薬剤詳細データ

一般名

【般】ピオグリタゾン錠30mg

製品名

ピオグリタゾン錠30mg「杏林」

薬効名

糖尿病用剤

添付文書(抜粋)

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薬剤名

ピオグリタゾン錠30mg「杏林」

yj-code

3969007F2276

添付文書No

3969007F1270_1_11

改定年月

2023-11

一般名

ピオグリタゾン塩酸塩

薬効分類名

インスリン抵抗性改善剤


-2型糖尿病治療剤-


用法・用量

〈食事療法、運動療法のみの場合及び食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤又はα-グルコシダーゼ阻害剤若しくはビグアナイド系薬剤を使用する場合〉 通常、成人にはピオグリタゾンとして15~30mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、45mgを上限とする。 〈食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用する場合〉 通常、成人にはピオグリタゾンとして15mgを1日1回朝食前又は朝食後に経口投与する。なお、性別、年齢、症状により適宜増減するが、30mgを上限とする。

効能・効果

2型糖尿病ただし、下記のいずれかの治療で十分な効果が得られずインスリン抵抗性が推定される場合に限る。 1.①食事療法、運動療法のみ ②食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤を使用 ③食事療法、運動療法に加えてα-グルコシダーゼ阻害剤を使用 ④食事療法、運動療法に加えてビグアナイド系薬剤を使用 2.食事療法、運動療法に加えてインスリン製剤を使用

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


スルホニルウレア系薬剤ビグアナイド系薬剤速効型インスリン分泌促進薬α-グルコシダーゼ阻害剤DPP-4阻害剤GLP-1アナログ製剤インスリン製剤,,,


低血糖を発現するおそれがあるので、低用量から投与を開始するなど慎重に投与すること。


併用時には、血糖降下作用の増強により、低血糖のリスクが増加するおそれがある。


糖尿病用薬及びその血糖降下作用を増強又は減弱する薬剤を併用している場合


糖尿病用薬の血糖降下作用を増強する薬剤


β-遮断剤サリチル酸剤モノアミン酸化酵素阻害剤フィブラート系の高脂血症治療剤ワルファリン等


糖尿病用薬の血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン副腎皮質ホルモン甲状腺ホルモン等


左記の併用に加え更に本剤を併用する場合には、糖尿病用薬の使用上の注意に記載の相互作用に留意するとともに、本剤のインスリン抵抗性改善作用が加わることによる影響に十分注意すること。


血糖降下作用の増強又は減弱による。


リファンピシン等のCYP2C8を誘導する薬剤


リファンピシンと併用するとピオグリタゾンのAUCが54%低下するとの報告があるので、リファンピシンと併用する場合は血糖管理状況を十分に観察し、必要な場合には本剤を増量すること。


CYP2C8を誘導することにより、本剤の代謝が促進されると考えられる。


副作用:重大な副作用

1: 心不全(頻度不明)

-心不全が増悪あるいは発症することがあるので、浮腫、急激な体重増加、心不全症状・徴候(息切れ、動悸、心胸比増大、胸水等)がみられた場合には投与を中止し、ループ利尿剤等を投与するなど適切な処置を行うこと。特に心不全発症のおそれのある心疾患の患者に投与する際やインスリンと併用する際には、心不全の徴候に注意すること。,,,2: 浮腫(8.2%)

-循環血漿量の増加によると考えられる浮腫が認められた場合には、減量あるいは中止するなど適切な処置を行うこと。これらの処置によっても症状が改善しない場合には、必要に応じてループ利尿剤(フロセミド等)の投与等を考慮すること。,,,,,3: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、Al-P等の著しい上昇を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがある。4: 低血糖(0.1~5%未満)

-他の糖尿病用薬との併用で、低血糖症状があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合、本剤あるいは併用している糖尿病用薬を一時的に中止するかあるいは減量するなど慎重に投与すること。また、本剤の投与により低血糖症状が認められた場合には糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。なお、低血糖症状はインスリン併用時に多くみられている。,,,5: 横紋筋融解症(頻度不明)

-筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症があらわれることがある。6: 間質性肺炎(頻度不明)

-発熱、咳嗽、呼吸困難、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合には、速やかに胸部X線、胸部CT、血清マーカー等の検査を実施し、異常が認められた場合には、投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行うこと。7: 胃潰瘍の再燃(0.1%未満)

副作用:その他副作用


血液注1) -貧血、白血球減少、血小板減少
循環器 -血圧上昇、心胸比増大注2)、心電図異常注2)、動悸、胸部圧迫感、顔面潮紅
過敏症 -発疹、湿疹、そう痒
消化器 -悪心・嘔吐、胃部不快感、胸やけ、腹痛、腹部膨満感、下痢、便秘、食欲亢進、食欲不振
肝臓 -AST、ALT、Al-P、γ-GTPの上昇
精神神経系 -めまい、ふらつき、頭痛、眠気、倦怠感、脱力感、しびれ
その他 -LDH及びCKの上昇-BUN及びカリウムの上昇、総蛋白及びカルシウムの低下、体重及び尿蛋白の増加、息切れ-関節痛、ふるえ、急激な血糖下降に伴う糖尿病性網膜症の悪化-骨折注3)、糖尿病性黄斑浮腫の発症又は増悪注4)

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 580,399 0 0 1,893 10,033 37,700 107,483 146,278 188,846 81,097 7,069 0
女性 166,214 0 0 0 0 9,578 22,901 35,808 60,755 32,456 4,716 0
合計 750,341 0 0 1,893 10,033 47,278 130,384 182,086 249,601 113,553 11,785 0
男性 580,399 0 0 1,893 10,033 37,700 107,483 146,278 188,846 81,097 7,069 0
女性 166,214 0 0 0 0 9,578 22,901 35,808 60,755 32,456 4,716 0
合計 750,341 0 0 1,893 10,033 47,278 130,384 182,086 249,601 113,553 11,785 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道109,465
東北31,446
関東168,011
中部215,292
近畿129,066
中国・四国32,979
九州58,960
合計750,341
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道109,465
北東北22,433
南東北9,013
北関東28,323
南関東139,688
甲信越52,762
北陸19,231
東海187,003
関西85,362
中国20,091
四国12,888
北九州34,508
南九州23,217
沖縄2,470
合計750,341
都道府県別
都道府県名 合計
北海道109,465
青森県22,433
岩手県0
宮城県3,830
秋田県0
山形県2,555
福島県2,628
茨城県14,484
栃木県5,871
群馬県7,968
埼玉県24,015
千葉県21,386
東京都38,103
神奈川県56,184
新潟県21,810
富山県13,843
石川県4,336
福井県1,052
山梨県0
長野県30,952
岐阜県23,160
静岡県11,219
愛知県108,920
三重県43,704
滋賀県14,336
京都府5,176
大阪府28,442
兵庫県19,132
奈良県18,276
和歌山県0
鳥取県0
島根県1,153
岡山県3,236
広島県15,702
山口県0
徳島県0
香川県2,905
愛媛県8,015
高知県1,968
福岡県15,531
佐賀県6,395
長崎県1,256
熊本県3,481
大分県7,845
宮崎県9,688
鹿児島県13,529
沖縄県1,235
合計750,341
更新予告まとめ