薬剤詳細データ 一般名 エベロリムス 製品名 サーティカン錠0.25mg 薬効名 他に分類されない代謝性医薬品 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 サーティカン錠0.25mg yj-code 3999022F1028 添付文書No 3999022F1028_1_14 改定年月 2019-07 版 第1版 一般名 エベロリムス 薬効分類名 免疫抑制剤(mTOR阻害剤) 用法・用量 〈心移植〉 通常、成人にはエベロリムスとして1.5mgを、1日2回に分けて経口投与する。なお、開始用量は1日量として3mgまでを用いることができる。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。 〈腎移植〉 通常、成人にはエベロリムスとして1.5mgを、1日2回に分けて経口投与する。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。 〈肝移植〉 通常、成人にはエベロリムスとして2.0mgを、1日2回に分けて経口投与する。患者の状態やトラフ濃度によって適宜増減する。なお、原則、エベロリムスの投与開始は移植後4週以降とする。 効能・効果 下記の臓器移植における拒絶反応の抑制 心移植、腎移植、肝移植 相互作用:併用禁忌 生ワクチン(乾燥弱毒生麻しんワクチン、乾燥弱毒生風しんワクチン、経口生ポリオワクチン、乾燥BCG等)免疫抑制下で生ワクチンを接種すると発症するおそれがあるので併用しないこと。免疫抑制下で生ワクチンを接種すると増殖し、病原性をあらわす可能性がある。 相互作用:併用注意 リファンピシン本剤の血中濃度が低下することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。抗てんかん剤フェノバルビタールフェニトインカルバマゼピン等抗HIV剤エファビレンツネビラピン等本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。これらの薬剤の代謝酵素(CYP3A4等)誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。アゾール系抗真菌剤イトラコナゾールボリコナゾールフルコナゾール等本剤の血中濃度が上昇することがあるので、併用する場合には治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ使用すること。代謝酵素(CYP3A4等)の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。マクロライド系抗生物質エリスロマイシンクラリスロマイシン等カルシウム拮抗剤ベラパミルニカルジピンジルチアゼム等HIVプロテアーゼ阻害剤ネルフィナビルインジナビルホスアンプレナビルリトナビル等本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、併用する場合には血中濃度を参考に投与量を調節すること。代謝酵素(CYP3A4等)の抑制又は競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル本剤のAUCが27倍、Cmaxが4.7倍に上昇したとの報告がある。やむを得ない場合を除き併用は避けること。やむを得ず併用する場合には、本剤の血中濃度をモニタリングするなど患者の状態を慎重に観察し、副作用発現に十分注意すること。リトナビルのCYP3A4阻害作用により、本剤の代謝が阻害される。不活化ワクチン不活化インフルエンザワクチン等ワクチンの効果が得られないおそれがある。免疫抑制作用によってワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。セイヨウオトギリソウ(St.John’s Wort,セント・ジョーンズ・ワート)含有食品本剤の血中濃度が低下するおそれがあるので、本剤投与時はセイヨウオトギリソウ含有食品を摂取しないよう注意すること。セイヨウオトギリソウの代謝酵素誘導作用により本剤の代謝が促進されると考えられる。グレープフルーツジュース本剤の血中濃度が上昇するおそれがあるので、本剤服用時は飲食を避けることが望ましい。グレープフルーツジュースが腸管の代謝酵素を阻害することによると考えられる。シクロスポリンシクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤との併用により、本剤のバイオアベイラビリティが有意に増加したとの報告がある。シクロスポリンのマイクロエマルジョン製剤との併用に際しては7.2、7.4、7.6-7.8及び8.1、8.2項を参照し投与すること。代謝酵素(CYP3A4等)の競合により、本剤の代謝が阻害されると考えられる。抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリンサイモグロブリン過度の免疫抑制が起こることがある。海外で実施された新規心移植患者を対象とした臨床試験において、本剤、シクロスポリン(腎移植よりも高い血中トラフ濃度)及び副腎皮質ホルモン剤を併用し、サイモグロブリン(抗ヒト胸腺細胞ウサギ免疫グロブリン)導入療法を受けた患者集団において、移植後の3ヵ月間に重大な感染症の増加がみられた。特に過剰な免疫抑制状態となりやすい移植前の入院及び心室補助循環装置を必要とする患者においてより高い死亡率との関連が認められた。共に免疫抑制作用を有するため。ミダゾラム(経口剤:国内未販売)ミダゾラムの血中濃度が上昇するおそれがある。本剤がCYP3A4の基質となる薬剤の代謝を阻害し、血中濃度を上昇させる可能性がある。 副作用:重大な副作用 1: 腎障害(10.6%)-腎尿細管壊死等の腎障害があらわれることがある。蛋白尿が認められることがあり、本剤の血中濃度の上昇がリスクとして考えられている。2: 感染症(23.1%)-細菌、真菌あるいはウイルスによる重篤な感染症(肺炎、敗血症、尿路感染症、単純疱疹、帯状疱疹、腎盂腎炎等)を併発することがある。また、免疫抑制剤を投与されたB型又はC型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの再活性化による肝炎やC型肝炎の悪化があらわれることがある。強力な免疫抑制下では急激に重症化することがある。3: 移植腎血栓症(0.4%:腎移植患者での頻度)-腎移植患者において、腎の動脈及び静脈の血栓症のリスク増加により、多くは移植後30日以内に移植腎廃絶に至ったとの報告がある。本剤の投与に際しては、腎血流量の低下、尿量減少等異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。4: 肝動脈血栓症(0.2%:肝移植患者での頻度)-本剤の類薬(シロリムス)の肝移植患者を対象とした海外臨床試験において、肝動脈血栓症の発現頻度がシロリムスを投与しなかった対照群に比べて高く、その多くは移植後30日以内に発現し、移植肝廃絶や死亡に至った例も報告されている。5: 悪性腫瘍(1.8%)-悪性リンパ腫、リンパ増殖性疾患、悪性腫瘍(特に皮膚)があらわれることがある。6: 創傷治癒不良-創傷治癒不良(1.3%)や創傷治癒不良による創傷感染(1.0%)、瘢痕ヘルニア(0.7%)、創離開(0.6%)等の合併症があらわれることがある。7: 汎血球減少(1.0%)、白血球減少(8.6%)、貧血(6.3%)、血小板減少(5.8%)、好中球減少(0.9%)-血小板減少が生じた結果、消化管出血等の出血に至った症例も報告されている。8: 進行性多巣性白質脳症(PML)(頻度不明)-本剤の治療期間中及び治療終了後は患者の状態を十分に観察し、意識障害、認知障害、麻痺症状(片麻痺、四肢麻痺)、言語障害等の症状があらわれた場合は、MRIによる画像診断及び脳脊髄液検査を行うとともに、投与を中止し、適切な処置を行うこと。9: BKウイルス腎症(0.1%未満)10: 血栓性微小血管障害(0.7%)-溶血性尿毒症症候群(HUS:血小板減少、溶血性貧血、腎不全を主徴とする)、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)様症状(血小板減少、微小血管性溶血性貧血、腎機能障害、精神症状を主徴とする)等の血栓性微小血管障害があらわれることがある。11: 間質性肺疾患(間質性肺炎、肺臓炎)(0.6%)-死亡に至った例も報告されている。12: 肺胞蛋白症(0.1%未満)13: 心嚢液貯留(9.9%:心移植患者での頻度)-特に心移植患者において、心嚢液貯留があらわれることがある。14: 高血糖(1.0%)、糖尿病の発症(2.1%)又は増悪(頻度不明)15: 肺塞栓症(0.1%未満)、深部静脈血栓症(0.2%)16: 急性呼吸窮迫症候群(頻度不明)-急速に進行する呼吸困難、低酸素症、両側性びまん性肺浸潤影等の胸部X線異常等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 副作用:その他副作用 血液及びリンパ系障害 -凝血異常、溶血内分泌障害 -男性性腺機能低下(テストステロン減少、黄体形成ホルモン増加、卵胞刺激ホルモン増加)代謝及び栄養障害 -高脂血症(16.0%)、高コレステロール血症、高トリグリセリド血症-脂質異常症-低カリウム血症、高尿酸血症血管障害 -高血圧、リンパ嚢腫呼吸器、胸郭及び縦隔障害 -胸水、咳嗽-咽頭炎胃腸障害 -下痢-悪心、嘔吐、口内炎、口腔内潰瘍-腹痛、消化不良、膵炎肝胆道系障害 -肝機能検査値異常、肝障害-黄疸、肝炎皮膚及び皮下組織障害 -ざ瘡-血管神経性浮腫、発疹-白血球破砕性血管炎筋骨格系及び結合組織障害 -関節痛-筋痛腎及び尿路障害 -血中クレアチニン増加全身障害及び投与局所様態 -浮腫-発熱-疼痛神経系障害 -振戦その他 -無精子症、卵巣嚢胞 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 2,667,628 8,600 68,956 164,292 310,737 556,844 644,920 608,097 303,104 10,678 0 0 女性 1,571,530 20,767 57,527 80,301 160,780 347,891 392,366 356,394 158,842 9,695 0 0 合計 4,266,652 29,367 126,483 244,593 471,517 904,735 1,037,286 964,491 461,946 20,373 0 0 男性 2,667,628 8,600 68,956 164,292 310,737 556,844 644,920 608,097 303,104 10,678 0 0 女性 1,571,530 20,767 57,527 80,301 160,780 347,891 392,366 356,394 158,842 9,695 0 0 合計 4,266,652 29,367 126,483 244,593 471,517 904,735 1,037,286 964,491 461,946 20,373 0 0 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道325,935東北285,877関東1,380,651中部298,069近畿773,926中国・四国655,541九州546,653合計4,266,652 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道325,935北東北170,298南東北69,857北関東113,485南関東1,267,166甲信越59,946北陸51,394東海216,931関西743,724中国396,525四国259,016北九州428,578南九州61,428沖縄113,294合計4,266,652 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道325,935青森県2,380岩手県45,722宮城県29,447秋田県167,918山形県23,815福島県16,595茨城県34,496栃木県56,754群馬県22,235埼玉県88,372千葉県137,394東京都587,740神奈川県453,660新潟県11,673富山県27,488石川県13,978福井県9,928山梨県9,772長野県38,501岐阜県19,470静岡県40,636愛知県126,623三重県30,202滋賀県7,586京都府53,785大阪府220,201兵庫県413,877奈良県10,356和歌山県37,919鳥取県45,810島根県19,312岡山県192,313広島県60,309山口県78,781徳島県24,216香川県16,653愛媛県49,596高知県168,551福岡県217,957佐賀県28,003長崎県122,180熊本県14,860大分県45,578宮崎県22,585鹿児島県38,843沖縄県56,647合計4,266,652 単位:錠