炎剤


スルピリン水和物 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、腎排泄抑制、肝代謝抑制による。


サリチル酸製剤


アスピリン 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、サリチル酸製剤の血糖降下作用による。


フィブラート系薬剤


クロフィブラートベザフィブラート 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。


ミコナゾールフルコナゾールホスフルコナゾール


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制による。


プロベネシド


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


腎排泄抑制による。


クマリン系薬剤


ワルファリンカリウム


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝代謝抑制による。


サルファ剤


スルファメトキサゾール 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


血中蛋白との結合抑制、肝代謝抑制、腎排泄抑制による。


クロラムフェニコール


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝代謝抑制による。


β-遮断剤


プロプラノロール塩酸塩 等


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩ミノサイクリン塩酸塩 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


インスリン感受性促進による。


アドレナリン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。


ニコチン酸


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝でのブドウ糖の同化抑制による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。


イソニアジド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。


ピラジナミド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン塩酸塩 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン遊離抑制、副腎からのアドレナリン遊離による。


利尿剤


チアジド系クロルタリドン 等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。


フェニトイン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン分泌を直接抑制する。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺 等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。


血糖コントロール条件が変わることがある。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(0.1~5%未満)

-低血糖及び低血糖症状(空腹感、冷汗、めまい、ふらつき、動悸、脱力感、気分不良、ふるえ、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,,2: 肝機能障害、黄疸(各0.1%未満)

3: 心筋梗塞(頻度不明)

-外国において本剤投与例に心筋梗塞の発症が報告されている。4: 突然死(頻度不明)

-外国において本剤投与例に原因不明の突然死が報告されている。

副作用:その他副作用


代謝 -乳酸上昇、ピルビン酸上昇、尿酸上昇、血清カリウム上昇
消化器 -嘔気、放屁増加、腹部膨満感、胃もたれ感、腹痛、便秘、下痢-嘔吐、軟便-舌炎、口内炎、口渇
過敏症 -発疹、そう痒感-じん麻疹、多形紅斑
肝臓 -肝機能異常(γ-GTP上昇、LDH上昇、AST上昇、ALT上昇等)
腎臓 -腎機能障害
血液 -貧血、白血球減少、血小板減少
その他 -頭痛、動悸、めまい、倦怠感、体重増加、浮腫(顔面、下肢等)-胸部圧迫感、味覚異常、眠気、頻尿、ほてり、 熱感-勃起障害、筋痙攣、かすみ目

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 2,204,285 0 0 0 13,749 66,399 210,832 460,183 881,098 514,259 57,765 0
女性 1,387,897 0 0 1,092 9,337 30,544 86,800 218,266 540,108 407,130 93,426 1,194
合計 3,593,872 0 0 1,092 23,086 96,943 297,632 678,449 1,421,206 921,389 151,191 1,194
男性 2,204,285 0 0 0 13,749 66,399 210,832 460,183 881,098 514,259 57,765 0
女性 1,387,897 0 0 1,092 9,337 30,544 86,800 218,266 540,108 407,130 93,426 1,194
合計 3,593,872 0 0 1,092 23,086 96,943 297,632 678,449 1,421,206 921,389 151,191 1,194
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道70,699
東北429,104
関東1,171,765
中部607,176
近畿601,680
中国・四国442,537
九州270,911
合計3,593,872
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道70,699
北東北85,651
南東北240,754
北関東183,741
南関東988,024
甲信越110,527
北陸61,700
東海508,108
関西528,521
中国281,787
四国160,750
北九州209,335
南九州49,136
沖縄24,880
合計3,593,872
都道府県別
都道府県名 合計
北海道70,699
青森県58,775
岩手県102,699
宮城県79,204
秋田県26,876
山形県90,696
福島県70,854
茨城県81,292
栃木県33,739
群馬県68,710
埼玉県202,126
千葉県253,611
東京都289,310
神奈川県242,977
新潟県43,889
富山県15,914
石川県29,986
福井県15,800
山梨県38,820
長野県27,818
岐阜県106,894
静岡県92,255
愛知県235,800
三重県73,159
滋賀県34,468
京都府23,981
大阪府235,983
兵庫県168,797
奈良県50,654
和歌山県14,638
鳥取県17,752
島根県21,202
岡山県93,862
広島県90,189
山口県58,782
徳島県68,904
香川県29,020
愛媛県20,097
高知県42,729
福岡県76,858
佐賀県24,288
長崎県45,185
熊本県27,669
大分県35,335
宮崎県9,518
鹿児島県39,618
沖縄県12,440
合計3,593,872
更新予告まとめ