薬剤詳細データ

一般名

ゲムシタビン塩酸塩

製品名

ゲムシタビン点滴静注用1g「NK」

薬効名

代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤

添付文書(抜粋)

添付文書の抜粋となっています。

最新の添付文書はこちらよりご参照ください

薬剤名

ゲムシタビン点滴静注用1g「NK」

yj-code

4224403D2070

添付文書No

4224403D1073_1_14

改定年月

2023-12

第1版

一般名

ゲムシタビン塩酸塩

薬効分類名

代謝拮抗性抗悪性腫瘍剤


用法・用量

〈膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、がん化学療法後に増悪した卵巣癌、再発又は難治性の悪性リンパ腫〉 通常、成人にはゲムシタビンとして1回1000mg/m2を30分かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続し、4週目は休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。 〈非小細胞肺癌〉 通常、成人にはゲムシタビンとして1回1000mg/m2を30分かけて点滴静注し、週1回投与を3週連続し、4週目は休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。シスプラチンと併用する場合は、ゲムシタビンとして1回1250mg/m2を30分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬を1コースとすることもできる。なお、患者の状態により適宜減量する。 〈手術不能又は再発乳癌〉 通常、成人にはゲムシタビンとして1回1250mg/m2を30分かけて点滴静注し、週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1コースとして投与を繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量する。

効能・効果

非小細胞肺癌、膵癌、胆道癌、尿路上皮癌、手術不能又は再発乳癌、がん化学療法後に増悪した卵巣癌、再発又は難治性の悪性リンパ腫

相互作用:併用禁忌

胸部放射線照射


,


外国の臨床試験で本剤(1000mg/m2/日を週1回放射線照射前に投与)と胸部への根治的放射線療法(2Gy/日を週5回)を6週連続して併用した場合に、重篤な食道炎、肺臓炎が発現し、死亡に至った例が報告されている。放射線照射を併用した場合の本剤の至適用量は確立されていないので、放射線増感作用を期待する胸部への放射線療法との同時併用は避けること。


基礎試験で本剤は濃度依存的に放射線照射の効果を増強し、本剤による放射線感受性増加が認められている。


相互作用:併用注意

腹部放射線照射


腹部放射線療法(体外照射)と同時併用する場合、重篤となる局所の合併症が発現することがある。なお、術中放射線照射と併用した際の本剤の安全性は確認されていない。


基礎試験で本剤は濃度依存的に放射線照射の効果を増強し、本剤による放射線感受性増加が認められている。


他の抗悪性腫瘍剤


アルキル化剤


代謝拮抗剤


抗生物質


アルカロイド等


骨髄抑制が増強されることがある。


両剤とも骨髄抑制を有している。


副作用:重大な副作用

1: 骨髄抑制

-白血球減少(72.6%、ただし、2000/μL未満の減少は17.5%)、好中球減少(69.2%、ただし、1000/μL未満の減少は32.1%)、血小板減少(41.4%、ただし、5万/μL未満の減少は4.2%)、貧血[ヘモグロビン減少(66.5%、ただし、8.0g/dL未満の減少は13.1%)、赤血球減少(52.6%)]等があらわれることがある。なお、高度な白血球減少に起因したと考えられる敗血症による死亡例が報告されている。,,,,,,2: 間質性肺炎(1.0%)

-間質性肺炎の発症あるいは急性増悪が疑われた場合には、直ちに本剤による治療を中止し、ステロイド治療等の適切な処置を行うこと。間質性肺炎に起因したと考えられる死亡例が報告されている。,,,,3: アナフィラキシー(0.2%)

-呼吸困難、血圧低下、発疹等の症状があらわれることがある。4: 心筋梗塞(0.2%)

5: うっ血性心不全(頻度不明)

6: 肺水腫(頻度不明)

7: 気管支痙攣(頻度不明)

8: 成人呼吸促迫症候群(ARDS)(頻度不明)

9: 腎不全(頻度不明)

-,,10: 溶血性尿毒症症候群(0.2%)

-血小板減少、ビリルビン上昇、クレアチニン上昇、BUN上昇、LDH上昇を伴う急速なヘモグロビン減少等の微小血管症性溶血性貧血の兆候が認められた場合には、投与を中止すること。腎不全は投与中止によっても不可逆的であり、透析療法が必要となることもある。,,11: 皮膚障害(頻度不明)

-重篤な皮膚障害(紅斑、水疱、落屑等)があらわれることがある。12: 肝機能障害、黄疸(頻度不明)

-AST、ALT、Al-Pの上昇等の重篤な肝機能障害、黄疸があらわれることがある。,,13: 白質脳症(可逆性後白質脳症症候群を含む)(頻度不明)

-高血圧、痙攣、頭痛、視覚異常、意識障害等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

副作用:その他副作用


循環器 -頻脈、血圧上昇-血圧低下、狭心痛、動悸、心室性期外収縮、発作性上室頻拍、心電図異常(ST上昇)
呼吸器 -呼吸困難、高炭酸ガス血症、低酸素血、咳嗽-PIE(肺好酸球浸潤)症候群、喘鳴、喀痰、息切れ
腎臓 -総蛋白低下、電解質異常、アルブミン低下-BUN上昇、蛋白尿、血尿、クレアチニン上昇-乏尿
消化器 -食欲不振、悪心・嘔吐-下痢、便秘、口内炎、胃部不快感-歯肉炎
肝臓 -AST上昇、ALT上昇、-ビリルビン上昇、A/G比低下、γ-GTP上昇、ウロビリン尿
精神神経系 -頭痛、めまい、不眠、知覚異常-嗜眠、しびれ
皮膚 -発疹-脱毛、そう痒感-蕁麻疹
注射部位 -注射部位反応(静脈炎、疼痛、紅斑)
血管障害 -末梢性血管炎-末梢性壊疽
その他 -疲労感、発熱、血小板増加-体重減少、尿糖陽性、好酸球増多、関節痛、悪寒、味覚異常、鼻出血、倦怠感、浮腫、CRP上昇、体重増加、疼痛、ほてり、胸部不快感-眼底出血、体温低下、耳鳴り、眼脂、無力症、顔面浮腫-インフルエンザ様症状(倦怠感、無力症、発熱、頭痛、悪寒、筋痛、発汗、鼻炎等)、放射線照射リコール反応

年代別 ※令和4年度データ

性別・年代別
区分 合計 0歳~ 10歳~ 20歳~ 30歳~ 40歳~ 50歳~ 60歳~ 70歳~ 80歳~ 90歳~ 100歳~
男性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
女性 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合計 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
性別・年代別グラフ

都道府県別 ※令和4年度データ

地方区分別(7)
地方区分名 合計
北海道0
東北0
関東0
中部0
近畿0
中国・四国0
九州0
合計0
地方区分別(14)
地方区分名 合計
北海道0
北東北0
南東北0
北関東0
南関東0
甲信越0
北陸0
東海0
関西0
中国0
四国0
北九州0
南九州0
沖縄0
合計0
都道府県別
都道府県名 合計
北海道0
青森県0
岩手県0
宮城県0
秋田県0
山形県0
福島県0
茨城県0
栃木県0
群馬県0
埼玉県0
千葉県0
東京都0
神奈川県0
新潟県0
富山県0
石川県0
福井県0
山梨県0
長野県0
岐阜県0
静岡県0
愛知県0
三重県0
滋賀県0
京都府0
大阪府0
兵庫県0
奈良県0
和歌山県0
鳥取県0
島根県0
岡山県0
広島県0
山口県0
徳島県0
香川県0
愛媛県0
高知県0
福岡県0
佐賀県0
長崎県0
熊本県0
大分県0
宮崎県0
鹿児島県0
沖縄県0
合計0
更新予告まとめ