薬剤詳細データ 一般名 【般】カペシタビン錠300mg 製品名 カペシタビン錠300mg「JG」 薬効名 代謝拮抗剤 エビでやんす論文検索 添付文書(抜粋) 添付文書の抜粋となっています。 最新の添付文書はこちらよりご参照ください 薬剤名 カペシタビン錠300mg「JG」 yj-code 4223005F1073 添付文書No 4223005F1073_1_05 改定年月 2024-09 版 第2版 一般名 カペシタビン錠 薬効分類名 抗悪性腫瘍剤 用法・用量 手術不能又は再発乳癌にはA法又はB法を使用し、ラパチニブトシル酸塩水和物と併用する場合にはC法を使用する。結腸・直腸癌における補助化学療法にはB法を使用し、オキサリプラチンと併用する場合にはC法を使用する。治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌には他の抗悪性腫瘍剤との併用でC法又はE法を使用する。直腸癌における補助化学療法で放射線照射と併用する場合にはD法を使用する。胃癌には白金製剤との併用でC法を使用する。A法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、21日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。 体表面積 1回用量 1.31m2未満 900mg 1.31m2以上1.64m2未満 1,200mg 1.64m2以上 1,500mg B法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 体表面積 1回用量 1.33m2未満 1,500mg 1.33m2以上1.57m2未満 1,800mg 1.57m2以上1.81m2未満 2,100mg 1.81m2以上 2,400mg C法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 体表面積 1回用量 1.36m2未満 1,200mg 1.36m2以上1.66m2未満 1,500mg 1.66m2以上1.96m2未満 1,800mg 1.96m2以上 2,100mg D法:体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、5日間連日経口投与し、その後2日間休薬する。これを繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 体表面積 1回用量 1.31m2未満 900mg 1.31m2以上1.64m2未満 1,200mg 1.64m2以上 1,500mg E法: 体表面積にあわせて次の投与量を朝食後と夕食後30分以内に1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 体表面積 1回用量 1.31m2未満 900mg 1.31m2以上1.69m2未満 1,200mg 1.69m2以上2.07m2未満 1,500mg 2.07m2以上 1,800mg 効能・効果 手術不能又は再発乳癌 結腸・直腸癌 胃癌 相互作用:併用禁忌 テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤(ティーエスワン),,早期に重篤な血液障害や下痢、口内炎等の消化管障害等が発現するおそれがあるので、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤投与中及び投与中止後7日以内は本剤を投与しないこと。ギメラシルがフルオロウラシルの異化代謝を阻害し、血中フルオロウラシル濃度が著しく上昇する。 相互作用:併用注意 ワルファリンカリウム,併用開始数日後から本剤投与中止後1ヶ月以内の期間に血液凝固能検査値異常、出血の発現が報告されている。定期的に血液凝固能検査(プロトロンビン時間、INR等)を行い、必要に応じて適切な処置を行うこと。本剤が肝チトクロームP450(CYP2C9)の酵素蛋白合成系に影響し、酵素活性が低下している可能性が考えられている。フェニトインフェニトインの血中濃度が上昇したとの報告があるので、フェニトインの血中濃度の変化に注意すること。本剤が肝チトクロームP450(CYP2C9)の酵素蛋白合成系に影響し、酵素活性が低下している可能性が考えられている。トリフルリジン・チピラシル塩酸塩配合剤副作用が増強するおそれがある。フッ化ピリミジン系抗悪性腫瘍剤の代謝に影響を及ぼす可能性がある。 副作用:重大な副作用 1: 脱水症状(頻度不明注1))-激しい下痢(初期症状:腹痛、頻回の軟便等)があらわれ脱水症状まで至ることがある。このような症状があらわれた場合には、投与を中止し補液、電解質投与等の適切な処置を行うこと。2: 手足症候群(Hand-foot syndrome)(頻度不明注1))-手掌及び足底に湿性落屑、皮膚潰瘍、水疱、疼痛、知覚不全、有痛性紅斑、腫脹等の手足症候群があらわれることがある。3: 心障害(頻度不明注1))-心筋梗塞、狭心症、律動異常、心停止、心不全、突然死、心電図異常(心房性不整脈、心房細動、心室性期外収縮等)等の心障害があらわれることがある。4: 肝障害、黄疸(頻度不明注1))-肝機能検査値異常、黄疸を伴う肝障害があらわれ、肝不全に至った症例も報告されている。なお、肝機能検査値異常を伴わない黄疸があらわれることが報告されている。5: 腎障害(頻度不明)-腎機能検査値異常を伴う腎障害があらわれることがある。6: 骨髄抑制(頻度不明注1))-汎血球減少、顆粒球減少等の骨髄抑制が、また、骨髄抑制の持続により易感染症、敗血症等があらわれることがある。,7: 口内炎(頻度不明注1))-口内炎(粘膜炎、粘膜潰瘍、口腔内潰瘍等)があらわれることがある。有痛性の紅斑、口内潰瘍、舌潰瘍等が認められた場合には、投与を中止し適切な処置を行うこと。8: 間質性肺炎(頻度不明)-間質性肺炎(初期症状:咳嗽、息切れ、呼吸困難、発熱等)があらわれることがある。異常が認められた場合には投与を中止し、胸部X線等の検査を行い、副腎皮質ホルモン剤を投与するなど適切な処置を行うこと。9: 重篤な腸炎(頻度不明)-出血性腸炎、虚血性腸炎、壊死性腸炎等があらわれることがある。激しい腹痛・下痢・血便等の症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。10: 重篤な精神神経系障害(白質脳症等)(頻度不明)-歩行障害、麻痺、錐体外路症状、失調、協調運動障害、平衡障害、構音障害、意識障害、嗜眠、錯乱、健忘、指南力低下、知覚障害、尿失禁等があらわれることがある。また、このような症状が白質脳症等の初期症状としてあらわれることがある。11: 血栓塞栓症(頻度不明)-深部静脈血栓症、脳梗塞、肺塞栓症等があらわれることがある。12: 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明)13: 溶血性貧血(頻度不明) 副作用:その他副作用 単剤療法における報告 精神神経系 -味覚異常、頭痛、浮動性めまい-不眠症、うつ病、錯感覚消化器 -悪心(33.2%)、食欲不振(30.5%)、嘔吐-便秘、腹痛、上腹部痛、口唇炎-消化不良、鼓腸、食道炎、十二指腸炎、胃腸出血、胃炎、口内乾燥、軟便、口渇、胃不快感循環器 -胸痛、下肢浮腫、心筋症、心筋虚血、頻脈呼吸器 -咳嗽-呼吸困難血液 -赤血球数減少(26.2%)、白血球数減少(24.8%)、リンパ球数減少(21.5%)、ヘモグロビン減少-ヘマトクリット減少、血小板数減少、単球数増加、プロトロンビン時間延長、好中球数減少-貧血皮膚 -色素沈着障害-発疹、脱毛症-爪の異常(爪甲離床症、脆弱爪、爪変色、爪ジストロフィー等)、紅斑性皮疹、皮膚亀裂、光線過敏、放射線照射リコール症候群、皮膚乾燥、剥脱性皮膚炎、皮膚落屑、そう痒症、皮膚炎眼 -眼障害(結膜炎、角膜炎、眼刺激等)、流涙増加肝臓・腎臓 -血中ビリルビン増加(24.2%)、AST増加、LDH増加、ALT増加、Al-P増加-尿沈渣陽性、蛋白尿、BUN増加、尿中ブドウ糖陽性-肝機能異常、血中クレアチニン増加その他 -倦怠感、体重減少、発熱、血中ブドウ糖増加-鼻咽頭炎、体重増加、疲労、背部痛、血中アルブミン減少、関節痛、血圧上昇-無力症、脱力、四肢痛、電解質異常、胸痛、筋痛、高トリグリセリド血症他の抗悪性腫瘍剤との併用投与時における報告 精神神経系 -神経毒性(末梢性感覚ニューロパシー、末梢性運動ニューロパシー等)(93.9%)、味覚異常(32.3%)、神経痛-浮動性めまい、頭痛、不眠症-錯感覚、異常感覚、感覚鈍麻消化器 -悪心(82.9%)、食欲不振(75.0%)、嘔吐(40.9%)、便秘、腹痛-口唇炎、胃不快感、下腹部痛、歯周病、歯痛、歯肉出血、上腹部痛、齲歯、歯肉炎-消化不良、口内乾燥呼吸器 -鼻出血-鼻漏、発声障害、鼻粘膜障害、咽喉痛、しゃっくり-呼吸困難血液 -好中球数減少(66.5%)、血小板数減少(35.4%)、白血球数減少-ヘモグロビン減少、貧血、リンパ球数減少-発熱性好中球減少症皮膚 -色素沈着障害(35.4%)、発疹-爪の障害、脱毛症、爪囲炎、蕁麻疹、皮膚乾燥、そう痒症眼 -流涙増加、霧視肝臓・腎臓 -蛋白尿、AST増加、肝機能異常-血尿、ALT増加、血中ビリルビン増加、Al-P増加、γ-GTP増加、血中アルブミン減少その他 -疲労(57.9%)、注射部位反応(疼痛、血管炎、紅斑、腫脹等)(40.9%)、過敏症、倦怠感、体重減少-背部痛、胸部不快感、潮紅、膀胱炎、高血圧、発熱、上気道感染(鼻咽頭炎等)、四肢痛、浮腫、関節痛、筋骨格痛、起立性低血圧、血中リン減少、CRP増加、頻脈-無力症、温度変化不耐症、低カリウム血症、顎痛、低ナトリウム血症、悪寒、粘膜の炎症、口腔カンジダ症、疼痛、高トリグリセリド血症 年代別 ※令和4年度データ 性別・年代別 区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~ 男性 1,627,194 0 0 10,464 20,936 116,193 298,633 493,629 540,196 145,365 1,778 0 女性 1,358,424 0 1,078 5,380 43,019 145,592 281,047 349,090 404,989 125,653 2,576 0 合計 2,987,814 0 1,078 15,844 63,955 261,785 579,680 842,719 945,185 271,018 4,354 0 男性 1,627,194 0 0 10,464 20,936 116,193 298,633 493,629 540,196 145,365 1,778 0 女性 1,358,424 0 1,078 5,380 43,019 145,592 281,047 349,090 404,989 125,653 2,576 0 合計 2,987,814 0 1,078 15,844 63,955 261,785 579,680 842,719 945,185 271,018 4,354 0 単位:錠 性別・年代別グラフ 単位:錠 都道府県別 ※令和4年度データ 地方区分別(7) 地方区分名 合計 北海道154,313東北268,932関東1,451,649中部325,163近畿498,933中国・四国147,865九州139,671合計2,987,814 単位:錠 地方区分別(14) 地方区分名 合計 北海道154,313北東北55,366南東北135,380北関東191,490南関東1,260,159甲信越111,739北陸21,226東海227,095関西464,036中国109,082四国38,783北九州107,282南九州32,389沖縄0合計2,987,814 単位:錠 都道府県別 都道府県名 合計 北海道154,313青森県3,444岩手県78,186宮城県94,250秋田県51,922山形県36,244福島県4,886茨城県42,732栃木県88,127群馬県60,631埼玉県90,922千葉県385,991東京都485,754神奈川県297,492新潟県49,856富山県0石川県7,868福井県13,358山梨県15,100長野県46,783岐阜県25,819静岡県30,681愛知県135,698三重県34,897滋賀県29,755京都府52,230大阪府170,846兵庫県173,077奈良県0和歌山県38,128鳥取県29,022島根県45,139岡山県9,936広島県24,985山口県0徳島県1,558香川県12,424愛媛県17,570高知県7,231福岡県30,742佐賀県0長崎県59,100熊本県1,708大分県15,732宮崎県19,705鹿児島県12,684沖縄県0合計2,987,814 単位:錠