薬剤詳細データ

一般名

【般】ミチグリニドCa錠10mg

製品名

グルファスト錠10mg

薬効名

糖尿病用剤

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薬剤名

グルファスト錠10mg

yj-code

3969008F2025

添付文書No

3969008F1029_1_23

改定年月

2020-04

一般名

グルファスト錠:日本薬局方ミチグリニドカルシウム錠グルファストOD錠:ミチグリニドカルシウム水和物口腔内崩壊錠

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進薬


用法・用量

通常、成人にはミチグリニドカルシウム水和物として1回10mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、患者の状態に応じて適宜増減する。

効能・効果

2型糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

糖尿病用薬


インスリン製剤


ビグアナイド系薬剤


α‐グルコシダーゼ阻害剤


DPP-4阻害剤


GLP-1受容体作動薬


SGLT2阻害剤


チアゾリジン系薬剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


作用機序が異なる薬理作用の相加作用による血糖降下作用の増強による。


サリチル酸製剤


アスピリン等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び抱合代謝阻害による。ただし、アスピリンとして1回量1500mgの併用時に影響する可能性があるが、低用量(アスピリンとして1回量300mg)では影響しない。


クロフィブラート等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害による。


サルファ剤


スルファメトキサゾール等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


血中蛋白との結合抑制及び代謝阻害による。


β‐遮断剤


プロプラノロール塩酸塩等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


肝臓における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


肝臓における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強により血糖が低下する。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


タンパク同化ホルモン剤が糖尿病患者のみに起こる血糖降下作用に加えて代謝抑制・排泄遅延説がある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリン塩酸塩


ミノサイクリン塩酸塩等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニターその他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。


特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


チアゾリジン系薬剤との併用時には、特に浮腫の発現に注意すること。


インスリン感受性促進による。


アドレナリン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


末梢でのグルコースの取り込み抑制及び肝臓での糖新生の促進により、血糖値を上昇させる。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝臓での糖新生促進、末梢組織でのインスリン感受性低下による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明


コルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化等が考えられる。


ニコチン酸


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


肝臓でのブドウ糖の同化抑制による。


イソニアジド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常による。


ピラジナミド


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


機序不明


血糖値のコントロールがむずかしいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン遊離抑制、副腎からのエピネフリン遊離による。


利尿剤


チアジド系等


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下による。


フェニトイン


経口血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。


食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。


併用時は血糖値コントロールに注意し頻回に血糖値を測定し、必要に応じ投与量を調節する。


インスリン分泌を直接抑制する。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与する。


血糖コントロール条件が変わることがある。


副作用:重大な副作用

1: 心筋梗塞(0.1%)

2: 低血糖(6.6%※)

-低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。また、1回5mgへの減量を検討するなど慎重に投与すること。,,,,,3: 肝機能障害(頻度不明)

-AST、ALT、γ-GTPの著しい上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがある。

副作用:その他副作用


代謝 -低血糖症状(眩暈、空腹感、振戦、脱力感、冷汗、発汗、悪寒、意識低下、倦怠感、動悸、頭重感、眼のしょぼしょぼ感、嘔気、気分不良、しびれ感、眠気、歩行困難、あくび等)
消化器 -口内炎、口渇、胸やけ、嘔気、嘔吐、胃不快感、胃炎、胃痛、胃潰瘍、胃腸炎、腹部膨満、腹痛、放屁増加、下痢、軟便、便秘、空腹感、食欲不振、食欲亢進-舌のしびれ
皮膚 -湿疹、そう痒、皮膚乾燥-発疹
筋骨格系 -背部痛、筋肉痛、関節痛、下肢痙直、筋骨格硬直
精神神経系 -頭痛、眩暈、眠気、不眠、しびれ感
耳 -耳痛
肝臓 -胆嚢ポリープ、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、総ビリルビン上昇
循環器 -心拡大、動悸、心室性期外収縮、高血圧悪化、血圧上昇
呼吸器 -咳、咽頭異和感、かぜ症候群
腎臓・泌尿器 -腎嚢胞、頻尿、尿蛋白、尿潜血
その他 -ピルビン酸上昇、BNP上昇-倦怠感、脱力感、冷汗、ほてり、浮腫、脱毛、眼のしょぼしょぼ感、胸部不快感、胸痛、右季肋部痛、四肢痛、体重増加、乳酸上昇、遊離脂肪酸上昇、総コレステロール上昇、LDL-コレステロール上昇、トリグリセリド上昇、尿酸上昇、CK上昇、カリウム上昇

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 11,240,850 0 1,155 9,947 53,194 334,590 1,066,894 2,023,804 4,475,910 2,938,622 336,734 0
女性 8,706,861 0 2,235 10,548 39,235 161,014 590,002 1,252,314 3,332,118 2,736,022 573,543 9,830
合計 19,948,606 0 3,390 20,495 92,429 495,604 1,656,896 3,276,118 7,808,028 5,674,644 910,277 9,830
男性 11,240,850 0 1,155 9,947 53,194 334,590 1,066,894 2,023,804 4,475,910 2,938,622 336,734 0
女性 8,706,861 0 2,235 10,548 39,235 161,014 590,002 1,252,314 3,332,118 2,736,022 573,543 9,830
合計 19,948,606 0 3,390 20,495 92,429 495,604 1,656,896 3,276,118 7,808,028 5,674,644 910,277 9,830
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道879,752
東北1,651,959
関東6,185,008
中部3,876,655
近畿3,033,589
中国・四国2,014,642
九州2,307,001
合計19,948,606
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道879,752
北東北382,537
南東北1,064,825
北関東998,608
南関東5,186,400
甲信越946,223
北陸454,862
東海2,790,997
関西2,718,162
中国1,224,004
四国790,638
北九州1,860,775
南九州386,678
沖縄119,096
合計19,948,606
都道府県別
都道府県名 合計
北海道879,752
青森県226,527
岩手県204,597
宮城県440,210
秋田県156,010
山形県274,625
福島県349,990
茨城県398,348
栃木県238,554
群馬県361,706
埼玉県941,160
千葉県1,119,768
東京都1,856,976
神奈川県1,268,496
新潟県404,010
富山県113,282
石川県238,804
福井県102,776
山梨県153,378
長野県388,835
岐阜県337,400
静岡県680,408
愛知県1,457,762
三重県315,427
滋賀県131,070
京都府335,236
大阪府1,183,864
兵庫県829,670
奈良県155,075
和歌山県83,247
鳥取県62,720
島根県72,778
岡山県355,216
広島県526,642
山口県206,648
徳島県175,010
香川県233,088
愛媛県275,026
高知県107,514
福岡県799,641
佐賀県164,632
長崎県305,338
熊本県303,820
大分県287,344
宮崎県179,330
鹿児島県207,348
沖縄県59,548
合計19,948,606
更新予告まとめ