薬剤名

ギリアデル脳内留置用剤7.7mg

yj-code

4219700X1020

添付文書No

4219700X1020_2_10

改定年月

2023-03

版

第1版

一般名

カルムスチン脳内留置用剤

薬効分類名

抗悪性腫瘍剤

用法・用量

通常、成人には、腫瘍切除腔の大きさや形状に応じて、本剤8枚（カルムスチンとして61.6mg）又は適宜減じた枚数を脳腫瘍切除術時の切除面を被覆するように留置する。

効能・効果

悪性神経膠腫

相互作用：併用禁忌

相互作用：併用注意

副作用：重大な副作用

1: 痙攣、大発作痙攣（いずれも頻度不明）

2: 脳浮腫（25.0%）、頭蓋内圧上昇（頻度不明）、水頭症（頻度不明）、脳ヘルニア（頻度不明）

3: 創傷治癒不良（頻度不明）

－創傷治癒に影響を及ぼす可能性が考えられ、脳脊髄液の漏出、創傷治癒遅延による創し開、創合併症があらわれることがある。4: 感染症（頻度不明）

－創傷感染、膿瘍、髄膜炎等の感染症があらわれることがある。5: 血栓塞栓症（頻度不明）

－脳梗塞、深部静脈血栓症、肺塞栓症等の血栓塞栓症があらわれることがある。6: 出血（頻度不明）

－腫瘍出血、脳出血、頭蓋内出血等の出血症状があらわれることがある。

副作用：その他副作用

全身症状 －発熱－低体温、浮腫－顔面浮腫、無力症、倦怠感、腫脹、腫瘤、嚢胞、疼痛、胸痛、体重減少
精神神経系 －頭痛、片麻痺－失語症、感覚鈍麻、記憶障害、半盲、単麻痺－錯乱状態、うつ病、解離、感情不安定、激越、幻覚、思考異常、人格障害、不安、失見当識、不眠症、妄想症、認知症、傾眠、昏迷、ジスキネジア、異常感覚、会話障害、協調運動異常、構語障害、昏睡、錯感覚、刺激無反応、視野欠損、振戦、脳神経麻痺、めまい、部分発作、片頭痛、末梢性ニューロパチー、嗜眠
感覚器 －斜視－眼筋麻痺、散瞳、視神経乳頭浮腫、視力障害、失明、弱視、複視、霧視、羞明、耳鳴
血液 －リンパ球数減少－血小板数減少、白血球数増加－白血球数減少、プロトロンビン量減少、汎血球減少症、貧血、血液量減少症
肝臓 －ALT増加－肝機能検査異常、Al-P増加
腎臓・泌尿器 －尿失禁－尿閉、膀胱感覚消失、頻尿、多尿、尿糖
循環器 －ショック、高血圧、低血圧、チアノーゼ、頻脈、心電図異常、心拍出量異常
消化器 －悪心、嘔吐、食欲減退－腹部不快感－下痢、便秘
皮膚 －そう痒症、皮膚変色、蕁麻疹、多汗症、発疹
筋骨格系 －筋攣縮、筋骨格硬直、頚部痛、背部痛、四肢痛、筋力低下
呼吸器 －しゃっくり、呼吸困難、誤嚥性肺炎
代謝・内分泌 －尿崩症、高血糖、脱水、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症
感染症 －敗血症、カンジダ症、帯状疱疹、尿路感染、蜂巣炎
その他 －不規則月経、CRP増加、CK増加－処置後血腫、切開部位痛、切開部位浮腫、切開部位紅斑、帽状腱膜下血腫、創腐敗、創部炎症、髄液貯留、脳室炎、嚢胞性リンパ管腫、髄液細胞増加