薬剤詳細データ

一般名

【般】レパグリニド錠0.25mg

製品名

レパグリニド錠0.25mg「サワイ」

薬効名

糖尿病用剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

レパグリニド錠0.25mg「サワイ」

yj-code

3969013F1038

添付文書No

3969013F1038_1_04

改定年月

2024-03

第1版

一般名

レパグリニド

薬効分類名

速効型インスリン分泌促進剤


用法・用量

通常、成人にはレパグリニドとして1回0.25mgより開始し、1日3回毎食直前に経口投与する。維持用量は通常1回0.25~0.5mgで、必要に応じて適宜増減する。なお、1回量を1mgまで増量することができる。

効能・効果

2型糖尿病

相互作用:併用禁忌

相互作用:併用注意

10.2.1 血糖降下作用を増強する薬剤


糖尿病用薬


インスリン製剤ビグアナイド系薬剤α‐グルコシダーゼ阻害剤チアゾリジン系薬剤DPP-4阻害剤GLP-1受容体作動薬SGLT2阻害剤


イメグリミン塩酸塩 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


機序の異なる血糖降下作用が相加的に増強される。


β-遮断剤


プロプラノロール等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


モノアミン酸化酵素阻害剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


これらの薬剤の肝における糖新生の抑制及び末梢におけるインスリン感受性の増強作用による。


サリチル酸製剤


アスピリン等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


サリチル酸製剤の血糖降下作用による。


タンパク同化ホルモン剤


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


一部の糖尿病患者ではタンパク同化ホルモン剤により血糖低下作用を示すことがある。


テトラサイクリン系抗生物質


テトラサイクリンミノサイクリン 等


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


テトラサイクリン系抗生物質のインスリン感受性増強作用による。


シクロスポリン,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


シクロスポリンはCYP3A4及び肝取り込みトランスポーターOATP1B1を阻害し本剤の血中濃度を増加させる可能性がある。


デフェラシロクスクロピドグレルスルファメトキサゾール・トリメトプリムファビピラビル


,,


低血糖症状(空腹感、あくび、悪心、無気力、だるさ等の初期症状から、血圧上昇、発汗、ふるえ、顔面蒼白等の症状を経て意識消失、けいれん、昏睡にいたる)、血糖降下作用が増強されることがあるので、血糖値モニター、その他患者の状態を十分に観察し、必要であれば減量する。特に、インスリン製剤と併用する場合、低血糖のリスクが増加するおそれがある。併用時の低血糖のリスクを軽減するため、インスリン製剤の減量を検討すること。


CYP2C8阻害作用により、本剤の代謝が抑制されると考えられている。併用により、本剤の血中濃度が増加したとの報告がある。


10.2.2 血糖降下作用を減弱する薬剤


アドレナリン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


アドレナリンの末梢でのブドウ糖取り込み抑制、肝での糖新生促進、インスリン分泌抑制による。


副腎皮質ホルモン


メチルプレドニゾロン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


副腎皮質ホルモンの肝での糖新生促進作用及び末梢組織でのインスリン感受性低下作用による。


卵胞ホルモン


エチニルエストラジオール等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明であるが、卵胞ホルモンによるコルチゾール分泌変化、組織での糖利用変化、成長ホルモンの過剰産生、肝機能の変化、末梢でのインスリン感受性低下等が考えられている。


ニコチン酸


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


ニコチン酸の肝でのブドウ糖同化抑制による。


ピラジナミド


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


機序は不明ではあるが、ピラジナミド服用患者では血糖のコントロールがより難しいとの報告がある。


フェノチアジン系薬剤


クロルプロマジン等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェノチアジン系薬剤のインスリン遊離抑制作用及び副腎からのアドレナリン遊離作用による。


利尿剤


チアジド系等


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


利尿剤による血清カリウムの低下、インスリンの分泌障害、組織におけるインスリンの感受性低下が考えられている。


フェニトイン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


フェニトインはインスリン分泌を直接抑制する。


リファンピシン


血糖降下剤の効果を減弱させ、血糖値が上昇してコントロール不良になることがある。食後の血糖上昇が加わることによる影響に十分注意すること。併用する場合は頻回に血糖値を測定するなど血糖コントロールに注意し、必要に応じ投与量を調節すること。


リファンピシンの薬物代謝酵素誘導により、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。


10.2.3 その他


イソニアジド


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


イソニアジドは本剤の主要代謝酵素であるCYP2C8の阻害作用を有するため、本剤の血中濃度が上昇する可能性がある。また、イソニアジドの糖質代謝阻害により血糖値上昇及び耐糖能異常を引き起こす。


甲状腺ホルモン


乾燥甲状腺等


血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること。


甲状腺ホルモンは糖代謝全般に作用し血糖値を変動させると考えられている。


副作用:重大な副作用

1: 低血糖(15.1%)

-低血糖症状(めまい・ふらつき、ふるえ、空腹感、冷汗、意識消失等)があらわれることがある。低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行うこと。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること。,,,,,,2: 肝機能障害(0.4%)

3: 心筋梗塞(頻度不明)

-外国において心筋梗塞の発症が報告されている。

副作用:その他副作用


代謝 -血清カリウム上昇、尿酸上昇
消化器 -下痢、便秘、腹痛、悪心、腹部膨満感、逆流性食道炎、胃炎
精神神経系 -振戦、めまい・ふらつき、しびれ感、頭痛、眠気、イライラ感、浮遊感、集中力低下
過敏症 -じん麻疹、そう痒、発疹、紅斑
肝臓 -ビリルビン上昇、AST上昇、ALT上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇
腎臓 -クレアチニン上昇、BUN上昇
血液 -白血球増加
眼 -羞明、視野狭窄、霧視
循環器 -血圧上昇、期外収縮、動悸、頻脈
その他 -空腹感、倦怠感、脱力感、多汗、冷汗、浮腫、体重増加、ほてり、顔面蒼白、冷感、気分不良

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 38,961,046 0 4,498 60,726 408,561 1,808,329 5,261,111 8,455,694 14,190,138 7,920,674 847,506 3,809
女性 24,527,939 0 0 58,248 205,623 800,583 2,429,826 4,497,922 8,861,485 6,375,863 1,282,479 15,910
合計 63,492,561 0 4,498 118,974 614,184 2,608,912 7,690,937 12,953,616 23,051,623 14,296,537 2,129,985 19,719
男性 38,961,046 0 4,498 60,726 408,561 1,808,329 5,261,111 8,455,694 14,190,138 7,920,674 847,506 3,809
女性 24,527,939 0 0 58,248 205,623 800,583 2,429,826 4,497,922 8,861,485 6,375,863 1,282,479 15,910
合計 63,492,561 0 4,498 118,974 614,184 2,608,912 7,690,937 12,953,616 23,051,623 14,296,537 2,129,985 19,719
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道2,629,996
東北4,931,538
関東21,337,797
中部11,917,004
近畿10,787,725
中国・四国5,536,620
九州6,351,881
合計63,492,561
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道2,629,996
北東北1,346,906
南東北2,823,124
北関東3,316,119
南関東18,021,678
甲信越2,409,277
北陸1,819,320
東海8,691,639
関西9,784,493
中国3,409,222
四国2,127,398
北九州4,500,573
南九州1,592,894
沖縄516,828
合計63,492,561
都道府県別
都道府県名 合計
北海道2,629,996
青森県797,733
岩手県761,508
宮城県960,208
秋田県549,173
山形県822,876
福島県1,040,040
茨城県1,281,090
栃木県1,150,779
群馬県884,250
埼玉県3,830,722
千葉県2,903,937
東京都6,078,901
神奈川県5,208,118
新潟県818,957
富山県715,050
石川県710,792
福井県393,478
山梨県536,224
長野県1,054,096
岐阜県1,082,484
静岡県2,162,747
愛知県4,443,176
三重県1,003,232
滋賀県781,267
京都府1,285,597
大阪府4,404,421
兵庫県2,410,492
奈良県345,054
和歌山県557,662
鳥取県277,845
島根県221,544
岡山県1,232,965
広島県1,161,950
山口県514,918
徳島県626,624
香川県524,282
愛媛県682,052
高知県294,440
福岡県2,431,878
佐賀県433,228
長崎県348,274
熊本県777,684
大分県509,509
宮崎県661,270
鹿児島県931,624
沖縄県258,414
合計63,492,561
更新予告まとめ